Jimmy Page - No Introduction Necessary
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Jimmy Page - No Introduction Necessary (1968)
![No Introduction Necessary [12 inch Analog]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51su2q3joVL._SL160_.jpg)
No Introduction Necessary (Deluxe Edition)
Burn Up
ジミー・ペイジって人の深さは若い頃からスタジオミュージシャンという職業でスタジオワークやギターも学んでいたというキャリアの深さに依るものが大きかったハズで、それを経てからのバンド活動だったからそりゃメンバーも信頼しますねってな流れだ。その辺が昨今のバンドの人間には足りない所で、時代が違うからしょうがないけどその深さってのは学んでしかるべき部分もあるのではないか?ある程度何でも弾けないといけないだろうし、かと言ってバンドのギタリストとなれば個性や独創性が求められるし、でもキャリアに加えて独創性ってのは強いだろう。本能だけじゃ音楽できないしね。そんなジミー・ペイジのキャリアを聴いてみるという寄せ集め盤は幾つもCDがリリースされているのでそれなりに整理しないといけないんだが、まずは「ノー・イントロダクション・ネセサリー」から。
1968年頃の録音と言われていて、ジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズ、そしてアルバート・リーというメンツがクローズアップされているセッション集で、どういう経緯での録音アイテムなのかよくわからないんだが、えらくシンプルなロカビリー的な曲が結構詰め込まれている。ジョンジーのベースがどうとかジミー・ペイジのギターがどうとか言う次元ではない、あまりにもそつない普通のロカビリー曲調。ただ、そういった曲を雰囲気を出しながらプレイするジミー・ペイジの腕前ってのはさすがのセッション・ミュージシャンで、えらく器用な姿がよくわかるだろう。好きだもんなぁ、こういうの、すごく研究してた姿をそのままプレイしているって感じで、個性じゃなくてプレイヤーとしての資質を出している感じ。特にギターが中心の曲と言うよりはピアノでのロカビリー中心かな。実はロバート・プラントもこういうの大好きだろ、って思うがこの時はまだ出会ってないんだな。
「One Long Kiss」とか思い切り甘いメロディとフレーズ出しまくりでこれジミー・ペイジかな、ムードたっぷりのぎごちないギターソロがよろしい感じ。「Rave On」とかさ、時代を感じるポップなメロディな曲だけど冒頭のギターとかさすがスタジオミュージシャンってトコで、こういうのってどうやって弾くんだ?みたいなのがある。「Burn Up」なんかはこの時代のゴージャスな雰囲気と一本調子のリフで、なるほどヤードバーズ辺りには繋がっていくかもしれんという雰囲気。ま、そんな感じの基本歌モノロカビリー系統で占められていたセッション集。
最近のリマスター盤とかボーナストラック盤ではこの後にロード・サッチの「Lord Sutch & Heavy Friends」から6曲くらい付けられていて、これはもうこないだも書いたけどボンゾも参加してて、思い切りZeppelinの音そのものでのバック演奏だから聴き応えある。さきほどまでの甘ったるい雰囲気は皆無で、その辺が才能だろうか、思い切りヘヴィロックしている。やっぱボンゾってロックだ。

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ジミー・ペイジって人の深さは若い頃からスタジオミュージシャンという職業でスタジオワークやギターも学んでいたというキャリアの深さに依るものが大きかったハズで、それを経てからのバンド活動だったからそりゃメンバーも信頼しますねってな流れだ。その辺が昨今のバンドの人間には足りない所で、時代が違うからしょうがないけどその深さってのは学んでしかるべき部分もあるのではないか?ある程度何でも弾けないといけないだろうし、かと言ってバンドのギタリストとなれば個性や独創性が求められるし、でもキャリアに加えて独創性ってのは強いだろう。本能だけじゃ音楽できないしね。そんなジミー・ペイジのキャリアを聴いてみるという寄せ集め盤は幾つもCDがリリースされているのでそれなりに整理しないといけないんだが、まずは「ノー・イントロダクション・ネセサリー」から。
1968年頃の録音と言われていて、ジミー・ペイジとジョン・ポール・ジョーンズ、そしてアルバート・リーというメンツがクローズアップされているセッション集で、どういう経緯での録音アイテムなのかよくわからないんだが、えらくシンプルなロカビリー的な曲が結構詰め込まれている。ジョンジーのベースがどうとかジミー・ペイジのギターがどうとか言う次元ではない、あまりにもそつない普通のロカビリー曲調。ただ、そういった曲を雰囲気を出しながらプレイするジミー・ペイジの腕前ってのはさすがのセッション・ミュージシャンで、えらく器用な姿がよくわかるだろう。好きだもんなぁ、こういうの、すごく研究してた姿をそのままプレイしているって感じで、個性じゃなくてプレイヤーとしての資質を出している感じ。特にギターが中心の曲と言うよりはピアノでのロカビリー中心かな。実はロバート・プラントもこういうの大好きだろ、って思うがこの時はまだ出会ってないんだな。
「One Long Kiss」とか思い切り甘いメロディとフレーズ出しまくりでこれジミー・ペイジかな、ムードたっぷりのぎごちないギターソロがよろしい感じ。「Rave On」とかさ、時代を感じるポップなメロディな曲だけど冒頭のギターとかさすがスタジオミュージシャンってトコで、こういうのってどうやって弾くんだ?みたいなのがある。「Burn Up」なんかはこの時代のゴージャスな雰囲気と一本調子のリフで、なるほどヤードバーズ辺りには繋がっていくかもしれんという雰囲気。ま、そんな感じの基本歌モノロカビリー系統で占められていたセッション集。
最近のリマスター盤とかボーナストラック盤ではこの後にロード・サッチの「Lord Sutch & Heavy Friends」から6曲くらい付けられていて、これはもうこないだも書いたけどボンゾも参加してて、思い切りZeppelinの音そのものでのバック演奏だから聴き応えある。さきほどまでの甘ったるい雰囲気は皆無で、その辺が才能だろうか、思い切りヘヴィロックしている。やっぱボンゾってロックだ。
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