St.Vincent - Strange Mercy
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St.Vincent - Strange Mercy (2011)

Strange Mercy
Actor
CDショップの試聴コーナーは面白い。たまにしか行かないけど、手書きのポップなんかで一生懸命にアーティストを表現していて売るためって言うのもあるけど、的確に表現するために書いてるっていうのもよくわかるしさ、ちゃんと特徴を言い当てているから良くも悪くも好き嫌いを聴く前から判断できてしまう(笑)。いや、だって、「ダンスの帝王が云々~」とか「レゲエのなんとかが云々~」ってあったら聴く必要ないもん。そういう取捨選択が出来るのはありがたいよ。やっぱりキャッチコピーによる惹き付けってのは重要です。世の中の95%が広告で出来ている今の時代、広告の見方も客としてはクォリティを上げていかないと結局無駄が増えてしまうんだから。敢えて広告に釣られてみるという選択を楽しむくらいの余裕が欲しいねぇ。
本日のSt.Vincent「Strange Mercy」も昨年秋にリリースされたアルバムでアーティストの経緯は特に良く知らないので他を当たってもらうとしても、少なくとも4ADレーベルってまだ健在だったのかという驚きの方が強かった。聴いてみて今でも独特の4AD耽美的スタンスに変りはないことにもやや感動を覚えたがそれがアメリカのアーティストに染められてきているのはややどうかと思ったが…音を聴いてみてなるほど、この世界観ではアメリカもイギリスもあまり変わらなくなってきているのか、と思った。人口や人種の異常に多いアメリカならば4ADに属せるミュージシャンも多いのは至極当たり前でもある。このSt.Vincentに自分が引っ掛かったのはねぇ…、ポップ脇に貼られていた写真。キレイどころのガリガリに痩せたお姉さんがマスタングらしきものを持って強烈なメイクをしている写真だったからさ、何かインディーっぽいし、ともすれば…なんて期待から。4ADってのもあったし。蓋を開いてみればブルックリン?当たりの出身の人でアニー・クラークという女性らしく、その女性が組んでいるバンドがSt.Vincentということになるのだろうか、よくわかっていないけど、気に入ったのでもちろんゲット。
巷ではケイト・ブッシュ的と言われているようだが、そうか?全然そんな感じしないけど…、耽美的って言っても昔みたいな耽美ではなくって何だろ、耽美感の流れているエレポップ的なサウンド、かな。全然ギターとか必要ないんじゃね?と思うような音が多いんだけど、ある意味80年代以降のKing Crimsonの世界に近い使い方なのかも。トランス的な音の使い方やギターのノイジーさも…とWeb見てたらどうやらロバート・フリップのギターが好きらしい…なるほど。あまりにも新しいサウンドになるので、オールドタイムなロックファンにはついていけないんだけどさ、こういうのがバイブルになる人達ってのもいるんだろう、それくらいのパワーは持っているアルバムなのかもしれないな。かなりエキセントリックだし進化的。ロックってこんなに進化するんだ…みたいな。今年の1月には来日公演を果たして大成功だったらしいからやっぱ敏感な世代は敏感なんだ。




CDショップの試聴コーナーは面白い。たまにしか行かないけど、手書きのポップなんかで一生懸命にアーティストを表現していて売るためって言うのもあるけど、的確に表現するために書いてるっていうのもよくわかるしさ、ちゃんと特徴を言い当てているから良くも悪くも好き嫌いを聴く前から判断できてしまう(笑)。いや、だって、「ダンスの帝王が云々~」とか「レゲエのなんとかが云々~」ってあったら聴く必要ないもん。そういう取捨選択が出来るのはありがたいよ。やっぱりキャッチコピーによる惹き付けってのは重要です。世の中の95%が広告で出来ている今の時代、広告の見方も客としてはクォリティを上げていかないと結局無駄が増えてしまうんだから。敢えて広告に釣られてみるという選択を楽しむくらいの余裕が欲しいねぇ。
本日のSt.Vincent「Strange Mercy」も昨年秋にリリースされたアルバムでアーティストの経緯は特に良く知らないので他を当たってもらうとしても、少なくとも4ADレーベルってまだ健在だったのかという驚きの方が強かった。聴いてみて今でも独特の4AD耽美的スタンスに変りはないことにもやや感動を覚えたがそれがアメリカのアーティストに染められてきているのはややどうかと思ったが…音を聴いてみてなるほど、この世界観ではアメリカもイギリスもあまり変わらなくなってきているのか、と思った。人口や人種の異常に多いアメリカならば4ADに属せるミュージシャンも多いのは至極当たり前でもある。このSt.Vincentに自分が引っ掛かったのはねぇ…、ポップ脇に貼られていた写真。キレイどころのガリガリに痩せたお姉さんがマスタングらしきものを持って強烈なメイクをしている写真だったからさ、何かインディーっぽいし、ともすれば…なんて期待から。4ADってのもあったし。蓋を開いてみればブルックリン?当たりの出身の人でアニー・クラークという女性らしく、その女性が組んでいるバンドがSt.Vincentということになるのだろうか、よくわかっていないけど、気に入ったのでもちろんゲット。
巷ではケイト・ブッシュ的と言われているようだが、そうか?全然そんな感じしないけど…、耽美的って言っても昔みたいな耽美ではなくって何だろ、耽美感の流れているエレポップ的なサウンド、かな。全然ギターとか必要ないんじゃね?と思うような音が多いんだけど、ある意味80年代以降のKing Crimsonの世界に近い使い方なのかも。トランス的な音の使い方やギターのノイジーさも…とWeb見てたらどうやらロバート・フリップのギターが好きらしい…なるほど。あまりにも新しいサウンドになるので、オールドタイムなロックファンにはついていけないんだけどさ、こういうのがバイブルになる人達ってのもいるんだろう、それくらいのパワーは持っているアルバムなのかもしれないな。かなりエキセントリックだし進化的。ロックってこんなに進化するんだ…みたいな。今年の1月には来日公演を果たして大成功だったらしいからやっぱ敏感な世代は敏感なんだ。
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