Riverside - Rapid Eye Movement
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Riverside - Rapid Eye Movement (2007)

心なしかここのトコロ新たなCDがリリースされる率が下がっている気がする…。特定のバンドとかではなくて新作っつうのが減っているんじゃないかと。時期的なものとか自分の興味や情報受信の問題かもしれないけど、CDが売れてないのもあってアーティスト側も単にCDをリリースする、とかアルバムを作るという概念から切り離れた活動を模索していかなければいけないのかもしれない。かと言って単発で曲を出されてもねぇ…。熱心なファン向けには何でも出せるけど広く普及させるという意味でのリリースはある程度カタログ化出来るものじゃないと受け入れ側が辛い(笑)。やっぱアルバム単位で良いです…。で、DL販売?う〜ん、何かなぁ…と思う気がするがCDクォリティの音質で流通させることって出来ないのかね?そろそろ700MBのDLなんて普通にできる時代なんじゃない?そう考えたら別にMP3でiTunesで買う必要はなくてFlacとかAIFFで買えば納得するし、ジャケットとかライナーってのはもうPDF提供で付いていればよいかっつう話かも。ついでに映像を入れたりしてデジタルコンテンツならではの提供方法をしてくれればなぁ。今時ハイレゾものだって好まれている時代でもあるんだから。ただ、そうしていくと一体自分が何を欲しているかわからなくなってしまって、目的の物しか買えないという状況になる。人間ってのはついでに興味を持つ物を欲しがるのだから、そういうゆとりを上手く売り手側が演出してほしいと思う。
何でそんなマジメな話書いてたんだろ?あ、Riversideっつうバンドの「Rapid Eye Movement」を聴きながら、このクリムゾン的な混沌さ加減にやや感動していたからだ…。巷ではピンク・フロイドとドリーム・シアターの合体と言われているけど、自分的にはドリーム・シアターってほとんど通ってないので…。多分ピンク・フロイドのあの雰囲気プログレとメタル的ギターとリズムが入っているっつうことなんだろうと解釈してたけど、アルバム「Rapid Eye Movement」を聴いてみたら全然違う(笑)。他人のレビューなんぞアテにもならん…、と実感した次第だが、完全にクリムゾンに近い世界だよなぁ、とぼやいてみるのだった。ま、アテにもならないっつうか書く人のセンスだけどさ、ピンク・フロイドとドリーム・シアターというイメージがあって聴いたらそこから解釈しちゃうもんね。自分みたいにRiversideか〜久々だな〜、どんなんだっけ?って思って聴くとそんな融合には聴こえない。ただ、最近のネオプログレ的な捉え方をしてみればシーン全体の影響がクリムゾンやドリーム・シアターにあるとも言えるので、否定するほどのものではなくてなるほどね、的な程度だ。ただ…、ピンク・フロイド的ってあまり感じないなぁ…。もっとテクニックあるしきちんと細かい音を作り上げてるし。ピンク・フロイドって簡単に言えば雰囲気だけのバンドで難しいことは何もしていないバンドだから、そんな雰囲気の曲もあるけど、冒頭から立て続けに流れてくるサウンドは自分的にはもっと硬質なクリムゾンに近い世界観を感じたけどな。
ベースが凄いな…、ただ、古い耳で聴くとバンドの音とベースの音にすごく溝があるというかベースの音が浮いてるっつうか、あ、フレーズではなくって明らかに出音の問題ね。昨今のベースの音ってこういうの結構聴くから主流なんだろうけど…、好みかなぁ…。バンドの音ではなくてベーシストの弾くベースの音、って言うか…、わかる?ま、いいか。しかし彼らもまだ若いだろうに、こんな疲れた音を出してて良いんだろうか?などと老婆心ながらに思ってしまうが(笑)、アルバムとしては割とバリエーションに富んでいてプログレッシブしていてブリブリしてて聴き応えあるのは間違いない。ポーランド出身のバンドってコトでやや色眼鏡的なのあったけど、恐ろしく研ぎ澄まされた感性の集団ってのは聴いて一発でわかるだろうね。見事なポリシー。


