David Garrett - Rock Symphonies

0 Comments
David Garrett - Rock Symphonies (2012)
ロック・シンフォニー(初回限定スペシャル・エディション)(DVD付) Rock Symphonies [DVD] [Import]
ロック・シンフォニー - デイヴィッド・ギャレット ロック・シンフォニー ロック・プレリュード (Digital Bonus Version) - デイヴィッド・ギャレット ロック・プレリュード

 何となくテレビを点けていた時に何かの隙間の時間だろうな、バイオリン弾く男とオリアンティらしいギター弾きが一緒にエアロの「Walk This Way」をやっててさ、「お?オリアンティ?」と思ってボリューム上げて聴いてたらどうやらバイオリンの男がメインのライブだったようで…。はて、誰かね、これ?オリアンティが弾いてるくらいだからそれなりに知名度があるんだろう…と。ま、彼女はどんな仕事もこなすから何とも言えないけどさ。ちょっと前までアリス・クーパーのツアーバンドのギタリストとして参加していたってのは知ってたけど、まさかあんなにお茶目な格好とかメイクとかまでしてアリス・クーパーの世界に入り込んでギター弾いてるとは思わなかったもん。YouTubeで見るとそのユーモア感覚わかるかも(笑)。話逸れたが、そんなことで早速このバイオリニストを手持ちのiPhoneで検索…便利な時代だ。

 何でも良いけど折角だからロックのカバー集みたいなのが良いか…オリアンティも弾いてるし、ってことで「ロック・シンフォニー」という作品をチョイスして聴く。曲目を見ると何となく見知ったロックカバー曲とどうやらクラシックの名曲が入っていて、まぁ、どんなんかわからんけどよろしいかもね、と期待して聴いたんだけどね…、いや、巧い。当たり前だけどバイオリンという楽器のヒステリックな側面を出しながらロックに合わせて弾いているし、クラシック作品風ですらロック調になっているからそりゃまぁ、疾走感溢れる新たなるロック世界ですよ。バックは思い切りそのまま疾走しているバンドなんだから。自分もロックの中にあるバイオリンって結構好きで、その意味での傑作はString Driven Thingっていうバンドの「Machine That Cried」なんだけどさ、ま、そんなマイナーなのはともかく、どうなんかな~って聴いていた。

 曲も知ってるの半分位あるし、バイオリン好きだしオリアンティもいるし、Zeppelinの「Kashmir」もやってるし結構ハマれるんじゃない?って思ってたんだけどなぁ…。やっぱ歌がないとキツイな、ってのとず~っとバイオリンだけがメインでメロディを奏でているってのもしんどいっす。もちっと色々なコラボとかジャズみたいに各楽器が出てくるようなセッションにしていくとか音楽作品として創り上げた作品になっていくと面白いかも、って。今は単にバイオリンプレイヤーとしてその才能を出しまくっているという状態で、そりゃ商売だから話題作って売れなきゃしょうがないし、そういう時期なのかもしれないが。これだけの才能だから多分音楽的にやろうと思ったら簡単に出来てしまう人だと思う。そして今の状態が受け入れられているんならそれで良いんだろうな…とか余計なこと考えちゃうのはいかんですね。はい、イージーリスニングとして聞く音楽としてはロックをちょっと知っててクラシックもね~って感じな人に最高です。あ~、こういう人が本気でロックとぶつかり合っていくライブとか凄い面白いだろうなぁ~。





関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply