The Yardbirds - Blow Up

8 Comments
The Yardbirds - Blow Up (OST) 1966
欲望(サントラ) 欲望 [DVD]

 やっぱり衝撃的なロックが聴けるサントラと言えば自分的にはいつまでも頭の中から離れない「欲望」です。古いですね。古すぎます(笑)。1966年の映画ってことなので既に45年前?凄いな。それでも少年の心に深く残したインパクトは圧倒的でして、いや、もちろんリアルタイムで見たワケじゃないので後追いで映画を見たんですけどね、当然ながら今じゃ普通にYouTubeで見れてしまうジミー・ペイジとジェフ・ベックの共演によるヤードバーズの演奏が見れるってことですよ。まだ何が凄いのかもわかっていなかった少年でもこの二人の動いている姿、しかもヤードバーズだからさ、そりゃもう見たいんだよ。ヤードバーズってもうやっぱ神様みたいなバンドで、なけなしの小遣いで探して買ってたのもヤードバーズだったし、今思えば結構好きだったな。60年代よりも70年代のロックの方が好きだったハズなんだけど、多分熱心に勉強していたんだろうと思う(笑)。

 そんなことでヤードバーズも参加している基本的にはハービー・ハンコックが主体となってるサントラ盤「欲望」です。これは映画もぜひ観ておきたい内容の名作…ってかヌーベルバーグ的に淡々と進むフィルムが美しいし、ストーリーも好きですね。ヤードバーズの登場シーンは実際主人公が逃げ回っている時に飛び込んだギグ会場で演奏していただけってなモンで、そんなに重要性が高くはないんだろうけど、当初はこの出演バンドをThe Whoに依頼してたかするかだったみたいだ。まぁ、そんな瞬間的なシーンでしかないんだろうけど、本当にステージではヤードバーズが演奏していて、ジミー・ペイジが335みたいなベース弾いてる。うん、ベース。一方ではジェフ・ベックが不機嫌そう~にギター弾いてて、白々しくもギターの調子が悪くなってギターに当たり、The Whoほど派手じゃなくて単に不機嫌にギターを壊すという感じで、う~んやっぱ演技とステージ上の本気とは明らかに違うものだってのは今ならわかる。が、コレを見れた時の感動が全てを追いやっているので、とにかくこれか~!って感動だった(笑)。キース・レルフって存在感ないんだ(笑)。

 まぁ、そんな映画の端役での出演だったが、記録としては相当貴重だしあって良かった映像です。さて、サントラの方はこの頃まだ新鋭のミュージシャンだったハービー・ハンコックがほぼ担当していて、しかもジャズ然としたものではなくてどっちかっつうとロック寄りのはっきりとしたメロディや旋律が多い、そしてギターやリズムもロックっぽい作りの多い作品。そんな中にヤードバーズの「Stoll On」だ。そして終盤にはTomorrowの曲が2曲、きちんとサイケしてくれてますが、ハービー・ハンコックのクールな曲とは対象に、カラフルなポップさが出ていてそれはそれでバンドTomorrowの本領発揮ってトコだ。まぁ、サントラ盤として必要かと言われるとそこまでは、って思うけど、思い入れの強い人は多いんじゃないだろうか、この「欲望」。ちなみに映画のDVDは今なら1000円以下で買えるとは…。





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フレ
Posted byフレ

Comments 8

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yuccalina  
ビデオコンサートで!

私も映画としては後追いで見ました。その後、ラテンアメリカ文学にハマったりもしたので、サイケデリック・カルチャーとの結びつきを知れたりして、興味深かったです。でも「Stoll On」のVTRを初めて見たのは、30年前くらい?Zeppelinのビデオ・コンサートでした。「幻のお宝映像!」みたいな扱いで、有り難く見た記憶が、今では1000円以下ですか、トホホ。

2011/11/20 (Sun) 14:22 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>yuccalinaさん

コレ、ヤードバーズの映像見れただけで御の字だったから、それだけで好きですね。
今じゃ1000円以下…、山のようにありますね、そういうのが(涙)。

2011/11/20 (Sun) 22:36 | EDIT | REPLY |   
いたち野郎  

この映画は先月頃に初めて見ました。ベックとペイジ両方がいるときのヤードバーズが見られるとは知らなかったので、出てきたときはビックリしました(笑)
自分も最近映画の音楽で書き始めたので、そのうち「欲望」も取り上げるかもです。忍者ブログでTB飛ばせなくなったのが残念ですが…。

2011/11/21 (Mon) 02:59 | EDIT | REPLY |   
ひで  

これのLD持ってたんですけど、プレーヤーが壊れたんでヤフオクで叩き売りました。
ほとんどタダみたいな値しか付きませんでした(泣)
60年代、スィンギング・ロンドンの雰囲気満載でお洒落で、なかなか良い映画ですね。
ヤードバーズが唐突に出て来るんで、前知識があっても驚いた。

2011/11/22 (Tue) 22:33 | EDIT | REPLY |   
フレ  
Train Kept A Rollin'

>いたち野郎さん
おぉ、それは驚くでしょう…。自分はもうとにかく二人が演ってるのを見たくて…だったんで。
忍者…トラバないんすか?最近はめっきりトラバっつうのも減ってしまってありがたみが減りましたなぁ…。

>ひでさん
LD…自分も何十枚も売り時間違えて1円単位で捌きました(涙)。
ヤードバーズ、あんな風に出てくるなんてちょいと寂しすぎる…。でも、やっぱりベックの顔見て「?!」でしたね。

2011/11/23 (Wed) 00:01 | EDIT | REPLY |   
デューク中島  
いつもの昔話で恐縮ですが

「欲望」の映画を初めて観れたのは、40年近く前でした。
LPのライナーノートや音楽記事で しょっちゅう引き合いに
出されてるのに 観たことが無くって悶々としてました。
大学に入って 映画好きの男と友達になり その話をしたのを
彼が憶えていてくれて、ある日 「お前『欲望』を観たいと言ってたよな。
今度、こんなのがあるから行ってみたら?」 と
イタリア会館と言う所での アントニオーニの映画数本の上映会の
小さなチラシを 見せてくれました。もちろん行きましたよ。
それで 当日会場に行ったら 通路もすし詰め状態の大盛況。
ご存知のように 終わる30分位前に YARDBIRDS登場の
シーンがあるのですが、STROLL ONのイントロが始まるやいなや 
観客の4割位から 「ウオー」の大歓声。当然私も。
こいつらも 俺と同じ目的で来たんだ と苦笑しました。
蛇足ながら 「欲望」って邦題は 内容と合わないですよね。
エロでもないのに 家で棚に並べるのも 誤解を生じそうだし、
レジでパッケージを差し出すのも 誤解されそう(笑)。
TRAFFICがテーマを担当した「茂みの中の欲望」も同類項ですな。
コメディータッチのB級ムービーですよ。

2011/11/28 (Mon) 22:21 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>デューク中島さん

映画館で大歓声とはなかなか面白い光景ですねぇ、でも自分も絶対そうなる(笑)。
ホント情報のない時代でもコレだけは有名で、それでもなかなか見れなくて…。
今じゃ簡単に見れるけど興奮したもんです、当時は。
しかしロックを流す映画ってB級タッチ多いですねぇ。

2011/11/30 (Wed) 14:46 | EDIT | REPLY |   
yuccalina  
今さらですが、、、

レス不要です。最近60年代映画のエントリーで、気が付いたんですが、以前こちらのリンク貼って連絡してませんでした。今さらですが、後ほどトラックバックのお知らせ行くと思いますんで、よろしくお願いします。

2012/02/25 (Sat) 13:47 | EDIT | REPLY |   

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