シーナ&ザ・ロケッツ - ピンナップ・ベイビー・ブルース
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シーナ&ザ・ロケッツ - ピンナップ・ベイビー・ブルース (1981)

CAPTAIN GUITAR AND BABY ROCK
爆音ミックス~19 LIVES
昔から鮎川さんはストーンズやヤードバーズに対する賞賛と共にラモーンズとかコステロとかにももの凄い経緯を示していて、雑誌などで色々とインタビューを読んだことがあるんだけど、自分の中ではあくまでもストーンズとかヤードバーズへのリスペクトが最優先にインプットされていてしまい、シナロケの音楽を聴く時にそんなイメージで聴いていたので、それにしても面白い音にたどり着いたもんだなぁ…と思ってた。その後にラモーンズの音楽を知ってみるとシナロケの音って…ラモーンズの女の子版?みたいなコンセプトなのかと言うのが見えてきて、ほほぉ~そうだったのか…とかなりびっくりしたんだよな。まだまだ若かった…。もちろんそれだけじゃなくてベースはそこにあれどもレーベルメイトYMOとのジョイントや多数著名人との関わりもあって独自の進化を遂げているのは人柄の成せる業なんだろうとも思う。
そんなシーナ&ザ・ロケッツの一番弾け飛んでいた時代のアルバムと自分では思っている「ピンナップ・ベイビー・ブルース」だ。4枚目になるのかな?正に前作までのYMOテクノとの共演路線からシンプルなロック路線に戻ったのが嬉しいのと、ここではラモーンズ+歌謡曲の融合がしっかりと試されていて、もちろんシーナも生粋のロッカーだから歌謡曲なワケじゃないけど、その本質があるからどんだけ歌謡曲パンクやったって軽い存在にはならないんだな。寧ろロックファンが聴いた時に響きながらもポップなメロディが多いから聴きやすくて覚えやすくて受けるっつう構図になるから名盤扱いされるのだ。それにしてもYouTubeなんかで探しても結構な映像が残されているってことは割と華やかな世界で仕事していたんだなと実感するよな。テレビの映像とかしっかりと残ってるしさ、それがまた勢いあるのばかりでビジュアル的にもシーナがピチピチしてて鮎川さんがクールにロックしているっつうカッコ良い雰囲気は出ているし、もちろん演奏も曲もノリノリの時代、古臭いけどこれこそ80年代ロックの鏡かも。そこにサックスとかも入れて味を深めている使い方も面白い。
アルバム全体はねぇ、シナロケの場合作品ごとにどうの、ってのがほとんどなくってさ、ただ「ピンナップ・ベイビー・ブルース 」はロックの原点に戻っているってのと先ほどの歌謡メロディもしっかり入ってるっつうバランスの良さがあって、毒を吐いているのはもちろん柴山さんの歌詞くらいでさ(笑)、この作品の同居さが凄いなぁと思うけど、そんなアルバムをあのミッキー・カーティスが纏め上げているという代物でして、更にストーンズの「Satisfaction」までカバーしてるので楽しめないハズはない。いいなぁ、この時代のロックはやっぱり日本人的にハマるし、リアルさも手伝ってちと懐かしく聴いてます♪




昔から鮎川さんはストーンズやヤードバーズに対する賞賛と共にラモーンズとかコステロとかにももの凄い経緯を示していて、雑誌などで色々とインタビューを読んだことがあるんだけど、自分の中ではあくまでもストーンズとかヤードバーズへのリスペクトが最優先にインプットされていてしまい、シナロケの音楽を聴く時にそんなイメージで聴いていたので、それにしても面白い音にたどり着いたもんだなぁ…と思ってた。その後にラモーンズの音楽を知ってみるとシナロケの音って…ラモーンズの女の子版?みたいなコンセプトなのかと言うのが見えてきて、ほほぉ~そうだったのか…とかなりびっくりしたんだよな。まだまだ若かった…。もちろんそれだけじゃなくてベースはそこにあれどもレーベルメイトYMOとのジョイントや多数著名人との関わりもあって独自の進化を遂げているのは人柄の成せる業なんだろうとも思う。
そんなシーナ&ザ・ロケッツの一番弾け飛んでいた時代のアルバムと自分では思っている「ピンナップ・ベイビー・ブルース」だ。4枚目になるのかな?正に前作までのYMOテクノとの共演路線からシンプルなロック路線に戻ったのが嬉しいのと、ここではラモーンズ+歌謡曲の融合がしっかりと試されていて、もちろんシーナも生粋のロッカーだから歌謡曲なワケじゃないけど、その本質があるからどんだけ歌謡曲パンクやったって軽い存在にはならないんだな。寧ろロックファンが聴いた時に響きながらもポップなメロディが多いから聴きやすくて覚えやすくて受けるっつう構図になるから名盤扱いされるのだ。それにしてもYouTubeなんかで探しても結構な映像が残されているってことは割と華やかな世界で仕事していたんだなと実感するよな。テレビの映像とかしっかりと残ってるしさ、それがまた勢いあるのばかりでビジュアル的にもシーナがピチピチしてて鮎川さんがクールにロックしているっつうカッコ良い雰囲気は出ているし、もちろん演奏も曲もノリノリの時代、古臭いけどこれこそ80年代ロックの鏡かも。そこにサックスとかも入れて味を深めている使い方も面白い。
アルバム全体はねぇ、シナロケの場合作品ごとにどうの、ってのがほとんどなくってさ、ただ「ピンナップ・ベイビー・ブルース 」はロックの原点に戻っているってのと先ほどの歌謡メロディもしっかり入ってるっつうバランスの良さがあって、毒を吐いているのはもちろん柴山さんの歌詞くらいでさ(笑)、この作品の同居さが凄いなぁと思うけど、そんなアルバムをあのミッキー・カーティスが纏め上げているという代物でして、更にストーンズの「Satisfaction」までカバーしてるので楽しめないハズはない。いいなぁ、この時代のロックはやっぱり日本人的にハマるし、リアルさも手伝ってちと懐かしく聴いてます♪
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