Theatre of Tragedy - Last Curtain Call

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Theatre of Tragedy - Last Curtain Call (2011)
Last Curtain Call Final Curtain Call
Last Curtain Call - Theatre of Tragedy Last Curtain Call

 いつの間にかリリースされていたノルウェーの誇るゴシック&ドゥームメタル+インダストリアルの代表格Theatre of Tragedyの解散記念コンサートの模様。DVDとCDのセットで激安でリリースされているのだが、まるで意識しなかったので知らなかった。そもそもTheatre of Tragedyというバンドは90年代後半に出てきたバンドでまだ世界に存在しなかったサウンドと雰囲気でシーンをリードしてきた第一人者でもあるし、そのボーカルのリブ嬢がこれまた天上の天使を演じているかのように圧倒的な雰囲気を持ってバンドをのし上げていったし、更にはバンドの音もヨーロッパに根ざした荘厳な楽曲が中心で病んだ美しさを醸し出していたので結構な人気を誇ったようだ。そのTheatre of Tragedyもリブ嬢が脱退して新たなボーカリストを入れて、また音楽性もどんどんと変化させてバンドを続けていったが遂に2010年に解散を決めたようだ。その模様を収録したのがこのタイトル「Last Curtain Call」。

 そもそも何枚かのアルバムを聴いてTheatre of Tragedyって面白いな、と興味深く思っていてまだまだ全作品聴けていないのだが、この雰囲気と独特のムードは最後の最後まで変わらなかったようで、その辺りはさすがに一世を風靡したバンドだと。言ってしまえば多分それどころか過去よりも最後のライブの方がより一層と雰囲気を創りだすのに成功しているような気もするし、デス声ですら見事にバンドにハマってて、天上の歌声との対比がより一層強調されているような…、久々にこういうの聴いたから余計にこの対比の面白さやバンドのムーディさが新鮮に聞こえるんだろうとは思うが、それほどに聴いた時に衝撃を受ける代物。

 ボーカルが変わってからは2作しかアルバムがリリースされなかったのだが、それでも進化を遂げていたワケで、「Last Curtain Call」ではそこからの楽曲が中心になっていつつもバンドの本質は変わらない姿を示してみせて、もちろん古い楽曲からも何曲か聴ける。それはもう別にリブ嬢である必要性はないくらいにボーカルの世界を表現できているからTheatre of Tragedyの世界をそのまま満喫できるものだ。ただ、どっぷりと雰囲気にハマらないとやたらと暗いだけの世界になってしまうので、要注意。ふと我に戻ってみるとなんでこんなの聴いてるんだ?そんなに自分暗いっけ?と思ってしまう瞬間がある(笑)。ただねぇ、美しい。こういう美しさってあんまり持ってるバンドいない。そういう意味で、やはりバンドの解散は勿体無いのだが、もう十分に表現してきただろうというのもわかる。この世界をやり続けるのも大変だろうし。

 DVDの方はまだきちんと見ていないのだが、多分自分的には音を聴ている方が色々な想像ができて楽しいかな。モロに映像を見たくないというか(笑)。ま、そのうち見るけど、まずは音で存在を楽しんでます♪



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フレ
Posted byフレ

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