Richie Havens - Mixed Bag

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Richie Havens - Mixed Bag (1967)
Mixed Bag ミックスド・バッグ&サムシング・エルス・アゲイン
Mixed Bag - Richie Havens Mixed Bag Live At the Cellar Door and At the Santa Monica Civic Auditorium - Richie Havens Live At the Cellar Door

 キザイア・ジョーンズを聴いていてふと思い出したのがリッチー・ヘブンスのあのパフォーマンス。リッチー・ヘブンスってご記憶でしょうか?ま、記憶ってかロックを漁っている人達だったら絶対に知っててほしいし知ってるハズなんだよな。ただ、自分でもそうだけど、あ、あの人…と一呼吸入れないと思い出せないのも事実かもしれん(笑)。うん、あの伝説の、今や1000円くらいでBlu-Rayが買えてしまう「ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間」のオープニングを飾ったシンガーソングライターです♪


 コレ♪

 ロック的には全然意識してないんだけど、「ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間」を見ててこのパフォーマンスのインパクトは絶大だったんじゃない?自分は相当インパクト受けたもんね、このパフォーマンス。あれだけのラリった大観衆を目の前にワケの分からないサイケデリックムーブメントと初の大イベント的高揚感の中でたったひとりでフォークギター持ってステージに出てった人です。正に名誉あるオープニングアクトだけど、それは歴史に残る名演にもなったパフォーマンスだった。時代の雰囲気と思い入れで初めて披露できた一幕だったと思う。

 そんなリッチー・ヘブンスってどんな人ってのは実は全然追いきれてなくってね、せっかくだから聴いてみようってことでちょいとDLしてきました。便利な時代です♪ 1967年にアルバムデビューしていて、翌年にはセカンドアルバムもリリースしているので「ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間」はこの時期あたりかな、ってことでやっぱりファースト「Mixed Bag」を聴く♪

 なるほど、「ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間」のパフォーマンスってのはやや強調した側面はあるものの基本的に自分自身だったワケだ、と納得したサウンドが詰め込まれていました。アーティストだなぁ…というフォークギターの掻き鳴らし方と歌い方…それでも「Mixed Bag」を聴いているとどこかブルース・スプリングスティーンやボブ・ディランを思い起こさせる部分が大きいので魂さらけ出したパフォーマーなんだろうよ。アメリカってこういうの出てくると強いな。そんな思いが「ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間」で表に出てきたっていうのがよくわかるくらいに初々しいレコーディング作品。もっともっとロックフィールドに近づけば面白かったんじゃないかなとも思うけど、それもまた時代の流れか。こんな機会にちゃんと聞き直せてよかった人です。



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フレ
Posted byフレ

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K平  
WOODSTOCKでの熱演

強烈でしたね。歌ってる間もすごかったけれど、ギター弾きながら ステージ後方に引っ込んで行くってのもインパクトありました。それで、レコードを探すものの タイトルも どんなジャケットかもわからないので、非常に苦労しました。後年、アメリカ盤LPで見つけたのが このMIXED BAGで、ついに見つけたぞ!って 震えさえ感じたものです。まずは、ジャケット写真が WOODSTOCKの顔と違うなあ ちょっと優しい感じ?・・ レーベルがVERVE FORECASTってことは、BLUES PROJECTと同じ 期待できるかも・・ 曲目見たら ディラン、G.ライトフット、ビートルズ ほ~予想に反して、ぶったまげるほどマニアックな選曲じゃないなあ などと思ったものです。内容は、情念のアメリカン・フォーク・シンガーって感じでしたね。

2011/06/24 (Fri) 17:50 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>K平さん

うん、ウッドストックとは別人…、多分あれも奇跡のパフォーマンスだったんでしょうね。
凄い熱気だったから期待しちゃって…。
それでも変わった取り組みしてたのはレコードでも聴けますけどね。

2011/06/24 (Fri) 20:28 | EDIT | REPLY |   

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