The Rolling Stones - Hampton Coliseum (Live, 1981)
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The Rolling Stones - Hampton Coliseum (Live, 1981)
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突如としてリリースの報が入ってきたかと思えば、即座にDLして聴く事のできる今の時代、何とまぁ、便利な時代、と言うか、情報の早さ=陳腐化の速さでもあるが、怖いのは例えばちょっと前の情報は一瞬にして見つけられなくなる点だ。CDリリースだったらCD屋やアマゾンを見れば「こんなの出てたんだ?」と気づく事もあるが、デジタル時代に特定サイトからのDLのみ、となるとホントにファンじゃなきゃ分からないワケで、過去にもKing Crimsonもそんな売り方してたけど、結局プレスCD盤をリリースしてくれた。今回のThe Rolling Stonesのアーカイブシリーズは果たしてどうなるか。Flac版も出ているし、今回のHampton公演では2時間オーバーの途切れ無し音源だからCDにはならないかも。
そんな状況で突如として2月上旬にリリースされた「Hampton Coliseum (Live, 1981)」、ご入用の方はこちらから。と言っても、2時間オーバーのこのライブをフルでちゃんと聴くって結構大変で、集中し切れないのかな、全部馴染みのある曲なら聴けるけど、結構馴染んでない曲も多くてダレた。ただ、改めて思ったのはキースとロニーのギタープレイは普通のロックのプレイとは全然違ってて、こういうギター弾くロックバンドって多分他にない。そういう意味でも当たり前だけどストーンズって唯一無二のバンドだ。グルーブや人間的な部分はともかくながら、ああいうギターを絡めて曲を成り立たせるバンドがないんじゃないかと。もうちょっとコードに忠実だったりパターンに忠実だったりするのに、ストーンズはそういうのではなくてオブリや気分で進めている部分が多いから曲をホントに理解してないと何聴いてるのか分からなくなりそうだ。これはギターだけの話。それをきちんと曲に仕立てているのがチャーリーだったりビルだったりミックだったりと、そんな聴き方してます。
さて、この「Hampton Coliseum (Live, 1981)」のライブは12月18日のライブなので、あの有名な映画「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」って同じなのか?違うのか?とよく分からずに聴いてたけど、「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」の方は10月のライブなので別物ってらしい。あれ?キースがギターでステージに登ってきた客を殴るのってハンプトンじゃなかったっけ?その映像を見た事あるけど、「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」じゃなかったのか。何で見たんだろ?色々見てるからごっちゃになってるのか。しかし今回の音源でその部分のキースのギターは果たしてどうなっているのか?ちょいと気になった箇所だが、しっかり収録されている。こりゃ面白いのでぜひYou Tubeと共に聴いてほしい。そしてライブアルバム「スティル・ライフ(アメリカン・コンサート’81)」も同じツアーからの模様を収録したライブアルバムだが、「スティル・ライフ(アメリカン・コンサート’81)」にはこのハンプトンは4曲程入っているようだ。と言う事は1981年のライブなら他も多数出てくる可能性あるってことか。
それはともかく、ストーンズの1981年って全然カッコ良いイメージなくて、それも「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」という映画のせい。このミック・ジャガーを見た時、ストーンズなんて聴かねぇ…って思ったもん。なんだよ、あの格好、って。ロックじゃねぇよ、って思ったからだ。それ以降ストーンズの面白さが分かってきてからも何度か見たけどやっぱりかっこ良く見えなくてね、自分的には1981年のストーンズって全然カッコ良い所の無いバンドだった。「スティル・ライフ(アメリカン・コンサート’81)」もそんなにかっこ良いライブ盤には思えなくて、それなら「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!」や「ギミー・シェルター」の方が断然良いし、と。ところが今回の「Hampton Coliseum (Live, 1981)」を聴いていたら恐ろしくグルーブしててカッコ良い。こんな風だったのか?と驚いたもん。やはり自分のトラウマと思い込みってのは良くない。リマスタリングがしっかりしてるのはあるけど、それよりもライブそのもののカッコ良さがダントツで、1981年のライブって凄かったんだと、なかなか新たな再発見をさせてくれるアーカイブシリーズ、前回のブリュッセル1973も何度も楽しんだが、今回のハンプトンもかなり楽しめそうだ。
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そんな状況で突如として2月上旬にリリースされた「Hampton Coliseum (Live, 1981)」、ご入用の方はこちらから。と言っても、2時間オーバーのこのライブをフルでちゃんと聴くって結構大変で、集中し切れないのかな、全部馴染みのある曲なら聴けるけど、結構馴染んでない曲も多くてダレた。ただ、改めて思ったのはキースとロニーのギタープレイは普通のロックのプレイとは全然違ってて、こういうギター弾くロックバンドって多分他にない。そういう意味でも当たり前だけどストーンズって唯一無二のバンドだ。グルーブや人間的な部分はともかくながら、ああいうギターを絡めて曲を成り立たせるバンドがないんじゃないかと。もうちょっとコードに忠実だったりパターンに忠実だったりするのに、ストーンズはそういうのではなくてオブリや気分で進めている部分が多いから曲をホントに理解してないと何聴いてるのか分からなくなりそうだ。これはギターだけの話。それをきちんと曲に仕立てているのがチャーリーだったりビルだったりミックだったりと、そんな聴き方してます。
さて、この「Hampton Coliseum (Live, 1981)」のライブは12月18日のライブなので、あの有名な映画「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」って同じなのか?違うのか?とよく分からずに聴いてたけど、「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」の方は10月のライブなので別物ってらしい。あれ?キースがギターでステージに登ってきた客を殴るのってハンプトンじゃなかったっけ?その映像を見た事あるけど、「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」じゃなかったのか。何で見たんだろ?色々見てるからごっちゃになってるのか。しかし今回の音源でその部分のキースのギターは果たしてどうなっているのか?ちょいと気になった箇所だが、しっかり収録されている。こりゃ面白いのでぜひYou Tubeと共に聴いてほしい。そしてライブアルバム「スティル・ライフ(アメリカン・コンサート’81)」も同じツアーからの模様を収録したライブアルバムだが、「スティル・ライフ(アメリカン・コンサート’81)」にはこのハンプトンは4曲程入っているようだ。と言う事は1981年のライブなら他も多数出てくる可能性あるってことか。
それはともかく、ストーンズの1981年って全然カッコ良いイメージなくて、それも「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」という映画のせい。このミック・ジャガーを見た時、ストーンズなんて聴かねぇ…って思ったもん。なんだよ、あの格好、って。ロックじゃねぇよ、って思ったからだ。それ以降ストーンズの面白さが分かってきてからも何度か見たけどやっぱりかっこ良く見えなくてね、自分的には1981年のストーンズって全然カッコ良い所の無いバンドだった。「スティル・ライフ(アメリカン・コンサート’81)」もそんなにかっこ良いライブ盤には思えなくて、それなら「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト!」や「ギミー・シェルター」の方が断然良いし、と。ところが今回の「Hampton Coliseum (Live, 1981)」を聴いていたら恐ろしくグルーブしててカッコ良い。こんな風だったのか?と驚いたもん。やはり自分のトラウマと思い込みってのは良くない。リマスタリングがしっかりしてるのはあるけど、それよりもライブそのもののカッコ良さがダントツで、1981年のライブって凄かったんだと、なかなか新たな再発見をさせてくれるアーカイブシリーズ、前回のブリュッセル1973も何度も楽しんだが、今回のハンプトンもかなり楽しめそうだ。
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