Velvet Underground - Loaded
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Velvet Underground - Loaded (1970)

Loaded: The Fully Loaded Edition - The Velvet Underground
GWもいつに間にか終わってしまって、また平常が始まる…。いつものことながら夏休みの終わりのような後ろ髪引かれる寂しさってのはやはり人間、楽して生きたいが故の遊んでいられる自由な時間に未練があるのだろう。GWスペシャルってことで適当に偉大なるアルバムをいくつも連発で取り上げてきたんだけど、当然日数と枚数のバランスが足りないワケで、ああ、こういうのあるなぁ…とか色々と聴いていたもので、そんなのを取り上げておこうかななんて、勝手にGWの続きを走っていることになるんだけど、まぁ、いいじゃないですか、いつもながらの勝手な方向に走るブログってことで。
うん、Velvet Undergroundの「Loaded」なんだよ。1970年にリリースされたVelvet Underground実質の最終作とも言われる4枚目の作品で「Loaded」から後は未発表作品の寄せ集めとかライブ盤ばかりで魔法のような60年代からのアングラ文化の継承は終焉を迎えたアルバムとも入れているみたい。もちろん自分がロックに興味を持った頃からVelvet Undergroundってのは伝説で、「Loaded」もアルバムとして既に存在していて、それでもVelvet Undergroundと言えばやはり「Velvet Underground & Nico」がダントツで「White Light White Heat」「Velvet Underground」までがとにかくカッコ良いというものだったし、自分でも実際その3枚を割と聴いていたので「Loaded」以降ってあんまり聴いていなかったんだな。それでも初期3枚が凄く好きかと言われると実はそうでもない。Velvet Undergroundというバンドが好きかと言われるとそうでもない。ただ、60年代アメリカの裏街道のど真ん中にあるバンドだし、斬新な音世界とアートの発祥なワケで、歴史的な価値はもちろん尊重しているし音もそりゃ面白いさ。やってること自体は斬新な試みで、驚くばかりの衝撃を聴いた時に受けたしね。だから好みで言えばそれほどでもないけどもちろん功績は素晴らしいし名盤でもあるってのは納得なんですな。そういうアーティストとかバンドって多いし、自分は自分の評価でアルバムを聴いているだけなんで誤解されたくないけど、ま、そんなことです。
さて、そんな自分が「Loaded」を聴いた時に思ったのは「悪くない」ってコト。いわゆるVelvet Underground的な音を求めてしまうとちょいと違うけど、ルー・リード的な音を求めるならこれは良いんじゃない?って。Velvet Undergroundじゃない、って意見は正解だろうけどさ、もう40年以上前のアルバムなんだからそういうこだわりも良いじゃないの。音として捉えてみようよ、っていうトコロで「Loaded」って名盤ではないのは確か。ただし「Sweet Jane」も「Rock & Roll」も入ってるっつうアルバムでさ、必要なアルバムではあるでしょ。音的にはそりゃさ、かったるい曲が並んでるんだよ。とにかくジョン・ケールというアングラの主みたいなのがいないんだし、モーリン・タッカーという個性的なドラマーも不在なワケで、そりゃ普通に音楽になるだろうと。あのままのVelvet Undergroundじゃどっちにしても生き延びれなかっただろうし、まぁ、妥当な進化と解散だろうと思う。そしてルー・リードが曲を引っ張りながらダグ・ユールに歌わせるというのもあり、どっからどう切ってもこれはルー・リードの作品なワケだ。そう捉えて聴いてみれば実に聴きやすくてガレージ的で面白い作品として聴けるもので、悪くない。
余談だけど、今コイツを聴いてて「Sweet Jane」を聴いた時にメタリカとのジョイントシーンが浮かんでしまったのはそんだけメタリカとのジョイントがハマっていたから?ジェイソンが歌ってる「Sweet Jane」っつうコーラスが脳裏に出てきたんだよな。確かにメタリカとのコラボ「Lulu」は面白かったし、こうして「Loaded」を聴いていてもそのジョイントに納得してしまった。



