Stud - Stud
2 Comments
Stud - Stud (1971)

ちょいと寄り道して(笑)…、ロリー・ギャラガーがソロ活動する前に組んでいたバンドがテイストというバンドで、「ワイト島のテイスト」なんてのが一番有名だったり熱いライブだったりするんだが、その後解散してソロへ進むロリー・ギャラガー。そして英国ロック系の面白いのはこのテイストのリズム隊が次に組んだバンド、とかもきちんと残されていたりして、また、組む面々も同時代のバンドのメンバーだったりして奥深い交流の輪が見えてきたりする深い森の世界に突入するのだが、これがまたですね、ジム・クリーガンという知る人ぞ知る…と言うか、相当後にメジャーになる活動をする人なんだがご存知?んな人少ないだろうな(笑)。ロッド・スチュワートとかさ…、ま、そうか、って?
そんなミュージシャンの中から愛されるミュージシャンのジム・クリーガンがテイストのリズム隊と組んで世に出てきたバンドがこのStudというバンド。えっと、ジム・クリーガンって人はギターと歌な人で、元々Blossom Toesというバンドのメインシンガーな人です。でも、自分の中ではこのジム・クリーガンのBlossom Toesってサイケバンドというイメージしかないので、どうにもブルース魂溢れるテイストのリズム隊と一緒にやるってのはイメージ付かなかったんだよな。でも、モノの本を見れば名盤とまで書かれていたりして、どんなんだろ?って思ってた。ただ、今と違って早々簡単に手に入るようなシロモノじゃなかったから探しても探しても見つからなくて、セカンドの「セプテンバー」は6千円くらいでアナログ見つけたことあるけどその時買えなくて、結局ファーストの「Stud」はまるで見つからなかった。なのでCD時代になってからようやく聴けたのです。
「馬ジャケに間違いなし」という格言通り、70年代ロックを語るには実に名盤…っつうか70年代の象徴でもあるかのような音で、トリオ演奏のハードなプレイが聴けます。なんであのサイケデリックバンドのギタリストがこんなハードなロックができるんだ?と思いながらもリズム隊のこなれたプレイとともにグイグイと引っ張っていくプレイが堪らない。ジム・クリーガンはやはり只者ではないってのが一発でわかるクリームタイプのサウンドで、テイストリズム隊からしたらロリー・ギャラガーの代りに弾いてくれている人、ってなモンだろうか。ただインタープレイの中で恐ろしくサイケデリックになる曲とかもあって、その辺はやはりBlossomToesの流れかな〜なんてのもあって面白い。ブルースとサイケの合流点だけど70年代に突入だからブルースロックに入っている音で、相当カッコ良い。6曲入りでそれぞれの曲が長いインタープレイ中心ってのもこの辺が好きな人間を擽るものだ。
ゲストっつうか次のアルバムでのメンバーとなるバイオリニストのジョン・ヴェイダーも参加しているようで、目立たないけど味を添えているのもStudの魅力。こういうバンドがなかなか長続きしないんだよなぁ、この時代。凄く好みな音に驚いたもんな。CDリリースあって良かった〜って。


ちょいと寄り道して(笑)…、ロリー・ギャラガーがソロ活動する前に組んでいたバンドがテイストというバンドで、「ワイト島のテイスト」なんてのが一番有名だったり熱いライブだったりするんだが、その後解散してソロへ進むロリー・ギャラガー。そして英国ロック系の面白いのはこのテイストのリズム隊が次に組んだバンド、とかもきちんと残されていたりして、また、組む面々も同時代のバンドのメンバーだったりして奥深い交流の輪が見えてきたりする深い森の世界に突入するのだが、これがまたですね、ジム・クリーガンという知る人ぞ知る…と言うか、相当後にメジャーになる活動をする人なんだがご存知?んな人少ないだろうな(笑)。ロッド・スチュワートとかさ…、ま、そうか、って?
そんなミュージシャンの中から愛されるミュージシャンのジム・クリーガンがテイストのリズム隊と組んで世に出てきたバンドがこのStudというバンド。えっと、ジム・クリーガンって人はギターと歌な人で、元々Blossom Toesというバンドのメインシンガーな人です。でも、自分の中ではこのジム・クリーガンのBlossom Toesってサイケバンドというイメージしかないので、どうにもブルース魂溢れるテイストのリズム隊と一緒にやるってのはイメージ付かなかったんだよな。でも、モノの本を見れば名盤とまで書かれていたりして、どんなんだろ?って思ってた。ただ、今と違って早々簡単に手に入るようなシロモノじゃなかったから探しても探しても見つからなくて、セカンドの「セプテンバー」は6千円くらいでアナログ見つけたことあるけどその時買えなくて、結局ファーストの「Stud」はまるで見つからなかった。なのでCD時代になってからようやく聴けたのです。
「馬ジャケに間違いなし」という格言通り、70年代ロックを語るには実に名盤…っつうか70年代の象徴でもあるかのような音で、トリオ演奏のハードなプレイが聴けます。なんであのサイケデリックバンドのギタリストがこんなハードなロックができるんだ?と思いながらもリズム隊のこなれたプレイとともにグイグイと引っ張っていくプレイが堪らない。ジム・クリーガンはやはり只者ではないってのが一発でわかるクリームタイプのサウンドで、テイストリズム隊からしたらロリー・ギャラガーの代りに弾いてくれている人、ってなモンだろうか。ただインタープレイの中で恐ろしくサイケデリックになる曲とかもあって、その辺はやはりBlossomToesの流れかな〜なんてのもあって面白い。ブルースとサイケの合流点だけど70年代に突入だからブルースロックに入っている音で、相当カッコ良い。6曲入りでそれぞれの曲が長いインタープレイ中心ってのもこの辺が好きな人間を擽るものだ。
ゲストっつうか次のアルバムでのメンバーとなるバイオリニストのジョン・ヴェイダーも参加しているようで、目立たないけど味を添えているのもStudの魅力。こういうバンドがなかなか長続きしないんだよなぁ、この時代。凄く好みな音に驚いたもんな。CDリリースあって良かった〜って。
- 関連記事