Patto - Monkey's Bum
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Patto - Monkey's Bum (1973)

Monkey's Bum
Patto
マイク・パトゥーとオリー・ハルソール、この二人はまるで無名ながらもそれなりにグリマートゥインズ並のプレイとチームワークを実現していた二人なのだが、もちろん誰もそんなこと思ってないハズ…(笑)。どこのバンドでも誰かと誰かが一緒にやってたらそれが心地良くなって何となく「相棒」って感じになるんだよな。アマチュアでもあるし自分でもそう思うのはあるしもちろんプロでもあるだろう。認識されるかどうかの話なのだから、プロの世界はちょいと違うけど。ギタリストとしてのオリー・ハルソールは割とニッチなファンが多いのは面白くて、それは多分ケヴィン・エアーズとのセッションだったりこのパトゥーでのセッションだったりするんだろうなと。そしてPattoというバンドの最後の作品となった4枚目のオリジナルアルバム「Monkey's Bum」が正式に作品化していることをしったのがつい最近…、1995年に初リリースされていたらしいが、16年くらい知らなかったことになる自分(笑)。情けないですねぇ、こういう発掘モノって今じゃいっぱい出ているだろうからチェックしないといけないんだろうけど、そんなチェックしないしね、それもあってブログ書いてて発見するとか他のブログで発見するとかいうのは有意義なことなのだった。
1973年に録音されたPattoの4枚目の作品「Monkey's Bum」は当時はお蔵入りになってしまって未発表のままだった。それが1995年にリリースされて…、やや眉唾で聴き始めたんだけど…、これは名盤だった。これまでの三作も名盤として静かに人気のあるバンドなのだが、この「Monkey's Bum」は過去三作よりも名盤なのでは?と思えるくらいにパトゥーらしさが出ているしオリー・ハルソール節も絶品状態で正にジャジーなフレーズとロックとを織り交ぜた職人芸の成せる業とも言える音世界が繰り広げられる。ムーディな曲からロックからこれジャズじゃね?みたいなのや、美しい楽曲でかなり高尚なレベルにある作品だってのが分かる。コレ、結構ハマるよな…。またPattoのアルバム全部聴き直さないといけない…。
しかしカッコ良いです。何で未発表のままで置いといたのか分からないくらい完全に出来上がった作品。ホーンセクションも入ったりジャジーに攻めたり白熱した歌を聴かせてくれたり、途中ではドアーズのジャズハードロックバージョンとも呼べるオリジナルな楽曲「Get Up And Do It」なんてのがあって、最高にカッコ良い。このヘンの音の豊富さがパトゥーの面白いところなんだけど、如何せん歌が英国的すぎて弱いと感じるかもしれない。後はアルバム全体のミックス感かな、もちっと迫力あるミックス感で聴かせてくれたら更に素晴らしくなるのだが、それでもこんな作品が陽の目を見た事自体を喜ぶべきであって、まだまだ出会ったばかりだからこれから満喫していこうと思うアルバムです♪




マイク・パトゥーとオリー・ハルソール、この二人はまるで無名ながらもそれなりにグリマートゥインズ並のプレイとチームワークを実現していた二人なのだが、もちろん誰もそんなこと思ってないハズ…(笑)。どこのバンドでも誰かと誰かが一緒にやってたらそれが心地良くなって何となく「相棒」って感じになるんだよな。アマチュアでもあるし自分でもそう思うのはあるしもちろんプロでもあるだろう。認識されるかどうかの話なのだから、プロの世界はちょいと違うけど。ギタリストとしてのオリー・ハルソールは割とニッチなファンが多いのは面白くて、それは多分ケヴィン・エアーズとのセッションだったりこのパトゥーでのセッションだったりするんだろうなと。そしてPattoというバンドの最後の作品となった4枚目のオリジナルアルバム「Monkey's Bum」が正式に作品化していることをしったのがつい最近…、1995年に初リリースされていたらしいが、16年くらい知らなかったことになる自分(笑)。情けないですねぇ、こういう発掘モノって今じゃいっぱい出ているだろうからチェックしないといけないんだろうけど、そんなチェックしないしね、それもあってブログ書いてて発見するとか他のブログで発見するとかいうのは有意義なことなのだった。
1973年に録音されたPattoの4枚目の作品「Monkey's Bum」は当時はお蔵入りになってしまって未発表のままだった。それが1995年にリリースされて…、やや眉唾で聴き始めたんだけど…、これは名盤だった。これまでの三作も名盤として静かに人気のあるバンドなのだが、この「Monkey's Bum」は過去三作よりも名盤なのでは?と思えるくらいにパトゥーらしさが出ているしオリー・ハルソール節も絶品状態で正にジャジーなフレーズとロックとを織り交ぜた職人芸の成せる業とも言える音世界が繰り広げられる。ムーディな曲からロックからこれジャズじゃね?みたいなのや、美しい楽曲でかなり高尚なレベルにある作品だってのが分かる。コレ、結構ハマるよな…。またPattoのアルバム全部聴き直さないといけない…。
しかしカッコ良いです。何で未発表のままで置いといたのか分からないくらい完全に出来上がった作品。ホーンセクションも入ったりジャジーに攻めたり白熱した歌を聴かせてくれたり、途中ではドアーズのジャズハードロックバージョンとも呼べるオリジナルな楽曲「Get Up And Do It」なんてのがあって、最高にカッコ良い。このヘンの音の豊富さがパトゥーの面白いところなんだけど、如何せん歌が英国的すぎて弱いと感じるかもしれない。後はアルバム全体のミックス感かな、もちっと迫力あるミックス感で聴かせてくれたら更に素晴らしくなるのだが、それでもこんな作品が陽の目を見た事自体を喜ぶべきであって、まだまだ出会ったばかりだからこれから満喫していこうと思うアルバムです♪
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