Lacuna Coil - Karmacode

0 Comments
Lacuna Coil - Karmacode (2006)
Karmacode Dark Adrenaline

 年末だし手当たり次第に何でもアリに書いていくかな…と適当に(笑)っても多分ある程度の指向性にはなってしまうような気がしているが、ま、いいや。ブログに書いてる5倍くらいは聴いているんだろうなぁと書いてて思うワケで、それもいつものように節操もなく。iPhoneなりiPodなりでシャッフルで聴いてることも多いし、そこからアルバム丸ごと聴くことも多いし、はたまた映像を見ることもあったり、しっかりMacが音楽と映像のデバイスになってしまったのでクリックひとつで気軽にそういうことが出来てしまうのは果たして良いことなのか?じっくり聴くにはかなりゆったりとしたシステムで聴きたいんだけど、なかなかそういうワケにもいかないんで適当に聴いちゃうんだよな。勿体無い。それでもじっくりと満喫しているので良いでしょう。年末年始なんてその真骨頂になるだろうなと懸念。一日中そんなことしてて良いのか?ちなみに年末年始行事なんてのは一切無視して自分の快楽の時間としか捉えていないんで一般的な気分とはやや無縁。別に害ないからいいっしょ。

 駄文が長かったが、何となくヘヴィネスでポップなもの、そして耳に残っていた音ってことで2006年にリリースされたイタリアはミラノの期待の星だったラクーナ・コイルの4枚目「Karmacode」だが、もうじき新作「Dark Adrenaline」をリリースするらしいので、最近話題を聞かなかったが、それは単に自分の情報収集不足…最近の言葉では「情弱」ってヤツだ。そんなことで気分が一致したのでまだ取り上げてなかったんだ、と思って聴きながらムフフ…と書いてみます。

 Lacuna Coilってジャケットが毎回シンボルっつうか何かの象徴のように描かれていてそれはそれで何となく覚えやすいのが特徴的。無機質な中の有機物的感覚があるのも面白いけど、好みではない、でも、面白い。さて、4枚目の作品となったラクーナ・コイルの出世作二枚目となる「Karmacode」、前作「コマリーズ」でアメリカ進出を果たして本作「Karmacode」で結構定着させた感があるけど、実際は知らん。ただ、このアルバムの頃ってかなり力入れて世界プロモーションしてたし、そういえばしばらく後のLoudparkにも来てて、見に行ったらやってたもん。ヘヴィネスな中にどうも中近東な音階ってのが入ってるらしい。イタリアって…そうなるの?それとも意図的?中近東とイタリア…ま、近いかもしれんけど…、イタリア的な感じではあるけど中近東か…へぇ…とよくわからずに聴いてます。ただ、何かヘンな音階で妙に心地良かったりするのはあるからきっとそれが中近東なんだろう。それとゴシック・メタルとも言われてるけどもうゴシックの世界じゃないよなぁ…と。ヘヴィネスな男女ツインボーカルなバンドってだけかな。ベースは5弦、ギターは7弦までボトムを下げてのプレイだから重くなるわな、そりゃ。そこに小柄で美しいイタリア娘が歌ってるワケだ。

 そして「Karmacode」はかなり冒頭から良作が揃ってて、バンドの主張もしっかりしているしメロディもバンドもかなり完成形だと思う。こうやって聴くと次の新作「Dark Adrenaline」が気になるので多分聴くね。そしてLoudparkのライブがDVD「ヴィジュアル・カーマ」になっているのも日本人的に嬉しいし、こういうバンドなんだ…っていうのもある。音聴いて映像見て、黒づくめなスタイルが更に重さを増している。一方で歌や世界観は結構綺麗なところもあるのでなるほど中近東とイタリアなワケか。あんまり意識しなくても良いけどかなり唯一無二の存在的なバンドの音してる。もう15年選手くらいなんだけどね…。



関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply