Moody Blues - In Search of the Lost Chord
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Moody Blues - In Search of the Lost Chord (1968)

In Search of the Lost Chord (Bonus Tracks Version)
To Our Children's Children's Children
プログレッシブとはなかなか難しい言葉でもあるしまとめにくいもんでもある。先進的という意味でのプログレッシブはロックの世界でも登場するし、その代表的バンドがどうしても70年代に偏ることが多いのだが、先駆者が堂々と時代を生き抜いていたってのを忘れちゃいけない。まぁ、今の時代になってくるともう70年代も60年代も区分けして考えないし、バンド名見て横一線に並べて聴くのだから、時代も関係ないんだろうけど。iTunesで並んでるのを見るとホント、いつのリリースとか気にすることなく聴けてしまうワケじゃない?レコードだったらどうかって言われても同じなんだけど。音楽だけを純粋に聴いている人にはそういう時代ってあんまり関係ないけど、ロック好きにはさ、やっぱちょっと好奇心ってのがあって、時代背景とか関係性とか合わせていくともっと楽しめるので、決して音楽性だけで聴いていない部分あるもん。
1968年にリリースされた新生ムーディ・ブルースの二枚目となる作品「In Search of the Lost Chord」。バンドとしては3枚目になるんだけど最初期のマージービート時代は別物として捉えておくべきだろうからプログレッシブバンド、ムーディ・ブルースとしてのカウントですね。ムーディ・ブルースってさ、プログレッシブなんだけどプログレバンドってワケじゃない。う~ん、何かわざと難しく凝ったことをやってるワケじゃなくて、自然に楽曲の流れがプログレッシブな展開をしていくっつうのか、クラシックと同じ路線をロックで奏でているだけっつう感じなんだよな。上手い言い方出来ないけどさ。70年代のプログレバンドはプログレであるが故の作品作りってのをしている感じだったんだが、ムーディ・ブルースはもっと自然発生的。まぁ、出てくる音が肌に合うかどうかって話だが、その分引っ掛かりが少なく流れてしまうのも事実か。
「In Search of the Lost Chord」ではメロトロンとかピアノとかギターとかシタールとかサイケデリック性が底辺にあるけどもっと別にドロドロしたものでもなくて、きちんとメロディは英国風のセンスが聴けるもので、多分アコギでプレイしたらすごくKinksみたいな感じなんじゃないだろうか?って思えるメロディが多い。根っこは同じなんだけど表現がコーラスワークで神秘的にしてみたりメロトロンで叙情さを出したりしているってところだ。楽曲レベルはもちろんこの時代の雄ですからねぇ、ムーディ・ブルースの作品の中でもかなり名盤の部類に入るハズ。タイトルの「失われたコードを求めて」ってのもかっこ良いよね。実際アルバムのテーマが全てそこに行き着いているっていうコンセプトもプログレッシブ。スタープレイヤーがいるわけでもないけど、バンドとして演奏家として非常にまとまりのある秀逸な作品ばかりをリリースする玄人受けのバンドかな。プロコル・ハルムと似ているかも。
今では各アルバムがデラックス・エディションでリリースされているので結構オマケの部分も魅力あったりするようだ。自分は勿論アナログであるので今のところ手を出してはいないが…。




プログレッシブとはなかなか難しい言葉でもあるしまとめにくいもんでもある。先進的という意味でのプログレッシブはロックの世界でも登場するし、その代表的バンドがどうしても70年代に偏ることが多いのだが、先駆者が堂々と時代を生き抜いていたってのを忘れちゃいけない。まぁ、今の時代になってくるともう70年代も60年代も区分けして考えないし、バンド名見て横一線に並べて聴くのだから、時代も関係ないんだろうけど。iTunesで並んでるのを見るとホント、いつのリリースとか気にすることなく聴けてしまうワケじゃない?レコードだったらどうかって言われても同じなんだけど。音楽だけを純粋に聴いている人にはそういう時代ってあんまり関係ないけど、ロック好きにはさ、やっぱちょっと好奇心ってのがあって、時代背景とか関係性とか合わせていくともっと楽しめるので、決して音楽性だけで聴いていない部分あるもん。
1968年にリリースされた新生ムーディ・ブルースの二枚目となる作品「In Search of the Lost Chord」。バンドとしては3枚目になるんだけど最初期のマージービート時代は別物として捉えておくべきだろうからプログレッシブバンド、ムーディ・ブルースとしてのカウントですね。ムーディ・ブルースってさ、プログレッシブなんだけどプログレバンドってワケじゃない。う~ん、何かわざと難しく凝ったことをやってるワケじゃなくて、自然に楽曲の流れがプログレッシブな展開をしていくっつうのか、クラシックと同じ路線をロックで奏でているだけっつう感じなんだよな。上手い言い方出来ないけどさ。70年代のプログレバンドはプログレであるが故の作品作りってのをしている感じだったんだが、ムーディ・ブルースはもっと自然発生的。まぁ、出てくる音が肌に合うかどうかって話だが、その分引っ掛かりが少なく流れてしまうのも事実か。
「In Search of the Lost Chord」ではメロトロンとかピアノとかギターとかシタールとかサイケデリック性が底辺にあるけどもっと別にドロドロしたものでもなくて、きちんとメロディは英国風のセンスが聴けるもので、多分アコギでプレイしたらすごくKinksみたいな感じなんじゃないだろうか?って思えるメロディが多い。根っこは同じなんだけど表現がコーラスワークで神秘的にしてみたりメロトロンで叙情さを出したりしているってところだ。楽曲レベルはもちろんこの時代の雄ですからねぇ、ムーディ・ブルースの作品の中でもかなり名盤の部類に入るハズ。タイトルの「失われたコードを求めて」ってのもかっこ良いよね。実際アルバムのテーマが全てそこに行き着いているっていうコンセプトもプログレッシブ。スタープレイヤーがいるわけでもないけど、バンドとして演奏家として非常にまとまりのある秀逸な作品ばかりをリリースする玄人受けのバンドかな。プロコル・ハルムと似ているかも。
今では各アルバムがデラックス・エディションでリリースされているので結構オマケの部分も魅力あったりするようだ。自分は勿論アナログであるので今のところ手を出してはいないが…。
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