Joss Stone - Introducing Joss Stone
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Joss Stone - Introducing Joss Stone (2007)

Introducing Joss Stone
LP1
女性の歌い手さんが続いているので、やはりどうしても聴き直しておきたいなと言う人がいつものジョス・ストーン。まぁ、エイミー・ワインハウスもだけど、12月に遺作がリリースされるみたいなのでその時に聴くってことにして、まずはジョス・ストーンのソウルフルな歌ってのがここのところのシンガーとどういう違いなのか…ってね、並べて聴いてみようかと。ジョス・ストーンの場合はブルースというフィルターはほとんど通っていないのでもっと純粋にソウルな方向なんで、歌唱そのものが違うんだな~と当たり前のところに行き着いてしまったんだけどね。やっぱブルース色あるともっと崩れてくるっつうか、ビートが違うもん。リズムが違うからやっぱり同じような歌唱力でも全然表現が異なるワケですな。
そしてジョス・ストーンが19歳の頃にリリースした三枚目のアルバム「イントロデューシング・ジョス・ストーン」、タイトル通りに自分自身の紹介のアルバムです、というワケだろうけど賛否両論。自分を出しました、って言って賛否両論ってどういう事よ?ってな話だわな。ここまでの作品ではオーソドックスに70年代のソウルを継承したかのような歌唱力と楽曲と雰囲気だったのでそういうスタイルこそがジョス・ストーンと思っていた人には悪評の立つアルバム。一方それらも踏まえて19歳の若い女の子が近代的な音も取り入れて楽曲アレンジ的にもミックス的にも最新の感性と古き良きスタイルを併せ持たせた意欲作として捉えられれば前向きなアルバムという評判。まぁ、往々にして古いファンは形が変わることを好まないので、当時のジョス・ストーンとしては相当の意欲作だったことだろう。
はて、自分はジョス・ストーンという人を知った時には既に4枚くらいアルバムが出ていたので一気に聴きまくってまして…、そういう意味では初期が好きでこの「イントロデューシング・ジョス・ストーン」とかこの後の「カラー・ミー・フリー」はあまり聴かなかった。やっぱね、古いんで(笑)。アレンジとかさ、ラップ調だったりデジタルチックだったりするとどうも面白く聞こえなくってさ、歌唱力があるのもわかるけど、結局アレンジの力って聴く側の好みに一番影響する部分だろうし。んでダメだったワケ。もっともっと魂を聴かせておくれよ、ってのが強くてね。実際アルバム「イントロデューシング・ジョス・ストーン」にはソウルフルな歌を聞かせる曲も入ってるし、決してジョス・ストーンの価値が下がったというものではない。ただ、歌唱力よりもアレンジが邪魔でねぇ。そんな風にアルバムが続いていったから聴かなくても良いか、って思ったけど、最新アルバム「Lp1」が最高に魂を聴かせてくれたのでもう何でも許す。ってな気分で今回また聴いてみて書いてみました。以前よりは全然前向きに聴けるけど、このアレンジ音はやっぱりキライだ(笑)。




女性の歌い手さんが続いているので、やはりどうしても聴き直しておきたいなと言う人がいつものジョス・ストーン。まぁ、エイミー・ワインハウスもだけど、12月に遺作がリリースされるみたいなのでその時に聴くってことにして、まずはジョス・ストーンのソウルフルな歌ってのがここのところのシンガーとどういう違いなのか…ってね、並べて聴いてみようかと。ジョス・ストーンの場合はブルースというフィルターはほとんど通っていないのでもっと純粋にソウルな方向なんで、歌唱そのものが違うんだな~と当たり前のところに行き着いてしまったんだけどね。やっぱブルース色あるともっと崩れてくるっつうか、ビートが違うもん。リズムが違うからやっぱり同じような歌唱力でも全然表現が異なるワケですな。
そしてジョス・ストーンが19歳の頃にリリースした三枚目のアルバム「イントロデューシング・ジョス・ストーン」、タイトル通りに自分自身の紹介のアルバムです、というワケだろうけど賛否両論。自分を出しました、って言って賛否両論ってどういう事よ?ってな話だわな。ここまでの作品ではオーソドックスに70年代のソウルを継承したかのような歌唱力と楽曲と雰囲気だったのでそういうスタイルこそがジョス・ストーンと思っていた人には悪評の立つアルバム。一方それらも踏まえて19歳の若い女の子が近代的な音も取り入れて楽曲アレンジ的にもミックス的にも最新の感性と古き良きスタイルを併せ持たせた意欲作として捉えられれば前向きなアルバムという評判。まぁ、往々にして古いファンは形が変わることを好まないので、当時のジョス・ストーンとしては相当の意欲作だったことだろう。
はて、自分はジョス・ストーンという人を知った時には既に4枚くらいアルバムが出ていたので一気に聴きまくってまして…、そういう意味では初期が好きでこの「イントロデューシング・ジョス・ストーン」とかこの後の「カラー・ミー・フリー」はあまり聴かなかった。やっぱね、古いんで(笑)。アレンジとかさ、ラップ調だったりデジタルチックだったりするとどうも面白く聞こえなくってさ、歌唱力があるのもわかるけど、結局アレンジの力って聴く側の好みに一番影響する部分だろうし。んでダメだったワケ。もっともっと魂を聴かせておくれよ、ってのが強くてね。実際アルバム「イントロデューシング・ジョス・ストーン」にはソウルフルな歌を聞かせる曲も入ってるし、決してジョス・ストーンの価値が下がったというものではない。ただ、歌唱力よりもアレンジが邪魔でねぇ。そんな風にアルバムが続いていったから聴かなくても良いか、って思ったけど、最新アルバム「Lp1」が最高に魂を聴かせてくれたのでもう何でも許す。ってな気分で今回また聴いてみて書いてみました。以前よりは全然前向きに聴けるけど、このアレンジ音はやっぱりキライだ(笑)。
Joss Stone
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