Nicki Parrott - Fly Me To THe Moon
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Nicki Parrott - Fly Me To THe Moon (2009)

ちょいと前に女性ブルースギタリストがかなり世界中で台頭し始めていて、今じゃテクニックも人気も標準以上のものを備えていてひとつのシーンを形成しているという新世代の流れを実感したばかりで、そのあたりもウチのブログでまざまざと取り上げていたことがあるんだけど、もしかしたらジャズボーカルのシーンも女性がかなり活発に出てきているのかもしれない。ここ最近のリリース作品がアマゾンレコメンドに並ぶんだろうけど、結構良い感じの多いもんね。片っぱしから聴くほどジャズボーカルに飢えてないし、ってか違いを実感できないのでそんなの進まないんだけど、それでもへぇ~、面白いなぁってのはある。先日のヘイリー・ロレンはアラスカ出身の女性で美貌を生かした歌を聴かせてくれたが本日はオーストラリア出身のニッキ・パロットという女性。
ニッキ・パロットという人は歌も去る事ながら、なんとウッドベースを弾き、更に歌も歌うという女性で、これまたなかなか容姿端麗で才能のあるミュージシャンなワケらしいです。いやぁ、ジャケットがなかなか誘っている感じがあったので見てみたんだけど、個人的にはですね、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」というアルバムの一曲目に入ってた「素敵なあなた」という歌が随分と好きでして…、もう何年も聴いてなかったなぁ~ってのもあってニッキ・パロットのカバーで久々に聴くことにしたワケです。この曲が好きなのは…もう随分古い話ですがね、桃井かおりが何かの映画でジャズシンガーの役をしてて、そこで歌っていたのがこの「素敵なあなた」だったんですよ。桃井かおりのジャズってさ、なんかやさぐれてて良い感じだし、そこでこんな素敵なメロディか~と言うんでね、感動してたんだよ。だからニッキ・パロットのベースと歌聴いてて、あぁ、やっぱり良いなぁ~と個人的に冒頭からノックアウトされてたんです。
まぁ、そういうの差し引いてもムーディなジャズボーカルスタンダードとして聴いているとどれもこれも落ち着く素敵なアルバムです。激しさはなくて、さすがにベースはかなりクローズアップされた音になってるけど歌がかなりエロティックな雰囲気も出しているし、絡みつくサックスやピアノもこれまたしっかりとムードを壊さない絡み方。真っ暗なバーとかクラブでチークするなら最高にエロいサウンドってところか。ニッキ・パロットって結構な人生経験あるんだろうと推測しちゃうけど、やっぱり「恋のゆくえ ファビュラス・ベーカー・ボーイズ」で見たような世界を経験しているんだろうか?と勝手に想像して音に溺れられる世界が良い。
んでさ、YouTube見てたら何とあのレス・ポール氏とのセッションなんてあるのに驚いた。かなりの才女なんじゃないですか、やはり♪


ちょいと前に女性ブルースギタリストがかなり世界中で台頭し始めていて、今じゃテクニックも人気も標準以上のものを備えていてひとつのシーンを形成しているという新世代の流れを実感したばかりで、そのあたりもウチのブログでまざまざと取り上げていたことがあるんだけど、もしかしたらジャズボーカルのシーンも女性がかなり活発に出てきているのかもしれない。ここ最近のリリース作品がアマゾンレコメンドに並ぶんだろうけど、結構良い感じの多いもんね。片っぱしから聴くほどジャズボーカルに飢えてないし、ってか違いを実感できないのでそんなの進まないんだけど、それでもへぇ~、面白いなぁってのはある。先日のヘイリー・ロレンはアラスカ出身の女性で美貌を生かした歌を聴かせてくれたが本日はオーストラリア出身のニッキ・パロットという女性。
ニッキ・パロットという人は歌も去る事ながら、なんとウッドベースを弾き、更に歌も歌うという女性で、これまたなかなか容姿端麗で才能のあるミュージシャンなワケらしいです。いやぁ、ジャケットがなかなか誘っている感じがあったので見てみたんだけど、個人的にはですね、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」というアルバムの一曲目に入ってた「素敵なあなた」という歌が随分と好きでして…、もう何年も聴いてなかったなぁ~ってのもあってニッキ・パロットのカバーで久々に聴くことにしたワケです。この曲が好きなのは…もう随分古い話ですがね、桃井かおりが何かの映画でジャズシンガーの役をしてて、そこで歌っていたのがこの「素敵なあなた」だったんですよ。桃井かおりのジャズってさ、なんかやさぐれてて良い感じだし、そこでこんな素敵なメロディか~と言うんでね、感動してたんだよ。だからニッキ・パロットのベースと歌聴いてて、あぁ、やっぱり良いなぁ~と個人的に冒頭からノックアウトされてたんです。
まぁ、そういうの差し引いてもムーディなジャズボーカルスタンダードとして聴いているとどれもこれも落ち着く素敵なアルバムです。激しさはなくて、さすがにベースはかなりクローズアップされた音になってるけど歌がかなりエロティックな雰囲気も出しているし、絡みつくサックスやピアノもこれまたしっかりとムードを壊さない絡み方。真っ暗なバーとかクラブでチークするなら最高にエロいサウンドってところか。ニッキ・パロットって結構な人生経験あるんだろうと推測しちゃうけど、やっぱり「恋のゆくえ ファビュラス・ベーカー・ボーイズ」で見たような世界を経験しているんだろうか?と勝手に想像して音に溺れられる世界が良い。
んでさ、YouTube見てたら何とあのレス・ポール氏とのセッションなんてあるのに驚いた。かなりの才女なんじゃないですか、やはり♪
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