Kate Bush - 50 Words for Snow
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Kate Bush - 50 Words for Snow (2011)

今冬も結構期待している新作リリースがいくつかあるが、その種類としては「おぉ~、新作出るか!」ってのもあるし、「どんな音になってるかな?」ってのもあるし「生きてたのか!」ってのもあったりするが、中でも「へ?」って感じで驚きを覚えたのがケイト・ブッシュの新作「雪のための50の言葉」。いや、ちょっと前に新録作品としてセルフカバーっつうか作り直し的な「ディレクターズ・カット」ってのをリリースしていたから、また次は5年後とか?なんて思ってる部分あったんだよね。そしたら逆で、ついでに新作も録っちゃいました的にアルバムがリリースされるということで…。
ケイト・ブッシュ「雪のための50の言葉」、通算7枚目くらいか?ってももう50歳を超えたオバチャンの作品なんだよな。だから昔のような音を期待している方がアホなワケで、しっかりと独自の音楽性や方向性を打ち出した大人の…アダルトな新作になっているのでした。どんなんだったかと言うと、電子ピアノ…かどうかわからんけどそんな音での弾き語り的なものが多くて元来そういうデモテープだったんだろうか、そのままっつうのか、バンドとかロックとかの音ではない。どちらかと言えばピアノコンサートのリサイタルとか環境音楽とかそんな方向性。もっとも端からそうした傾向値の音だったのでそういう方向性ってのは別におかしくもないしケイト・ブッシュのリスナーだったらわかりやすい方向のハズ。ただねぇ、自分的には聴いていて、何でまたこんなの聴いてるんだろ、自分?って思ってしまったんだよね。いや、環境音楽とかさ、別に必要としないから敢えて聴かないでしょ?それを敢えて聴いているんだから何で?って。そりゃケイト・ブッシュだからという答えはあるんで、良いんだけど、何度も絶対に聴かないっつうか多分もう聴かないと思うんだよね。特筆すべき点は多分多々あるし好意的に書こうと思えば書くところもたくさんあるんだろうと思う。そこまで盲目的にケイト・ブッシュを好きなワケじゃない自分がココにいて、だから故にハマり切れないのだろう。ただ、こういう音をきちんと聴いていた時期もあったなぁ~と自分の聴いてきた音を思い返すといくつもあるんだが…。
歌もさすがにコケティッシュなケイト・ブッシュ節ではなく何かのBGMのように落ち着いた安定的な歌で、それが電子ピアノ中心のバック演奏に乗せて流れてくる。明るくはないが別に暗くもない、どちらかと言えば叙情的ですらあるし、情感をほとばしらせるフレーズだってちゃんとある。生ピアノとの出会いによってアクセント的に音色に驚くことも多く、そういう意味ではかなり斬新な取り組みをしている作品だ。歌詞は世界観があるのだろうけど自分ではよく理解していないので、このアルバムをわかっていないのかもしれない。ただ音を聴いているとこういう世界はあまり聴かないだろうなぁと思う次第。何を期待していたんだろうか。自分は。ケイト・ブッシュという名前に溺れてしまってあのアバンギャルドな飛び方を期待していたに違いない。そしてその幻想がアホだったという事を気付かされてしまった作品という位置付けですかね。まぁ、そんなこともありますわな…。


今冬も結構期待している新作リリースがいくつかあるが、その種類としては「おぉ~、新作出るか!」ってのもあるし、「どんな音になってるかな?」ってのもあるし「生きてたのか!」ってのもあったりするが、中でも「へ?」って感じで驚きを覚えたのがケイト・ブッシュの新作「雪のための50の言葉」。いや、ちょっと前に新録作品としてセルフカバーっつうか作り直し的な「ディレクターズ・カット」ってのをリリースしていたから、また次は5年後とか?なんて思ってる部分あったんだよね。そしたら逆で、ついでに新作も録っちゃいました的にアルバムがリリースされるということで…。
ケイト・ブッシュ「雪のための50の言葉」、通算7枚目くらいか?ってももう50歳を超えたオバチャンの作品なんだよな。だから昔のような音を期待している方がアホなワケで、しっかりと独自の音楽性や方向性を打ち出した大人の…アダルトな新作になっているのでした。どんなんだったかと言うと、電子ピアノ…かどうかわからんけどそんな音での弾き語り的なものが多くて元来そういうデモテープだったんだろうか、そのままっつうのか、バンドとかロックとかの音ではない。どちらかと言えばピアノコンサートのリサイタルとか環境音楽とかそんな方向性。もっとも端からそうした傾向値の音だったのでそういう方向性ってのは別におかしくもないしケイト・ブッシュのリスナーだったらわかりやすい方向のハズ。ただねぇ、自分的には聴いていて、何でまたこんなの聴いてるんだろ、自分?って思ってしまったんだよね。いや、環境音楽とかさ、別に必要としないから敢えて聴かないでしょ?それを敢えて聴いているんだから何で?って。そりゃケイト・ブッシュだからという答えはあるんで、良いんだけど、何度も絶対に聴かないっつうか多分もう聴かないと思うんだよね。特筆すべき点は多分多々あるし好意的に書こうと思えば書くところもたくさんあるんだろうと思う。そこまで盲目的にケイト・ブッシュを好きなワケじゃない自分がココにいて、だから故にハマり切れないのだろう。ただ、こういう音をきちんと聴いていた時期もあったなぁ~と自分の聴いてきた音を思い返すといくつもあるんだが…。
歌もさすがにコケティッシュなケイト・ブッシュ節ではなく何かのBGMのように落ち着いた安定的な歌で、それが電子ピアノ中心のバック演奏に乗せて流れてくる。明るくはないが別に暗くもない、どちらかと言えば叙情的ですらあるし、情感をほとばしらせるフレーズだってちゃんとある。生ピアノとの出会いによってアクセント的に音色に驚くことも多く、そういう意味ではかなり斬新な取り組みをしている作品だ。歌詞は世界観があるのだろうけど自分ではよく理解していないので、このアルバムをわかっていないのかもしれない。ただ音を聴いているとこういう世界はあまり聴かないだろうなぁと思う次第。何を期待していたんだろうか。自分は。ケイト・ブッシュという名前に溺れてしまってあのアバンギャルドな飛び方を期待していたに違いない。そしてその幻想がアホだったという事を気付かされてしまった作品という位置付けですかね。まぁ、そんなこともありますわな…。
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