Yes - Tales from Topographic Oceans
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Yes - Tales from Topographic Oceans (1974)

Tales from Topographic Oceans (Remastered)
Yessongs
プログレッシブロックバンドとして名高い割にはウチではほとんど聴かれる事のないバンドがイエスだったりする。まぁ、EL&Pやジェネシスもそんなに数多く聴かないバンドなので、極端に言えばプログレ好きじゃないんじゃね?みたいな所があるかもしれんが(笑)。音楽力や演奏力が高いバンド程ロックから離れた感覚になってしまう場合にはあまり聴かなくなる傾向が自分にはあるんだなってのは何となく気づいていて、いやEL&Pだって凄くロックだったりするんだからそこはギターがないからっていうのが納得してて、ま、それなりにいろいろなバンドに対して思い切り好きだって部分と聴かないな~、響かないな~ってのがあって当然だしね、いいでしょ。それでも先日ジェントル・ジャイアントを聴いていて、この冷たさって久々だなぁ~、んでこの上手さも凄いな~って思っててさ、イエスもそういう側面が強いからあんまり聴かないのかもしれないと。どこかロックから離れてもっと高尚な部分に存在している感じなんだよね、イエスってさ。スティーブ・ハウのギターテクや音楽の指向性だったりリック・ウェイクマンの恐るべし才能だったり…、もっともリック・ウェイクマンの場合は宇宙人的衣装がロックっぽいのだろうが(笑)、一番ロックしてるのは多分クリス・スクワイヤだろうというのはよくわかるのだが、そこら辺の絡みで出てくる音がどうしても洗練されたものになってしまっていると。
1974年にリリースされた多分イエスのアルバムの中でもここまでやるか的な評論も強かったであろう「海洋地形学の物語」。LP二枚組に片面1曲づつの4曲収録、そしてそれらがどれもこれもスティーブ・ハウとジョン・アンダーソンの作曲作詞によるもので、即ちハウのエッセンスたっぷりなワケだ。それをイエスでやるもんだからイエスらしくなるんだろうが、どうにも盛り上がりに欠ける冗長な楽曲が多い気がしてて「海洋地形学の物語」を聞くのはかなりの気合が必要だった。今となっては聴かなくても良いんじゃね?っつうアルバムのひとつになっているんだけど多分時代の成せる業で、リアルタイムな人は一生懸命理解しようとして聴いたんだろうなぁと。後追いでももちろん聴くんだけど、何かね、どっか行っちゃった感じで。やっぱりバンドってメンバー全員が一つの方向に向かってプレイしているのが一番カッコ良いもん。多分「海洋地形学の物語」ってイエスというバンドの作品の中にあってかなり敬遠度合いの高いアルバムな気がする。二枚組で収録時間が長く、自分的にはまだまだ全然聴き込めてないが故に何かを言えないっつうのがあったり、でも実はイマイチ面白みを感じないからイエスが悪いんじゃなくて自分の聴き込みが足りないんだ…みたいなさ。そこまで付き合えなくて、自分ではもう挫折したアルバムなんだけど。
もちっとストレートに出してくれれば良かったんだけど、ちょいと受け入れ難いアルバムでした。演奏者からしてみて面白いフレーズとか音の使い方とかエフェクトとかあるのかな?「海洋地形学の物語」って酷評されているのもこれまたあんまり見たことないので、どこか評価されているんだろうとは思うんですが…自分では全然聴けてない作品です。




プログレッシブロックバンドとして名高い割にはウチではほとんど聴かれる事のないバンドがイエスだったりする。まぁ、EL&Pやジェネシスもそんなに数多く聴かないバンドなので、極端に言えばプログレ好きじゃないんじゃね?みたいな所があるかもしれんが(笑)。音楽力や演奏力が高いバンド程ロックから離れた感覚になってしまう場合にはあまり聴かなくなる傾向が自分にはあるんだなってのは何となく気づいていて、いやEL&Pだって凄くロックだったりするんだからそこはギターがないからっていうのが納得してて、ま、それなりにいろいろなバンドに対して思い切り好きだって部分と聴かないな~、響かないな~ってのがあって当然だしね、いいでしょ。それでも先日ジェントル・ジャイアントを聴いていて、この冷たさって久々だなぁ~、んでこの上手さも凄いな~って思っててさ、イエスもそういう側面が強いからあんまり聴かないのかもしれないと。どこかロックから離れてもっと高尚な部分に存在している感じなんだよね、イエスってさ。スティーブ・ハウのギターテクや音楽の指向性だったりリック・ウェイクマンの恐るべし才能だったり…、もっともリック・ウェイクマンの場合は宇宙人的衣装がロックっぽいのだろうが(笑)、一番ロックしてるのは多分クリス・スクワイヤだろうというのはよくわかるのだが、そこら辺の絡みで出てくる音がどうしても洗練されたものになってしまっていると。
1974年にリリースされた多分イエスのアルバムの中でもここまでやるか的な評論も強かったであろう「海洋地形学の物語」。LP二枚組に片面1曲づつの4曲収録、そしてそれらがどれもこれもスティーブ・ハウとジョン・アンダーソンの作曲作詞によるもので、即ちハウのエッセンスたっぷりなワケだ。それをイエスでやるもんだからイエスらしくなるんだろうが、どうにも盛り上がりに欠ける冗長な楽曲が多い気がしてて「海洋地形学の物語」を聞くのはかなりの気合が必要だった。今となっては聴かなくても良いんじゃね?っつうアルバムのひとつになっているんだけど多分時代の成せる業で、リアルタイムな人は一生懸命理解しようとして聴いたんだろうなぁと。後追いでももちろん聴くんだけど、何かね、どっか行っちゃった感じで。やっぱりバンドってメンバー全員が一つの方向に向かってプレイしているのが一番カッコ良いもん。多分「海洋地形学の物語」ってイエスというバンドの作品の中にあってかなり敬遠度合いの高いアルバムな気がする。二枚組で収録時間が長く、自分的にはまだまだ全然聴き込めてないが故に何かを言えないっつうのがあったり、でも実はイマイチ面白みを感じないからイエスが悪いんじゃなくて自分の聴き込みが足りないんだ…みたいなさ。そこまで付き合えなくて、自分ではもう挫折したアルバムなんだけど。
もちっとストレートに出してくれれば良かったんだけど、ちょいと受け入れ難いアルバムでした。演奏者からしてみて面白いフレーズとか音の使い方とかエフェクトとかあるのかな?「海洋地形学の物語」って酷評されているのもこれまたあんまり見たことないので、どこか評価されているんだろうとは思うんですが…自分では全然聴けてない作品です。
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