Keith Richards - Main Offender
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Keith Richards - Main Offender (1992)

ネットで大体の情報は手に入るけど、誰かの複製みたいな情報が大半を占めていて、それが濃い情報ならそれで良いが、概ね細かい情報なハズもなく大局的なものばかり。アルバムで言えば、どの曲を誰がどのパートを担当しているか、とか歌っているかなどきちんと書いているトコロの情報がアチコチで見られるハズもなく、余程のマニアのトコロに行かない限りそういう普通の情報が手に入らないのが現状。これで情報過多時代とは良く言ったものだが、情報過多なのは間違いない。ただ、偏った情報しかなく、きちんとした情報を探すのがより一層大変になっているという次第。アルバムやCDを買っているウチはまだクレジットレベルまでなら書いてあったりするから分かる部分も多いけど、DL時代になるとそれすらもままならない状態。そこで詳しい情報はオフィシャルサイトへ、となるだけど売るための情報しかないから普通に欲しい情報がない。ファンなら聴いて一発で分かれよ、って話かもしれないけど。
キース・リチャーズが1992年にリリースしたソロ作第二弾アルバム「Main Offender」。ファーストアルバム「Talk Is Cheap」リリースの背景にはストーンズ再開不能というテーマがあったから周囲の期待も本人の意向もストーンズに負けない作品という意思があったみたいだけど、無事にストーンズが復帰した90年代初頭になり、やや時間の隙間が開いた頃に作ったアルバムなのでそれほど気合を入れ込んだ作品というワケにはいかなかった、と思われたのが一般論。自分もリアルタイムでこの「Main Offender」を聴いた時には割とかったるい作品と言うくらいにしか聴いてなかったのでまともに評価してなかったが、音楽やアルバムは残るものなので、やはり歴史的に聴いてみればそういう印象も異なっていくものだ、と勝手に自分で理由を付けている次第。
いや〜、「Main Offender」を聴いてたらエラくかっこ良くて、当時かったるいな、などと思ってた自分の若さが可愛く思えてしまった。冒頭の「999」からしてカッチョ良いんじゃないか、と。そこでふと思ったのが、ギターが二本入ってるからどちらもキースだとばかり思ってたらそうでもなく、X-Pensive Winosの名義だからWaddy Watchtelもギター弾いてて、それがどの部分なんだ?と思って冒頭の話になった。この手の絡みのギターカッティングだとキースお得意だけど、どうにも音が怪しいし、カッティングのタイミングもちょいと違う気がする、なんて思ってしまったから、曲としてはソリッドでカッコ良いギターのカッティングだから良いけど、何かふと思ったワケ。ニッチなファンなら当たり前に知ってる話かもしれないけど、たまにしかキースのアルバムを聴かない、いい加減なリスナーとしてはちょいと不思議に思った次第。
そんな不思議な事も思いつつ、R&Rからレゲエもありのかったるい気怠さが心地良い「Main Offender」という作品。時代的には全然マッチしてなかったとは思うけど、キースの音の感性や感覚はさすがだなと今にして思う作品です。


ネットで大体の情報は手に入るけど、誰かの複製みたいな情報が大半を占めていて、それが濃い情報ならそれで良いが、概ね細かい情報なハズもなく大局的なものばかり。アルバムで言えば、どの曲を誰がどのパートを担当しているか、とか歌っているかなどきちんと書いているトコロの情報がアチコチで見られるハズもなく、余程のマニアのトコロに行かない限りそういう普通の情報が手に入らないのが現状。これで情報過多時代とは良く言ったものだが、情報過多なのは間違いない。ただ、偏った情報しかなく、きちんとした情報を探すのがより一層大変になっているという次第。アルバムやCDを買っているウチはまだクレジットレベルまでなら書いてあったりするから分かる部分も多いけど、DL時代になるとそれすらもままならない状態。そこで詳しい情報はオフィシャルサイトへ、となるだけど売るための情報しかないから普通に欲しい情報がない。ファンなら聴いて一発で分かれよ、って話かもしれないけど。
キース・リチャーズが1992年にリリースしたソロ作第二弾アルバム「Main Offender」。ファーストアルバム「Talk Is Cheap」リリースの背景にはストーンズ再開不能というテーマがあったから周囲の期待も本人の意向もストーンズに負けない作品という意思があったみたいだけど、無事にストーンズが復帰した90年代初頭になり、やや時間の隙間が開いた頃に作ったアルバムなのでそれほど気合を入れ込んだ作品というワケにはいかなかった、と思われたのが一般論。自分もリアルタイムでこの「Main Offender」を聴いた時には割とかったるい作品と言うくらいにしか聴いてなかったのでまともに評価してなかったが、音楽やアルバムは残るものなので、やはり歴史的に聴いてみればそういう印象も異なっていくものだ、と勝手に自分で理由を付けている次第。
いや〜、「Main Offender」を聴いてたらエラくかっこ良くて、当時かったるいな、などと思ってた自分の若さが可愛く思えてしまった。冒頭の「999」からしてカッチョ良いんじゃないか、と。そこでふと思ったのが、ギターが二本入ってるからどちらもキースだとばかり思ってたらそうでもなく、X-Pensive Winosの名義だからWaddy Watchtelもギター弾いてて、それがどの部分なんだ?と思って冒頭の話になった。この手の絡みのギターカッティングだとキースお得意だけど、どうにも音が怪しいし、カッティングのタイミングもちょいと違う気がする、なんて思ってしまったから、曲としてはソリッドでカッコ良いギターのカッティングだから良いけど、何かふと思ったワケ。ニッチなファンなら当たり前に知ってる話かもしれないけど、たまにしかキースのアルバムを聴かない、いい加減なリスナーとしてはちょいと不思議に思った次第。
そんな不思議な事も思いつつ、R&Rからレゲエもありのかったるい気怠さが心地良い「Main Offender」という作品。時代的には全然マッチしてなかったとは思うけど、キースの音の感性や感覚はさすがだなと今にして思う作品です。
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