Annie Lennox - Bare
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Annie Lennox - Bare (2003)

Bare
Songs of Mass Destruction
アニー・レノックスって人はどこか人を惹き付ける魅力を持った人だ。ユーリズミックスの時は中性的なイメージでインパクトあったけど自分が大人じゃなかったのもあってそんなに惹き付けられるっつうのはなかった。あまり得意ではないエレクトリックポップのひとつだったので、もっとロック的な方が好きだったし。その後は全然耳にしてなかったけど、やっぱりフレディ・マーキュリー追悼ライブでのデヴィッド・ボウイとのジョイントによる「Under Pressure」で引っ掛かったね。あのパフォーマンスは見事なもので画面に吸い込まれたもん。メイクのかっこ良さもともかくながら世界の作り方が凄くてさ、ボウイはそんなの普通だけどそこにアニー・レノックスが入って更に昇華された世界になったワケでさ、いや~、この人こんなに凄い歌唱力を持った存在感のある人だったんだと気づいた。そこからちょこちょこ聴くようになったかな。
2003年にリリースされたソロアルバム「Bare」ではジャケットに象徴されるように無垢な姿からの歌声と言わんばかりにピュアな楽曲と歌が詰め込まれている。曲の中の歌声としてのアニー・レノックスから歌を歌うためにバックが存在しているボーカリストとしての存在感の重さがしっかりと出ている。それは妙な装飾音から全て遠ざかってしまった聖歌のような歌が多いからかもしれない。基本的にエレクトリックポップの世界の延長なのはわかるけど、もっと神々しい世界っつうのか…、黒人が歌うようなソウル感の溢れるものではなく、かと言って歌の上手い人の歌モノアルバムってんでもなく、何だろ、メロディアスってワケでもない…、圧倒的に楽器的っつうか…、難しいな。普通のポップスとして聴いてるとかなり異なる。ロックじゃない。うまく言えないけど、オルガンとかピアノって楽器があるじゃない?だけどパイプオルガンってどこにも属せない独特の雰囲気と重さを持った楽器っつう音をしてると思うんだよね。アニー・レノックスの歌ってそんな存在。特にこの「Bare」っつうアルバムでは圧倒的。基本的にどの作品もそういう歌を聴かせてくれてるけど、「Bare」はそれが一番トンがってる気がする。
ちょっと前にもうツアーはできないと発表していたらしい。体調の問題らしいけど、それでも歌を歌わせれば相変わらずの存在感なのはさすが。昨年もクリスマスアルバムとか出してるので今度冬になったら聴いてみようかな。別に焦って聴く人でもないけど、聴いているとそんな存在感に圧倒される歌手。もう30年選手だからね。




アニー・レノックスって人はどこか人を惹き付ける魅力を持った人だ。ユーリズミックスの時は中性的なイメージでインパクトあったけど自分が大人じゃなかったのもあってそんなに惹き付けられるっつうのはなかった。あまり得意ではないエレクトリックポップのひとつだったので、もっとロック的な方が好きだったし。その後は全然耳にしてなかったけど、やっぱりフレディ・マーキュリー追悼ライブでのデヴィッド・ボウイとのジョイントによる「Under Pressure」で引っ掛かったね。あのパフォーマンスは見事なもので画面に吸い込まれたもん。メイクのかっこ良さもともかくながら世界の作り方が凄くてさ、ボウイはそんなの普通だけどそこにアニー・レノックスが入って更に昇華された世界になったワケでさ、いや~、この人こんなに凄い歌唱力を持った存在感のある人だったんだと気づいた。そこからちょこちょこ聴くようになったかな。
2003年にリリースされたソロアルバム「Bare」ではジャケットに象徴されるように無垢な姿からの歌声と言わんばかりにピュアな楽曲と歌が詰め込まれている。曲の中の歌声としてのアニー・レノックスから歌を歌うためにバックが存在しているボーカリストとしての存在感の重さがしっかりと出ている。それは妙な装飾音から全て遠ざかってしまった聖歌のような歌が多いからかもしれない。基本的にエレクトリックポップの世界の延長なのはわかるけど、もっと神々しい世界っつうのか…、黒人が歌うようなソウル感の溢れるものではなく、かと言って歌の上手い人の歌モノアルバムってんでもなく、何だろ、メロディアスってワケでもない…、圧倒的に楽器的っつうか…、難しいな。普通のポップスとして聴いてるとかなり異なる。ロックじゃない。うまく言えないけど、オルガンとかピアノって楽器があるじゃない?だけどパイプオルガンってどこにも属せない独特の雰囲気と重さを持った楽器っつう音をしてると思うんだよね。アニー・レノックスの歌ってそんな存在。特にこの「Bare」っつうアルバムでは圧倒的。基本的にどの作品もそういう歌を聴かせてくれてるけど、「Bare」はそれが一番トンがってる気がする。
ちょっと前にもうツアーはできないと発表していたらしい。体調の問題らしいけど、それでも歌を歌わせれば相変わらずの存在感なのはさすが。昨年もクリスマスアルバムとか出してるので今度冬になったら聴いてみようかな。別に焦って聴く人でもないけど、聴いているとそんな存在感に圧倒される歌手。もう30年選手だからね。
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