Jack White - Blunderbuss

0 Comments
Jack White - Blunderbuss (2012)
Blunderbuss アンダー・ザ・グレイト・ホワイト・ノーザン・ライツ
Blunderbuss - Jack White Blunderbuss

 The White Stripeってバンドはインパクトはあったけどそんなにハマり込む程のバンドでもなかったし、まぁ、そこそこにっていう感じで聴いてはいたし観たりもしててそりゃあんだけギターを縦横無尽に弾いて歌う人もそうそういなくて、極めつけは映画「ゲット・ラウド」でのジャック…ホワイトというギタリストとしてのセンスの面白さに目を奪われたというところか。もっともジミー・ペイジの圧倒的な存在感が強かったのは事実だが…。そんなジャック・ホワイトが初のソロアルバムをリリースするってことで巷ではちょいと話題になっていたらしく、そういえば、と思ったらリリースされていたので聴いてみた。

 「Blunderbuss」でジャケットからして随分とコレまでの赤黒のイメージから変わった寒々しいコンセプトなイメージだなと。まぁ、中味がそんなに地味とは想像してなかったけどもうちょっとジャケットで自己主張しても良かったんじゃないだろうか?なんて思うが、まずは音を聴いてみよう。もちろんThe White Stripesでのフロントマンなんだから歌だってあの調子だし、ギターだってあの調子であることに変わらない。バンドがまともになって古臭い楽器がいくつか入ってて、多分録音も一発録りに近いラフな印象があるから生々しいんだと思う。デジタルチェックな香りはほとんど皆無だからそういう意味ではナチュラルに聴きやすいし、ジャック・ホワイトというアーティストの出している質感が伝わってくる感じかな。なかなか好感の持てる音の色合いでよろしいね。曲がどうのってのはちょいと趣が異なってて、歌や曲で聴かせるっていうんじゃなくてギターとサビをどうやって持っていくかみたいなところあって、歌手として上手いわけじゃないしメロディが良いとかもないからさ。ただ、ギターとか鍵盤とか音の鳴りが物凄くユニークで斬新。The White Stripes時代からそれはあったけどソロで様々な楽器を加えることでより一層好みが詰め込まれている感じ。ハモンドかな…これ?古臭い音してるわ…、それとかバイオリンとかも本物かね?音違うよなぁ…とか70年代ロックファンには親しみやすい音色のオンパレード。

 ただ、もうちょっとだな(笑)。いや、別に大上段からモノを言うつもりもないけどもっとできる人だろうと思うし、もっと裸に生々しいスタイルのアルバムも期待したいし、もっと楽曲のロックさに傾いたアルバムも期待したい。それよりも一番はもっとギター弾け、ってとこだな。妙に器用にバランス取れた音になっちゃってるから勿体無いなぁと。もちろん最初だしいいんだけど、リスナーってのはワガママだからさ、こういう音を聴くとああいうのもこういうのもと期待するんだよ(笑)。ま、まだ若いしこれからいくらでも出してくれるでしょ。

ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター [DVD]
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル (2011-11-30)
売り上げランキング: 5818






関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply