Thin Lizzy - Live At The BBC
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Thin Lizzy - Live At The BBC (2011)
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自分のイメージでは冬になってくるとアイリッシュの音がとても似合うような気がしている。もちろんアイルランドが寒い国だから、そこから生まれてくる音楽も当然ながら寒さを含んだ音楽というのは不思議はないが、行ったことないしねぇ。まぁ、日本の冬よりも寒いのは確かだろうな。そんなことで、70sなロックが続いているので最近リリースされた一枚をちょいと聴いてみました。Thin Lizzyの「Live at the BBC」という作品。体たらくな自分はとりあえず2枚組のダイジェスト版を入手してしまった次第。6枚組のCD+DVDという豪華スペシャルセットというのもリリースされているのでやはりそっちを入手するべきだったんだろうか…そこまではちょいと手が出せなかったっつうか…。アマゾンでも結構安かったが今はもうプレミア状態。早!そんだけ人気があるバンドだったってことか。また流通してくれるかな…。
「Live at the BBC」はタイトル通りにBBCセッションをひたすら集めまくった代物で、2CDのバージョンだと年代順に音が並んでいるので正にBBCのライブによるバンドThin Lizzyの遍歴が味わえるってなもんだ。こうしてクレジット見てると結構満遍なくBBCには出演していたんだなぁと、割と不思議に思う。どんなバンドもBBC音源って初期は多くて70年代中期以降はグッと減るんで、80年代までも含めて出演していたってのはなかなか無いんじゃない?自分が偏ったバンドのBBCばかり聴いているからだろうか?まぁ、「In Concert」への出演が多いからこういうのが出来たのかもしれないが。まぁ、この作品の来歴はとにかくひたすらBBCっつうコンセプトのようなので、スペシャル盤のライナーに詳しいとのこと。2CD盤で音を順番に聴いていくが、毎回Thin Lizzyのこういう編集モノを聴いていて感じるのは、ものすごく初期の音が哀愁を帯びていて自分好みだってことだ。だから初期の作品ばかりを聞きたくなっちゃうんだよね。中期以降はハードロックでかっこ良いからそれはそれで好きだし、何でだろうか、初期の青さってのが良いんだな…。こういうのが寒さを伴ったロックっつうか、そんな印象。スコット・ゴーハムのチープなソロプレイも危なっかしくて線が細くて良い感じ。そしてフィルの歌声も若いくせにこんなに哀愁あって…、不思議なバンドだ。まだ方向性としてのハードロックってのは明確じゃなかったんだろうと言うのが分かる。ライブだから余計にシンプルに聴こえるのでこのBBCセッションのプレイはバンドの本質を物語ってくれているね。
残された音源が70年代初期までのものが多いのか、そういう初期のThin Lizzyをたっぷりと楽しめるようになっているのが嬉しい。2CD盤でもCD1なんてほとんどそんなんだもん。割と定期的にThin Lizzyって聴くし、聴く度に好きになっていくのも面白い。不思議と唯一無二の世界を出しているバンド。BBCセッションも聴くのは初めてじゃないが、今回のリリースはかなり気合の入った一枚なので良い。やっぱそのうちスペシャル盤探してこよう…。

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自分のイメージでは冬になってくるとアイリッシュの音がとても似合うような気がしている。もちろんアイルランドが寒い国だから、そこから生まれてくる音楽も当然ながら寒さを含んだ音楽というのは不思議はないが、行ったことないしねぇ。まぁ、日本の冬よりも寒いのは確かだろうな。そんなことで、70sなロックが続いているので最近リリースされた一枚をちょいと聴いてみました。Thin Lizzyの「Live at the BBC」という作品。体たらくな自分はとりあえず2枚組のダイジェスト版を入手してしまった次第。6枚組のCD+DVDという豪華スペシャルセットというのもリリースされているのでやはりそっちを入手するべきだったんだろうか…そこまではちょいと手が出せなかったっつうか…。アマゾンでも結構安かったが今はもうプレミア状態。早!そんだけ人気があるバンドだったってことか。また流通してくれるかな…。
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Live at the BBC: Super Deluxe Edition
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