心なしかここのトコロ新たなCDがリリースされる率が下がっている気がする…。特定のバンドとかではなくて新作っつうのが減っているんじゃないかと。時期的なものとか自分の興味や情報受信の問題かもしれないけど、CDが売れてないのもあってアーティスト側も単にCDをリリースする、とかアルバムを作るという概念から切り離れた活動を模索していかなければいけないのかもしれない。かと言って単発で曲を出されてもねぇ…。熱心なファン向けには何でも出せるけど広く普及させるという意味でのリリースはある程度カタログ化出来るものじゃないと受け入れ側が辛い(笑)。やっぱアルバム単位で良いです…。で、DL販売?う〜ん、何かなぁ…と思う気がするがCDクォリティの音質で流通させることって出来ないのかね?そろそろ700MBのDLなんて普通にできる時代なんじゃない?そう考えたら別にMP3でiTunesで買う必要はなくてFlacとかAIFFで買えば納得するし、ジャケットとかライナーってのはもうPDF提供で付いていればよいかっつう話かも。ついでに映像を入れたりしてデジタルコンテンツならではの提供方法をしてくれればなぁ。今時ハイレゾものだって好まれている時代でもあるんだから。ただ、そうしていくと一体自分が何を欲しているかわからなくなってしまって、目的の物しか買えないという状況になる。人間ってのはついでに興味を持つ物を欲しがるのだから、そういうゆとりを上手く売り手側が演出してほしいと思う。
何でそんなマジメな話書いてたんだろ?あ、Riversideっつうバンドの「Rapid Eye Movement」を聴きながら、このクリムゾン的な混沌さ加減にやや感動していたからだ…。巷ではピンク・フロイドとドリーム・シアターの合体と言われているけど、自分的にはドリーム・シアターってほとんど通ってないので…。多分ピンク・フロイドのあの雰囲気プログレとメタル的ギターとリズムが入っているっつうことなんだろうと解釈してたけど、アルバム「Rapid Eye Movement」を聴いてみたら全然違う(笑)。他人のレビューなんぞアテにもならん…、と実感した次第だが、完全にクリムゾンに近い世界だよなぁ、とぼやいてみるのだった。ま、アテにもならないっつうか書く人のセンスだけどさ、ピンク・フロイドとドリーム・シアターというイメージがあって聴いたらそこから解釈しちゃうもんね。自分みたいにRiversideか〜久々だな〜、どんなんだっけ?って思って聴くとそんな融合には聴こえない。ただ、最近のネオプログレ的な捉え方をしてみればシーン全体の影響がクリムゾンやドリーム・シアターにあるとも言えるので、否定するほどのものではなくてなるほどね、的な程度だ。ただ…、ピンク・フロイド的ってあまり感じないなぁ…。もっとテクニックあるしきちんと細かい音を作り上げてるし。ピンク・フロイドって簡単に言えば雰囲気だけのバンドで難しいことは何もしていないバンドだから、そんな雰囲気の曲もあるけど、冒頭から立て続けに流れてくるサウンドは自分的にはもっと硬質なクリムゾンに近い世界観を感じたけどな。
ベースが凄いな…、ただ、古い耳で聴くとバンドの音とベースの音にすごく溝があるというかベースの音が浮いてるっつうか、あ、フレーズではなくって明らかに出音の問題ね。昨今のベースの音ってこういうの結構聴くから主流なんだろうけど…、好みかなぁ…。バンドの音ではなくてベーシストの弾くベースの音、って言うか…、わかる?ま、いいか。しかし彼らもまだ若いだろうに、こんな疲れた音を出してて良いんだろうか?などと老婆心ながらに思ってしまうが(笑)、アルバムとしては割とバリエーションに富んでいてプログレッシブしていてブリブリしてて聴き応えあるのは間違いない。ポーランド出身のバンドってコトでやや色眼鏡的なのあったけど、恐ろしく研ぎ澄まされた感性の集団ってのは聴いて一発でわかるだろうね。見事なポリシー。
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