Eliane Elias - Bossa Nova Stories
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Eliane Elias - Bossa Nova Stories (2008)

私のボサ・ノヴァ
ライト・マイ・ファイアー
いつものことながら、全くボサノバ方面に進むなんて思ってもいなかったのだが、Amy Winehouseの遺作「Lioness: Hidden Treasures」を聴いて「イパネマの娘」の解釈の進化系に目を見張り、オリジナルを再度聴きたいな~と思ってアストラッド・ジルベルトを聴いてやっぱり安心。こういうモンだよな~などとほのぼのしていたんだけど、待てよ、確か…と思ってちょこっと探してみたらあった。イリアーヌ・イリアスのボサノバアルバム「Bossa Nova Stories」の冒頭にも入ってるじゃないか、と。イリアーヌ・イリアスってのは自分もちょいと前にブログ仲間の風呂井戸さんから教えてもらっていて、その成熟した女性の表情が非常によろしくて聴いてみたら歌やピアノも素晴らしかったという、天は二物もを与えてしまったと思わざるを得ないくらいの美女淡麗でしてね、まぁ、何枚も一気に聴いてしまったワケです。そのイリアーヌ・イリアスが2008年にリリースしたボサノバアルバム「私のボサ・ノヴァ」をどうぞ…。
妙~なセクシーさがあってねぇ、他のアルバムのジャケットもそうだけど多分この人の瞳の美しさが良いんだろう。それとブラジルの綺麗な女性なんてあんまり見ることもないから目新しいってのが大きいんだとは思うけど、邦題通りに「私のボサ・ノヴァ」っつうほのぼのとした作品で…ってあれ?国内盤ってこんな曲順なの?輸入盤だと「イパネマの娘」がトップなんだけど…、何か意味あるんだろうか?アルバムコンセプトとか意識しているようなものとはあまり思えないから曲順に差があっても良いんだろうけど、でもね、オープニングは「イパネマの娘」の方が素人には嬉しいです、多分。オリジナルのアストラッド・ジルベルトの雰囲気とはまたちょいと異なるんだけど、やっぱブラジル人だからあの雰囲気に近いよね。声のトーンとか声の年齢からしてもかなり良い疲れ具合だし、そのヘンはそんじょそこらの若いお姉ちゃんの歌とは深みが違う。
アルバム全編ボサノバのカバー集で、自分的には元ネタをよく知らないけど、BGMで流していれば実に心地良く聞こえてきて、ついつい流しっぱなしで聴いてしまう作品。イリアーヌからしてみたらもう何枚目のアルバム?って感じでビル・エヴァンスのカバーやそれこそA.C.ジョビンのカバーやオリジナル、そしてジャズからボサノバまでかなり色々とやれることをやってきている人なので、マイペースでこういう風に好きな音楽に挑戦していくっていう姿勢は楽しいものなんだと思う。そんな雰囲気がアルバム全編から漂ってくるし、レビューによればバックのメンバーも相当の強者で揃えているということなので、そりゃ聴いてて悪いはずはない。ただ、今の季節に聴くものではないわな(笑)。




いつものことながら、全くボサノバ方面に進むなんて思ってもいなかったのだが、Amy Winehouseの遺作「Lioness: Hidden Treasures」を聴いて「イパネマの娘」の解釈の進化系に目を見張り、オリジナルを再度聴きたいな~と思ってアストラッド・ジルベルトを聴いてやっぱり安心。こういうモンだよな~などとほのぼのしていたんだけど、待てよ、確か…と思ってちょこっと探してみたらあった。イリアーヌ・イリアスのボサノバアルバム「Bossa Nova Stories」の冒頭にも入ってるじゃないか、と。イリアーヌ・イリアスってのは自分もちょいと前にブログ仲間の風呂井戸さんから教えてもらっていて、その成熟した女性の表情が非常によろしくて聴いてみたら歌やピアノも素晴らしかったという、天は二物もを与えてしまったと思わざるを得ないくらいの美女淡麗でしてね、まぁ、何枚も一気に聴いてしまったワケです。そのイリアーヌ・イリアスが2008年にリリースしたボサノバアルバム「私のボサ・ノヴァ」をどうぞ…。
妙~なセクシーさがあってねぇ、他のアルバムのジャケットもそうだけど多分この人の瞳の美しさが良いんだろう。それとブラジルの綺麗な女性なんてあんまり見ることもないから目新しいってのが大きいんだとは思うけど、邦題通りに「私のボサ・ノヴァ」っつうほのぼのとした作品で…ってあれ?国内盤ってこんな曲順なの?輸入盤だと「イパネマの娘」がトップなんだけど…、何か意味あるんだろうか?アルバムコンセプトとか意識しているようなものとはあまり思えないから曲順に差があっても良いんだろうけど、でもね、オープニングは「イパネマの娘」の方が素人には嬉しいです、多分。オリジナルのアストラッド・ジルベルトの雰囲気とはまたちょいと異なるんだけど、やっぱブラジル人だからあの雰囲気に近いよね。声のトーンとか声の年齢からしてもかなり良い疲れ具合だし、そのヘンはそんじょそこらの若いお姉ちゃんの歌とは深みが違う。
アルバム全編ボサノバのカバー集で、自分的には元ネタをよく知らないけど、BGMで流していれば実に心地良く聞こえてきて、ついつい流しっぱなしで聴いてしまう作品。イリアーヌからしてみたらもう何枚目のアルバム?って感じでビル・エヴァンスのカバーやそれこそA.C.ジョビンのカバーやオリジナル、そしてジャズからボサノバまでかなり色々とやれることをやってきている人なので、マイペースでこういう風に好きな音楽に挑戦していくっていう姿勢は楽しいものなんだと思う。そんな雰囲気がアルバム全編から漂ってくるし、レビューによればバックのメンバーも相当の強者で揃えているということなので、そりゃ聴いてて悪いはずはない。ただ、今の季節に聴くものではないわな(笑)。
Bossa Nova Stories
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