Ramones - Leave Home
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Ramones - Leave Home (1977)

Leave Home (Deluxe Version)
Ramones (Deluxe Version)
どうにもチープなローファイサウンドばかり聴いてきてやや辟易してきてしまったのでどうせならもっと強烈なローファイの原点を聴いてみた方が気晴らしになるだろうと言うことで全てのローファイとパンクの原点ともなるラモーンズの登場です。ホントはこの流れだと有名な「エンド・オブ・ザ・センチュリー」っつうアルバムが一番向いているんだが、既に書いているので「Rocket to Russia」にするか、と思ったらこれもまた書いてるんだ(笑)。一番サーフィンロックしている感じだから面白いんだけどな、と。ならば…初期に遡ろう、ってことで一般的にはやや知名度が低くなるかもしれないセカンドアルバム「リーヴ・ホーム」を取り出してみた。
1977年にリリースされた「リーヴ・ホーム」はセカンドアルバムながらも衝撃のファーストアルバム「ラモーンズの激情」から8ヶ月後くらいリリースされているんだから当時のエネルギッシュな姿勢が伺えるってなもんだ。それでいて作品の質はまったく文句のないくらいにファースト「ラモーンズの激情」とサード「Rocket to Russia」をつなぐアルバム…って当たり前なんだけどさ(笑)、ファーストの「ラモーンズの激情」からするとかなり衝撃度が落ち着いていて、ってもそれはラモーンズ風のビートに変わってきているワケで、後追い世代的にはサーフロックとパンクロックの融合が果たされてきてて、思い切りメロディアスで軽快なビートロックにも聴こえる。当時は硬派なパンクバンド風だったけどラモーンズって格好が違ったらかなり異なる路線のバンドに捉えられたんだろうな、とも思う音楽性の楽しさがある。昔は「Ramones Mania」くらいでまとめて聴いていたもんだからそれぞれの曲の違いがわからないくらいに同じ曲ばかりが入っているバンドっつう印象で、もっと単調なバンドと思ってたんだけど、こうしてアルバム単位で聞くようになってからはラモーンズというバンドの本質がちょっとわかってきたかもしれない。
…ってもアルバム通して聴くとやっぱり似たような曲が多いのは事実で、3コードにこだわったからこその結果なんだが、それでもこの軽快な軽やかさって今でも通じる新鮮さがある。最近のバンドはこの系統にもう少しだけエレクトロなエッセンスが入っただけなんじゃないか?ってくらいの完成度。好んでローファイだったワケじゃなくて必然的にローファイになっていただけなんだろうが、エネルギーが違うよ。やっぱさ、作られたロックと生まれ出てくるロックはまるで違う。自分はやはり生まれでてくるロックのエネルギーが好きだ。
そういえば昔からアナログで聴いていた時の曲順と今CDで聴ける曲順って違うんだな。なんつっても「シーナはパンクロッカー」が入っていないっつうのはどうよ?ま、それでもあまりアルバムの印象に変化はないんだが…。それにしてもホントにこんだけ軽やかに爽やかに聴かせるパンクバンドもないよなぁ。正にビーチボーイズのパンクバージョンって感じだもん。




どうにもチープなローファイサウンドばかり聴いてきてやや辟易してきてしまったのでどうせならもっと強烈なローファイの原点を聴いてみた方が気晴らしになるだろうと言うことで全てのローファイとパンクの原点ともなるラモーンズの登場です。ホントはこの流れだと有名な「エンド・オブ・ザ・センチュリー」っつうアルバムが一番向いているんだが、既に書いているので「Rocket to Russia」にするか、と思ったらこれもまた書いてるんだ(笑)。一番サーフィンロックしている感じだから面白いんだけどな、と。ならば…初期に遡ろう、ってことで一般的にはやや知名度が低くなるかもしれないセカンドアルバム「リーヴ・ホーム」を取り出してみた。
1977年にリリースされた「リーヴ・ホーム」はセカンドアルバムながらも衝撃のファーストアルバム「ラモーンズの激情」から8ヶ月後くらいリリースされているんだから当時のエネルギッシュな姿勢が伺えるってなもんだ。それでいて作品の質はまったく文句のないくらいにファースト「ラモーンズの激情」とサード「Rocket to Russia」をつなぐアルバム…って当たり前なんだけどさ(笑)、ファーストの「ラモーンズの激情」からするとかなり衝撃度が落ち着いていて、ってもそれはラモーンズ風のビートに変わってきているワケで、後追い世代的にはサーフロックとパンクロックの融合が果たされてきてて、思い切りメロディアスで軽快なビートロックにも聴こえる。当時は硬派なパンクバンド風だったけどラモーンズって格好が違ったらかなり異なる路線のバンドに捉えられたんだろうな、とも思う音楽性の楽しさがある。昔は「Ramones Mania」くらいでまとめて聴いていたもんだからそれぞれの曲の違いがわからないくらいに同じ曲ばかりが入っているバンドっつう印象で、もっと単調なバンドと思ってたんだけど、こうしてアルバム単位で聞くようになってからはラモーンズというバンドの本質がちょっとわかってきたかもしれない。
…ってもアルバム通して聴くとやっぱり似たような曲が多いのは事実で、3コードにこだわったからこその結果なんだが、それでもこの軽快な軽やかさって今でも通じる新鮮さがある。最近のバンドはこの系統にもう少しだけエレクトロなエッセンスが入っただけなんじゃないか?ってくらいの完成度。好んでローファイだったワケじゃなくて必然的にローファイになっていただけなんだろうが、エネルギーが違うよ。やっぱさ、作られたロックと生まれ出てくるロックはまるで違う。自分はやはり生まれでてくるロックのエネルギーが好きだ。
そういえば昔からアナログで聴いていた時の曲順と今CDで聴ける曲順って違うんだな。なんつっても「シーナはパンクロッカー」が入っていないっつうのはどうよ?ま、それでもあまりアルバムの印象に変化はないんだが…。それにしてもホントにこんだけ軽やかに爽やかに聴かせるパンクバンドもないよなぁ。正にビーチボーイズのパンクバージョンって感じだもん。
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