Ronnie Lane - Ronnie Lane's Slim Chance

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Ronnie Lane - Ronnie Lane's Slim Chance (1975)
Ronnie Lane's Slim Chance Ronnie Lane's Slim Chance

 Small Faces、Facesとバンドが続く中、才能に恵まれつつももっと才能あふれるミュージシャンとバンドを組んでいたが故に目立つ機会がそう多くは見かけられなかったロニー・レイン、その才能が注目されたのはバンドがどれも解散した後だったかもしれない。そういうミュージシャンって結構いるんだろうなぁと改めて思うんだけど、まぁ、運命か。スティーブ・マリオットの影になり、ロッド・スチュワートとロン・ウッドの影になり、ようやく自身の思うままのアルバムを創りだしたのが1974年から、その時にはFaces時代に既にアルバムの中でリリースしていた楽曲を再録して自分のやりたかったアレンジ出していたりするが、それはセカンドアルバム「Ronnie Lane's Slim Chance」でもあって、余程色々な楽曲を自分の色にしたかったんだろうなと。

 1975年にリリースされたロニー・レインのスリムチャンス名義でのセカンドアルバム「Ronnie Lane's Slim Chance」。Small Faces、Facesと熱いロックを思うと、時代もあるのか…いや、クラプトンなんかも同じだけどさ、妙にレイドバックした、もしくはスワンプなカントリーチックな望郷を求めるかのようなアルバムの作風で、それはそれでファンを獲得しているんだけど、自分的にはあまり聴く類の音ではないな。巷ではロニー・レインのソロ作のどれもが名盤だ、みたいな扱いを受けていたりするので評価は高いんだけどね。まぁ、そのヘンは好みもあって、しょうがないところだろうけど、英国スワンプと言うか、この類の英国ロックの中ではそりゃかなり水準高いのは間違いない。洗練されているっつうか、カラフルな音を使ってのレイドバック作品だから単にノスタルジーってワケじゃない。

 なんかねぇ…、悲しいんだよ、こういうの聴いてると。アルバム中数曲がこういうのなら光るんだけど、アルバム全編だとちょっと最後に物哀しくなっちゃって…、そういうトコロが英国的でもあるんだが…、そう思わせてしまうトコロがプロなんだろうな。ちょいと調べてみればカバー曲が結構多いらしいので、元々のアメリカのカントリー系の音としてはそんなに暗くないんだろうけど、ロニー・レインのフィルターを経由するからなのか、切なさを付帯してしまうんだな。それもまたロニー・レインの個性。出来映えはもちろん秀逸で聴いてみる価値は存分にあります。





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フレ
Posted byフレ

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