W.A.S.P. - The Headless Children
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W.A.S.P. - The Headless Children (1989)

先日ブログ仲間の所で出てきて、そういえばそんなのあったな…と。まだアルバム単位でちゃんと聴いたことなかったので聴いてみようかなってのがきっかけです。いろいろな人のブログを見てたりTwitterしてたりすると思い出させてくれる音がたくさんあって面白いです。自分でもアレコレ探すんだけどやっぱり第三者からの刺激は大いに受けたいからね。もっとも押し付けられても聴かないっつうヒネくれ者ではありますが。
W.A.S.Pというバンドの1989年の作品「Headless Children」でして、W.A.S.Pと言えば自分的にはもうあの猟奇的悪魔的変態的なピンクいバンドでしかないけど、後にアレコレとレビューや評価を見かけたりすると「Headless Children」や「Crimson Idol」がもの凄く評価が高くて、あのゲテモノバンドのアルバムが?ホントかよ?なんて言うのがどうしてもあった。それでも気になってくるんだよね、そういう正当な評価ってさ。自分の物の見方が偏見で、普通に世間一般の方が正当に見ていると思うもん。自分は偏見ある人間って認識してるからそれで構わないが、やっぱ、聴いてないのに勝手に決めつけるのは勿体無いな、と。しかも嫌いなジャンルなワケでもないし、知らないバンドでもないワケだからさ。そんなことも手伝ってようやく手を付けてみました。
最初は単発でThe Whoのカバーとして知られている「The Real Me」を軽く…、「!!」何だこりゃ?ちょっと待て、完璧じゃないか、このコピー。ベースなんて正に完コピだし、意外と驚いたのがブラッキー・ローレスの歌声がロジャーと被る…、ホントかよ?え?うわぁ~、すごいな、このカバー。そのまんまじゃない?ってくらいに見事な出来映えで、面食らった。んで、「Headless Children」のアルバムの最初からちゃんと流して聴いてみることに…。お~、冒頭から良い雰囲気じゃないの…と、2曲目で「The Real Me」だから、The Whoの「Quadrophenia」聴いてるような錯覚を覚える。その後にハモンド…ん?コレ…どうやらケン・ヘンズレーが弾いているらしい。一体W.A.S.Pって何者?ケン・ヘンズレーかい…と。さすがに重厚な音を聴かせてくれて単なるアメリカのHMバンドって枠を軽く超えた作風になってる。こうなってくるとブラッキー・ローレスっていうボーカリストの歌声がもの凄く希少なものに聞こえてくるから面白い。基本的にダミ声なのでこういうメタル音も合ってるんだけど、歌が上手い人なんだな…というのが分かる。やっぱりしっかりと音楽的センスを持った人だったんだな。それでも売れるために目立つためにW.A.S.Pという箱の中で目立つ作戦を考えたんだろう。それがこうして「Headless Children」を聴いていると確かに類まれなる才能の持ち主ってのがよく分かる。もっと評価されても良い作品です。アメリカのHMバンドでゲテモノ出身って言う印象がある世代には難しいかもしれないけど、今のハイテクなメタルを聞く連中にはこういうのって良いんじゃない?別にテクニカルじゃないけどドラマ性とか含めてよく出来てるもん。
そうかぁ、こういうアルバムだったのか…。きちんとリアルタイムで聴いていたらかなり愛聴盤になっていたかもしれないくらいの出来だなぁ。1989年か…、随分と懐かしい時代だけどその辺聴いてたから耳にしなかったのは時の運かね。結構ポップなメロディもあるし攻撃性もあるしドラマ性もあるし、うん、良いアルバムだ。まずはきちんと聴けて良かった。んで、名盤扱いされてても納得。これからちょっと見直して聴くことにしよう、W.A.S.P。


先日ブログ仲間の所で出てきて、そういえばそんなのあったな…と。まだアルバム単位でちゃんと聴いたことなかったので聴いてみようかなってのがきっかけです。いろいろな人のブログを見てたりTwitterしてたりすると思い出させてくれる音がたくさんあって面白いです。自分でもアレコレ探すんだけどやっぱり第三者からの刺激は大いに受けたいからね。もっとも押し付けられても聴かないっつうヒネくれ者ではありますが。
W.A.S.Pというバンドの1989年の作品「Headless Children」でして、W.A.S.Pと言えば自分的にはもうあの猟奇的悪魔的変態的なピンクいバンドでしかないけど、後にアレコレとレビューや評価を見かけたりすると「Headless Children」や「Crimson Idol」がもの凄く評価が高くて、あのゲテモノバンドのアルバムが?ホントかよ?なんて言うのがどうしてもあった。それでも気になってくるんだよね、そういう正当な評価ってさ。自分の物の見方が偏見で、普通に世間一般の方が正当に見ていると思うもん。自分は偏見ある人間って認識してるからそれで構わないが、やっぱ、聴いてないのに勝手に決めつけるのは勿体無いな、と。しかも嫌いなジャンルなワケでもないし、知らないバンドでもないワケだからさ。そんなことも手伝ってようやく手を付けてみました。
最初は単発でThe Whoのカバーとして知られている「The Real Me」を軽く…、「!!」何だこりゃ?ちょっと待て、完璧じゃないか、このコピー。ベースなんて正に完コピだし、意外と驚いたのがブラッキー・ローレスの歌声がロジャーと被る…、ホントかよ?え?うわぁ~、すごいな、このカバー。そのまんまじゃない?ってくらいに見事な出来映えで、面食らった。んで、「Headless Children」のアルバムの最初からちゃんと流して聴いてみることに…。お~、冒頭から良い雰囲気じゃないの…と、2曲目で「The Real Me」だから、The Whoの「Quadrophenia」聴いてるような錯覚を覚える。その後にハモンド…ん?コレ…どうやらケン・ヘンズレーが弾いているらしい。一体W.A.S.Pって何者?ケン・ヘンズレーかい…と。さすがに重厚な音を聴かせてくれて単なるアメリカのHMバンドって枠を軽く超えた作風になってる。こうなってくるとブラッキー・ローレスっていうボーカリストの歌声がもの凄く希少なものに聞こえてくるから面白い。基本的にダミ声なのでこういうメタル音も合ってるんだけど、歌が上手い人なんだな…というのが分かる。やっぱりしっかりと音楽的センスを持った人だったんだな。それでも売れるために目立つためにW.A.S.Pという箱の中で目立つ作戦を考えたんだろう。それがこうして「Headless Children」を聴いていると確かに類まれなる才能の持ち主ってのがよく分かる。もっと評価されても良い作品です。アメリカのHMバンドでゲテモノ出身って言う印象がある世代には難しいかもしれないけど、今のハイテクなメタルを聞く連中にはこういうのって良いんじゃない?別にテクニカルじゃないけどドラマ性とか含めてよく出来てるもん。
そうかぁ、こういうアルバムだったのか…。きちんとリアルタイムで聴いていたらかなり愛聴盤になっていたかもしれないくらいの出来だなぁ。1989年か…、随分と懐かしい時代だけどその辺聴いてたから耳にしなかったのは時の運かね。結構ポップなメロディもあるし攻撃性もあるしドラマ性もあるし、うん、良いアルバムだ。まずはきちんと聴けて良かった。んで、名盤扱いされてても納得。これからちょっと見直して聴くことにしよう、W.A.S.P。
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