Joanne Shaw Taylor - Diamonds in the Dirt

2 Comments
Joanne Shaw Taylor - Diamonds in the Dirt (2011)

Diamonds In the Dirt - Joanne Shaw Taylor Diamonds In the DirtWhite Sugar - Joanne Shaw Taylor White Sugar

 そうかぁ~、セカンドも良いんだ~と素直にセカンドの存在を知っただけでちょっと聴きたい…という欲求に駆られてしまうアーティストもそうそう多くはない。何か前に聴いた時にかなり印象良くって、次のアルバムとかあったらまた聴いてみたいななんて思ってたんだよね。そしたら昨年出てるじゃないですか、と。情報チェックが疎いとねぇ…ダメです。ジャケが地味だったから目立たなかったんだよ、きっと(笑)。…んなワケないし。まぁ、めでたくzaganさんの所で教えて頂いたので聴けることになりました♪

 Joanne Show Taylorの「Diamonds in the Dirt」ですね。確かにファースト「White Sugar」の思い切りブルース姉ちゃん的な懐の出し方からセカンドアルバムにもなると更に幅を広げる、と言うか、もっとSRV的になってきたっつうのか、ブルースベースのロックギタリストっつう位置が明確になってきた感じ。オンナでここまでギター弾けちゃうワケ?しかもSRVと比べても遜色ないテクニックと音使いとブルース魂。なんてこった、一体どんなんしたらこんなギター弾けるんだ?まぁ、SRVと同じく楽曲の単調さはやや抜け切れていない感じはあるんだが、カラッとした音とややファンキーなリフが多いので疲れることはないんで良いけどね。それと、歌。歌がさ、女の子なんだけどブルースなんだよな。ジャニスとかとは違ってもっと普通にブルース。ソウルじゃなくて良い感じでさ。メリッサ・エサリッジみたいな感じでいやらしくなくって心地よい。チョコチョコっと入ってくるオブリのギターとかもモロにSRVだし、どこからとってもそんなフレーズばかりで見事に昇華。これから先が正念場かな~とは思うけど、今のところは思い切りかっこよくてマル。テレキャスかストラトの音だろうけどかなり太い弦張って弾いてる感じで分厚い音出してる。ナメてちゃいかんぜよ、ブルース好きなリスナー達よ。驚くほど今の女性ブルースギタリスト達はブルース魂持ってます。

 結局、ほう~、そうかぁ~と二回連続で聴き続けてしまった。基本3コードなんだよな…とわかってはいても、そのかっこ良さに惚れ惚れしちゃうプレイだね。全くSRVフォロワーとしては見事でノビノビと大らかに心地良くギターを弾いてくれるぜ…。



関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 2

There are no comments yet.
zagan  
にんまり

良かったでしょー。
これ、買いの一枚だと思うです。

とバド・パウエルの"The Amazing Bud Powell Vol.1"を聞きながら。

2011/11/06 (Sun) 23:09 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>zaganさん

ねぇ…、こういう本格派を綺麗なお姉さんが…っていうギャップがまだ信じられん。
良いっす。

バド・パウエル…、それもまた最近聴いてない音世界だ。

2011/11/08 (Tue) 20:40 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply