Hanoi Rocks - Self Destruction Blues
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Hanoi Rocks - Self Destruction Blues (1983)

Self Destruction Blues
Oriental Beat
モトリー・クルーの最初期書いてて、このジャケットってさ、ストーンズの「Sticky Fingers」だよな、と思っててそっちに進もうかと思ったんだけど、どうにももっと激しい音が聴きたい気分が強かったのでケバ系と多々の因縁で語られることの多いハノイ・ロックスに進んじゃいました。モトリー・クルーってどんなバンド群に影響受けたんだろう?ってちょっと興味あったんだけど、まぁ、それよりもさっさと聴きたくなってしまってハノイ♪うん、知ってる人も多いだろうけど、ハノイ・ロックス大好きなんで、かなり良く聴くんだよね。そういう意味では結構な数の記事が既に上がってる本ブログですが、まだまだ編集盤まで行くといくらでもありますハノイ・ロックス。今回はシングルコレクションなのに一応アルバム未収録曲ばかりなので4枚目のオリジナルアルバム的位置付けでもある「セルフ・ディストラクション・ブルース」です♪
1983年にアルバムという形で編集されてリリースされたそれまでのシングルAB面コレクションが基本だけど、シングルバージョンとは異なるものも入っているというなかなか意欲的な作品。最初期のハノイ・ロックス…ってかアンディ・マッコイの非凡な才能が溢れまくってる時期のシングル曲ばかりなので聴きやすいのもあるし、メランコリックなのもあるしとにかく多様なハノイ・ロックスのロック魂に溢れている作品。「セルフ・ディストラクション・ブルース」が好きだ~って人も多いんじゃないかなぁ。「Cafe Avenue」とか最高にメランコリックなロックでアンディ・マッコイ以外に誰にもこんな素敵な曲は書けないだろうと思うしそれは「Nothing New」なんかでもそうだ。バンド側からするといつどういう形でリリースされたかってことはあんまり重要でもなくって、自分たちが作って演奏していた時期って方が印象深いようで、再結成ハノイ・ロックスの時もこの辺のシングル曲は結構演奏されてたんだよね。やっぱ思い入れが強かった時期なんだろうな。どの曲を取っても鋭いギターとメロウな歌にキャッチーなセンスが聴けて、最初は音の軽さとかがちょいと気になる部分あるけど、本質はかなり深くて面白い。フィンランドのロックって特別なんだな、って思わせる何かを持ってることに気づきやすいんじゃない?実はハードなR&Rってのがあんまり入ってなくって何とも言えないハノイ・ロックスのR&Rばかりで良い。
シングル盤の延長として聴いているからか、一曲づつも長くないし聴きやすいなぁ。改めて聴いているとかなりシャープなツインギターが鳴ってるのもハノイ・ロックスの特徴だったんだ、とかコーラスワークも割と多いとかね、その実ストーンズ的なR&Rも基になっているのがわかる。それをあのケバケバしさで覆って毒気のあるものにしてるからね。「Kill City」とかでも実はコンガっぽい音を入れてヘンな世界に挑戦したりしているとか、「Taxi Driver」や「Self Destruction Blues」はブルースベースの自由度の高い楽曲だし、しかもマイケル・モンローがサックスを吹くことでわかるようにもちろんハープも吹くわけだしね。面白いバンドです。そんでもって最後に「Dead By Xmas」ってのも泣ける。アルバムとして見たってバラエティに富んだ秀作だし、ホントに素晴らしいバンドだ。もっともっと正当に評価されてほしいけど、演奏の巧さという世界だけはちょいと難しいかねぇ(笑)。いいんだけどね、そんなこと♪
自分的にはやっぱりリアルテイム要素もあって日本盤のアルバムジャケットの印象が強いんだけどオリジナル盤のジャケットは日本盤での「オリエンタル・ビート」なワケで、この辺面白いリリース。本人達からしたら何だ?って話かもしれんな。




モトリー・クルーの最初期書いてて、このジャケットってさ、ストーンズの「Sticky Fingers」だよな、と思っててそっちに進もうかと思ったんだけど、どうにももっと激しい音が聴きたい気分が強かったのでケバ系と多々の因縁で語られることの多いハノイ・ロックスに進んじゃいました。モトリー・クルーってどんなバンド群に影響受けたんだろう?ってちょっと興味あったんだけど、まぁ、それよりもさっさと聴きたくなってしまってハノイ♪うん、知ってる人も多いだろうけど、ハノイ・ロックス大好きなんで、かなり良く聴くんだよね。そういう意味では結構な数の記事が既に上がってる本ブログですが、まだまだ編集盤まで行くといくらでもありますハノイ・ロックス。今回はシングルコレクションなのに一応アルバム未収録曲ばかりなので4枚目のオリジナルアルバム的位置付けでもある「セルフ・ディストラクション・ブルース」です♪
1983年にアルバムという形で編集されてリリースされたそれまでのシングルAB面コレクションが基本だけど、シングルバージョンとは異なるものも入っているというなかなか意欲的な作品。最初期のハノイ・ロックス…ってかアンディ・マッコイの非凡な才能が溢れまくってる時期のシングル曲ばかりなので聴きやすいのもあるし、メランコリックなのもあるしとにかく多様なハノイ・ロックスのロック魂に溢れている作品。「セルフ・ディストラクション・ブルース」が好きだ~って人も多いんじゃないかなぁ。「Cafe Avenue」とか最高にメランコリックなロックでアンディ・マッコイ以外に誰にもこんな素敵な曲は書けないだろうと思うしそれは「Nothing New」なんかでもそうだ。バンド側からするといつどういう形でリリースされたかってことはあんまり重要でもなくって、自分たちが作って演奏していた時期って方が印象深いようで、再結成ハノイ・ロックスの時もこの辺のシングル曲は結構演奏されてたんだよね。やっぱ思い入れが強かった時期なんだろうな。どの曲を取っても鋭いギターとメロウな歌にキャッチーなセンスが聴けて、最初は音の軽さとかがちょいと気になる部分あるけど、本質はかなり深くて面白い。フィンランドのロックって特別なんだな、って思わせる何かを持ってることに気づきやすいんじゃない?実はハードなR&Rってのがあんまり入ってなくって何とも言えないハノイ・ロックスのR&Rばかりで良い。
シングル盤の延長として聴いているからか、一曲づつも長くないし聴きやすいなぁ。改めて聴いているとかなりシャープなツインギターが鳴ってるのもハノイ・ロックスの特徴だったんだ、とかコーラスワークも割と多いとかね、その実ストーンズ的なR&Rも基になっているのがわかる。それをあのケバケバしさで覆って毒気のあるものにしてるからね。「Kill City」とかでも実はコンガっぽい音を入れてヘンな世界に挑戦したりしているとか、「Taxi Driver」や「Self Destruction Blues」はブルースベースの自由度の高い楽曲だし、しかもマイケル・モンローがサックスを吹くことでわかるようにもちろんハープも吹くわけだしね。面白いバンドです。そんでもって最後に「Dead By Xmas」ってのも泣ける。アルバムとして見たってバラエティに富んだ秀作だし、ホントに素晴らしいバンドだ。もっともっと正当に評価されてほしいけど、演奏の巧さという世界だけはちょいと難しいかねぇ(笑)。いいんだけどね、そんなこと♪
自分的にはやっぱりリアルテイム要素もあって日本盤のアルバムジャケットの印象が強いんだけどオリジナル盤のジャケットは日本盤での「オリエンタル・ビート」なワケで、この辺面白いリリース。本人達からしたら何だ?って話かもしれんな。
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