Doris Troy - Doris Troy
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Doris Troy - Doris Troy (1970)

Doris Troy (Remastered)
Sings Just One Look and Other Memorable Selections
ケヴィン・エアーズのアルバムクレジットと冒頭曲で発見したドリス・トロイという女性、ビートルズマニアならお馴染みの歌手のようで、自分的にはそんなに印象なかったんだけど、ちょいと調べてみて興味を持った。ストーンズやビートルズはともかく、フロイド、Andwella's Dream、Atomic Rooster、Edgar Broughton Band、Ann OdelやThree Man Armyなんかのコーラスもやってるということで、何とも英国アンダーグラウンド系のロックとの絡みの多さ。これまで聴かなかった自分が失敗、って感じです。ん?あぁ、普通はアレか、このドリス・トロイの「Doris Troy」というアルバムそのものに興味を持つんだろうな…。
1970年にアップル・レーベルからリリースされた「Doris Troy」では何とも驚くことにジョー・ジ・ハリソンとリンゴ・スターが前面参加、もちろんその周辺も曲作りや演奏で参加しているワケで、クラプトン、クラウス・ヴォアマン、レオン・ラッセル、デラニー&ボニー、ビリー・プレストンなどなど…、こりゃもう錚々たるメンツのアルバムで、それぞれが持ち味をしっかりと出しているので面白さが増す。自分的にはそっちからの聞き方ではなくてドリス・トロイという女性の英国ロック達との絡みから聴いてるから歌中心で聴くんだけどさ、やっぱ可愛さある歌声でパンチがあるってほどでもないんだな。音的にはバックの面々などの趣味嗜好が出ているからか、スワンプ的なものが多くて全然好みじゃないんだけど、歌は生きてる。だからこういう音なのかもしれないと思えばさすがプロの仕事、と思える。
元がアメリカ人なのでこういうのは上手いハズなんだけど、見よう見真似の英国人達による南部への憧れの情景と遺伝子的にR&B的なソウルを持っているドリス・トロイという本物の歌とはなかなかユニークな絡みで、良く言えば余裕で歌いこなしている。その分面白味にはちょいと欠けてる感じがするのは多分バックが豪華すぎるから。アルバムとしてはかなり良い出来だし、キャッチーさも実力もメンツも見事な作品なので楽しめるのは間違いない。これからはコーラスのクレジットを気にしながら英国ロックを聴いていくことにしよう…。




ケヴィン・エアーズのアルバムクレジットと冒頭曲で発見したドリス・トロイという女性、ビートルズマニアならお馴染みの歌手のようで、自分的にはそんなに印象なかったんだけど、ちょいと調べてみて興味を持った。ストーンズやビートルズはともかく、フロイド、Andwella's Dream、Atomic Rooster、Edgar Broughton Band、Ann OdelやThree Man Armyなんかのコーラスもやってるということで、何とも英国アンダーグラウンド系のロックとの絡みの多さ。これまで聴かなかった自分が失敗、って感じです。ん?あぁ、普通はアレか、このドリス・トロイの「Doris Troy」というアルバムそのものに興味を持つんだろうな…。
1970年にアップル・レーベルからリリースされた「Doris Troy」では何とも驚くことにジョー・ジ・ハリソンとリンゴ・スターが前面参加、もちろんその周辺も曲作りや演奏で参加しているワケで、クラプトン、クラウス・ヴォアマン、レオン・ラッセル、デラニー&ボニー、ビリー・プレストンなどなど…、こりゃもう錚々たるメンツのアルバムで、それぞれが持ち味をしっかりと出しているので面白さが増す。自分的にはそっちからの聞き方ではなくてドリス・トロイという女性の英国ロック達との絡みから聴いてるから歌中心で聴くんだけどさ、やっぱ可愛さある歌声でパンチがあるってほどでもないんだな。音的にはバックの面々などの趣味嗜好が出ているからか、スワンプ的なものが多くて全然好みじゃないんだけど、歌は生きてる。だからこういう音なのかもしれないと思えばさすがプロの仕事、と思える。
元がアメリカ人なのでこういうのは上手いハズなんだけど、見よう見真似の英国人達による南部への憧れの情景と遺伝子的にR&B的なソウルを持っているドリス・トロイという本物の歌とはなかなかユニークな絡みで、良く言えば余裕で歌いこなしている。その分面白味にはちょいと欠けてる感じがするのは多分バックが豪華すぎるから。アルバムとしてはかなり良い出来だし、キャッチーさも実力もメンツも見事な作品なので楽しめるのは間違いない。これからはコーラスのクレジットを気にしながら英国ロックを聴いていくことにしよう…。
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