Eric Clapton & Steve Winwood - Live From Madison Square Garden
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Eric Clapton & Steve Winwood - Live From Madison Square Garden (2009)
![Live From Madison Square Garden [Blu-ray] [Import]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51RnGQRrHYL._SL160_.jpg)
Live from Madison Square Garden
Blind Faith
クラプトンが激しさと戦いのバンドでもあったクリーム解体後に選んだのは天才少年スティーブ・ウィンウッドとの融合となったブラインド・フェイスだったワケだが、アルバム一枚と何度かのライブで終わってしまったことを見ると、何となくその場での流れだったのかなと。きちんとそこまで何をしていくってのを見出せないウチにとりあえず始めたのがブラインド・フェイスで、そこはクラプトンってよりもスティーブ・ウィンウッドの力量だったんじゃないかな。そんな時代から40年経ってクラプトンが人生の総決算を行っている中にスティーブ・ウィンウッドとの共演を実現させたのが本作。
2009年の再度の迎合をニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行って、その模様をアルバムとDVDやBlu-rayでリリースしたタイトル「Live From Madison Square Garden」。正にブラインド・フェイスの再演と見て良いワケで、市場では大好評のうちに迎え入れられ、今度かな?日本にもこの二人で来るんだっけ?ブラインド・フェイスなんて一瞬の歴史でしかなかったからこんな風にライブで見れるってのも考えられなかったけど、分からないもんだ。このニュースを聞いた時には果たしてブラインド・フェイス以外のレパートリーってどうなるんだろ?ってちょっと面白そうって思った。知名度や人気で言ったらどうしたってクラプトン主導だけどさ、テクニック面や実力や音楽的な幅で言ったらスティーブ・ウィンウッドも相当なものだし、なかなか難しいんじゃね?とかさ、思うワケよ。
そんな面白さの結果としての「Live From Madison Square Garden」ではもちろんブラインド・フェイスの再演中心ながらもオーソドックスなブルースナンバーを中心に持ってきて、どちらかと言えばクラプトンのスタイルを軸にしたセットになっていた。もっともスティーブ・ウィンウッドのソウルフルな歌声とクラプトン顔負けのストラトのギタープレイはブルースにはピタリと当てはまるものなので、この選択は双方にとって大いに実力を発揮するナンバーで、また駆け引きしながらという楽しみもあったんだろうと勝手に推測。音を聴いてみてもギタープレイなんて結構スタイル似てるからさ、掛け合いも面白いんだよな。スリリングじゃないけど、良い感じで友人同士のプレイが聴けるって言うのかね。クラプトンもさすがに何年も歌ってきているから歌の方もスティーブ・ウィンウッドほどじゃないけど味が出ていてヒケを取っていない。何となく似た者二人の共演になってるみたいで微笑ましい。クリームの再編の時もそうだけど、もうリラックスして微笑ましく演奏するという感じになっているクラプトン、見て聴いている側もそんな風に聴いている。スティーブ・ウィンウッドも紆余曲折あっただろうけど、さすがにベテランプロプレイヤーでピアノ聴いてもギター聴いても歌聞いてもさすがの味。ノスタルジックにはすごく良い作品になってます。

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クラプトンが激しさと戦いのバンドでもあったクリーム解体後に選んだのは天才少年スティーブ・ウィンウッドとの融合となったブラインド・フェイスだったワケだが、アルバム一枚と何度かのライブで終わってしまったことを見ると、何となくその場での流れだったのかなと。きちんとそこまで何をしていくってのを見出せないウチにとりあえず始めたのがブラインド・フェイスで、そこはクラプトンってよりもスティーブ・ウィンウッドの力量だったんじゃないかな。そんな時代から40年経ってクラプトンが人生の総決算を行っている中にスティーブ・ウィンウッドとの共演を実現させたのが本作。
2009年の再度の迎合をニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行って、その模様をアルバムとDVDやBlu-rayでリリースしたタイトル「Live From Madison Square Garden」。正にブラインド・フェイスの再演と見て良いワケで、市場では大好評のうちに迎え入れられ、今度かな?日本にもこの二人で来るんだっけ?ブラインド・フェイスなんて一瞬の歴史でしかなかったからこんな風にライブで見れるってのも考えられなかったけど、分からないもんだ。このニュースを聞いた時には果たしてブラインド・フェイス以外のレパートリーってどうなるんだろ?ってちょっと面白そうって思った。知名度や人気で言ったらどうしたってクラプトン主導だけどさ、テクニック面や実力や音楽的な幅で言ったらスティーブ・ウィンウッドも相当なものだし、なかなか難しいんじゃね?とかさ、思うワケよ。
そんな面白さの結果としての「Live From Madison Square Garden」ではもちろんブラインド・フェイスの再演中心ながらもオーソドックスなブルースナンバーを中心に持ってきて、どちらかと言えばクラプトンのスタイルを軸にしたセットになっていた。もっともスティーブ・ウィンウッドのソウルフルな歌声とクラプトン顔負けのストラトのギタープレイはブルースにはピタリと当てはまるものなので、この選択は双方にとって大いに実力を発揮するナンバーで、また駆け引きしながらという楽しみもあったんだろうと勝手に推測。音を聴いてみてもギタープレイなんて結構スタイル似てるからさ、掛け合いも面白いんだよな。スリリングじゃないけど、良い感じで友人同士のプレイが聴けるって言うのかね。クラプトンもさすがに何年も歌ってきているから歌の方もスティーブ・ウィンウッドほどじゃないけど味が出ていてヒケを取っていない。何となく似た者二人の共演になってるみたいで微笑ましい。クリームの再編の時もそうだけど、もうリラックスして微笑ましく演奏するという感じになっているクラプトン、見て聴いている側もそんな風に聴いている。スティーブ・ウィンウッドも紆余曲折あっただろうけど、さすがにベテランプロプレイヤーでピアノ聴いてもギター聴いても歌聞いてもさすがの味。ノスタルジックにはすごく良い作品になってます。
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