GWもいつに間にか終わってしまって、また平常が始まる…。いつものことながら夏休みの終わりのような後ろ髪引かれる寂しさってのはやはり人間、楽して生きたいが故の遊んでいられる自由な時間に未練があるのだろう。GWスペシャルってことで適当に偉大なるアルバムをいくつも連発で取り上げてきたんだけど、当然日数と枚数のバランスが足りないワケで、ああ、こういうのあるなぁ…とか色々と聴いていたもので、そんなのを取り上げておこうかななんて、勝手にGWの続きを走っていることになるんだけど、まぁ、いいじゃないですか、いつもながらの勝手な方向に走るブログってことで。
うん、Velvet Undergroundの「Loaded」なんだよ。1970年にリリースされたVelvet Underground実質の最終作とも言われる4枚目の作品で「Loaded」から後は未発表作品の寄せ集めとかライブ盤ばかりで魔法のような60年代からのアングラ文化の継承は終焉を迎えたアルバムとも入れているみたい。もちろん自分がロックに興味を持った頃からVelvet Undergroundってのは伝説で、「Loaded」もアルバムとして既に存在していて、それでもVelvet Undergroundと言えばやはり「Velvet Underground & Nico」がダントツで「White Light White Heat」「Velvet Underground」までがとにかくカッコ良いというものだったし、自分でも実際その3枚を割と聴いていたので「Loaded」以降ってあんまり聴いていなかったんだな。それでも初期3枚が凄く好きかと言われると実はそうでもない。Velvet Undergroundというバンドが好きかと言われるとそうでもない。ただ、60年代アメリカの裏街道のど真ん中にあるバンドだし、斬新な音世界とアートの発祥なワケで、歴史的な価値はもちろん尊重しているし音もそりゃ面白いさ。やってること自体は斬新な試みで、驚くばかりの衝撃を聴いた時に受けたしね。だから好みで言えばそれほどでもないけどもちろん功績は素晴らしいし名盤でもあるってのは納得なんですな。そういうアーティストとかバンドって多いし、自分は自分の評価でアルバムを聴いているだけなんで誤解されたくないけど、ま、そんなことです。
さて、そんな自分が「Loaded」を聴いた時に思ったのは「悪くない」ってコト。いわゆるVelvet Underground的な音を求めてしまうとちょいと違うけど、ルー・リード的な音を求めるならこれは良いんじゃない?って。Velvet Undergroundじゃない、って意見は正解だろうけどさ、もう40年以上前のアルバムなんだからそういうこだわりも良いじゃないの。音として捉えてみようよ、っていうトコロで「Loaded」って名盤ではないのは確か。ただし「Sweet Jane」も「Rock & Roll」も入ってるっつうアルバムでさ、必要なアルバムではあるでしょ。音的にはそりゃさ、かったるい曲が並んでるんだよ。とにかくジョン・ケールというアングラの主みたいなのがいないんだし、モーリン・タッカーという個性的なドラマーも不在なワケで、そりゃ普通に音楽になるだろうと。あのままのVelvet Undergroundじゃどっちにしても生き延びれなかっただろうし、まぁ、妥当な進化と解散だろうと思う。そしてルー・リードが曲を引っ張りながらダグ・ユールに歌わせるというのもあり、どっからどう切ってもこれはルー・リードの作品なワケだ。そう捉えて聴いてみれば実に聴きやすくてガレージ的で面白い作品として聴けるもので、悪くない。
余談だけど、今コイツを聴いてて「Sweet Jane」を聴いた時にメタリカとのジョイントシーンが浮かんでしまったのはそんだけメタリカとのジョイントがハマっていたから?ジェイソンが歌ってる「Sweet Jane」っつうコーラスが脳裏に出てきたんだよな。確かにメタリカとのコラボ「Lulu」は面白かったし、こうして「Loaded」を聴いていてもそのジョイントに納得してしまった。
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