Muddy Waters - At Newport 1960
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Muddy Waters - At Newport 1960

Live At Newport, 1960
In Concert
シカゴブルースの大ボスと異名を取ることになったマディ・ウォーターズ、実際どうだったのかとか知る由もないんだが、名実ともにひとつの大きな存在だってことは確かだ。それはストーンズを筆頭とした若き英国のブルース好きな連中が仕立て上げたものでもあるのだろうが、やっぱり支持されるくらい実力なかったら消えていく訳だからもちろん本物の威力ってのは凄いのだ。ってことで昔から名前を聞いていたし伝説さ加減も自分的にはかなり大きかったものだ。何というのか、実際に存在していた人っていう感じがしなくてさ、もう何十年も前に死んだ伝説の~って思ってたもん。それが実は1983年に亡くなったってことで、そんなの最近じゃないかと感じてしまうわけだな。ってことはだ、あのマディ・ウォーターズは80sを知ってったってことだ。マディ・ウォーターズが、だぜ?と訳の分からない不思議感を思うワケだな(笑)。
1960年にニューポートで行われた多分Jazz&Bluesフェスティバルのライブを記録した一枚だと思うが、丁度良い熟成加減の頃のマディの最高のライブアルバム「At Newport 1960」。最高でコレかい?ってな向きもあるんだが(笑)、いや、白熱しまくった熱気ってんじゃないからさ。すごく熟成した落ち着きとホントにどっしりと構えたライブの様相で、ただアチコチのライブレビューを読むと、白人の聴衆をマディ・ウォーターズのライブが黙らせて熱狂させたライブとの逸話だそうだ。どうしてだろ?ってのもあるけど、多分見たことない聴いたことない迫力と貫禄だったんじゃないだろうか?特にアップビートで聴衆をノせるっていうんじゃないし、あくまでも黒いブルースをひたすら単調にぶつけるっつう感じでさ、ノックアウトされる聴衆も感性が良かったんだろう。自分的にはやっぱりちょいと物足りない感じがあるのは多分ロック畑上がりだからだ。1960年のライブってことはまだロックとブルースとカントリーそれぞれ独立していた時代だしね。一番空白の時代…革命者がいなかった時代なんじゃないかな。まぁ、それでもこういうのがあったから後のブルースムーブメントに火が点いたのも事実で、その記録がこうしてまたレコーディングされているってのも歴史的価値アリです。ちなみに映像も残っているらしくて、自分はまだ見てないけどその白熱ぶりがしっかりとわかるらしい…見てみないとな、それならば。
マディ・ウォーターズって単調マンネリワンパターンの迫力で押すっつう人のイメージで、そのままの内容が「At Newport 1960」というライブで聴けるんだが、そこが聴衆を圧倒したんだろう。「Got My Mojo Workin'」なんてのはまぁ、その代表みたいな曲で冗長にやってしまったら全然かったるいけど気合入ってると凄いグルーブが出てくるし、フリーな部分も多いのでプレイヤーも楽しめるってもんだ。うん、久しぶりに全部聴いたらだんだん熱くなってきた(笑)。やっぱそういうもんだね。その徐々に熱くなってくる具合が面白いトコロなんだな。やっぱ名盤ライブだ。




シカゴブルースの大ボスと異名を取ることになったマディ・ウォーターズ、実際どうだったのかとか知る由もないんだが、名実ともにひとつの大きな存在だってことは確かだ。それはストーンズを筆頭とした若き英国のブルース好きな連中が仕立て上げたものでもあるのだろうが、やっぱり支持されるくらい実力なかったら消えていく訳だからもちろん本物の威力ってのは凄いのだ。ってことで昔から名前を聞いていたし伝説さ加減も自分的にはかなり大きかったものだ。何というのか、実際に存在していた人っていう感じがしなくてさ、もう何十年も前に死んだ伝説の~って思ってたもん。それが実は1983年に亡くなったってことで、そんなの最近じゃないかと感じてしまうわけだな。ってことはだ、あのマディ・ウォーターズは80sを知ってったってことだ。マディ・ウォーターズが、だぜ?と訳の分からない不思議感を思うワケだな(笑)。
1960年にニューポートで行われた多分Jazz&Bluesフェスティバルのライブを記録した一枚だと思うが、丁度良い熟成加減の頃のマディの最高のライブアルバム「At Newport 1960」。最高でコレかい?ってな向きもあるんだが(笑)、いや、白熱しまくった熱気ってんじゃないからさ。すごく熟成した落ち着きとホントにどっしりと構えたライブの様相で、ただアチコチのライブレビューを読むと、白人の聴衆をマディ・ウォーターズのライブが黙らせて熱狂させたライブとの逸話だそうだ。どうしてだろ?ってのもあるけど、多分見たことない聴いたことない迫力と貫禄だったんじゃないだろうか?特にアップビートで聴衆をノせるっていうんじゃないし、あくまでも黒いブルースをひたすら単調にぶつけるっつう感じでさ、ノックアウトされる聴衆も感性が良かったんだろう。自分的にはやっぱりちょいと物足りない感じがあるのは多分ロック畑上がりだからだ。1960年のライブってことはまだロックとブルースとカントリーそれぞれ独立していた時代だしね。一番空白の時代…革命者がいなかった時代なんじゃないかな。まぁ、それでもこういうのがあったから後のブルースムーブメントに火が点いたのも事実で、その記録がこうしてまたレコーディングされているってのも歴史的価値アリです。ちなみに映像も残っているらしくて、自分はまだ見てないけどその白熱ぶりがしっかりとわかるらしい…見てみないとな、それならば。
マディ・ウォーターズって単調マンネリワンパターンの迫力で押すっつう人のイメージで、そのままの内容が「At Newport 1960」というライブで聴けるんだが、そこが聴衆を圧倒したんだろう。「Got My Mojo Workin'」なんてのはまぁ、その代表みたいな曲で冗長にやってしまったら全然かったるいけど気合入ってると凄いグルーブが出てくるし、フリーな部分も多いのでプレイヤーも楽しめるってもんだ。うん、久しぶりに全部聴いたらだんだん熱くなってきた(笑)。やっぱそういうもんだね。その徐々に熱くなってくる具合が面白いトコロなんだな。やっぱ名盤ライブだ。
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