Keziah Jones - Live EP

2 Comments
Keziah Jones - Live EP (1993)
Live Ep Blufunk Is a Fact!
Live - Ep - Keziah Jones Live - Ep African Space Craft - Keziah Jones African Space Craft

 ちょっと前にFunk系をいくつか聴いてブログに書いていた時にTwitterで「キザイア・ジョーンズって聴かないですか?」と訊かれて、自分的には単に知らないアーティストだったので…という感じだったんだけど、「結構かっこ良いですよ」と教えていただいたので、なるほど、それならちょっと聴いてみたいな、と思いましてね。しかもファーストアルバム「Blufunk Is a Fact!」が名盤と言われているけど実はライブアルバム「Live Ep」の方が全然熱くてカッチョ良いです、とオススメされたのでなるほど、と♪

 「Live Ep」…ファーストアルバム「Blufunk Is a Fact!」の後にリリースされたありがちな繋ぎ的なLive Ep盤ではあるけど、こういうのって結構貴重なの入ってたりするんだよな。そしてそれこそがアーティストの本領発揮だったりするってのも確かに…と説得力あったのでチャレンジ。何となくの情報を漁ってみるとバスキア出身の大金持ちの息子がストリートに出てギターをパーカッシブに用いた衝撃的な作品ってことだったので、やや頭の中が「??」と言ったトコだった(笑)。そしたらさ、確かにFunkって単語が合うんだが、それじゃ片付けられないヘンなフュージョンさっつうかハードなジャズセッション的な面もあったりして、それがファンクなリズムを中心に奏でられているっつうか…、ギターそのものも全体的にフランジャーがかった音で叩きつけるようなサウンドが特徴的。そしてもちろんハネまくるくらいのハネまくりのハネちゃってるリズムのドライブ感が凄い。バックのリズム隊も本気でジャムセッションだよ、これ。面白い試みだなぁ…とじっくりと聴いてしまった。

 ただ、やっぱりこの手のテクニシャン集団モノになるとどうしても演奏に力が入ってしまっていて、曲そのものの良さとかが違う次元に行ってしまうんだな。そこが好みの問題という分かれ道なんだろう。自分?いや~、いい加減な性格なので聴いて凄い、って思う所がいくつかあればそれは聴いて良かったって思うので楽しみましたね。「Live Ep」は確かにライブ盤だからこの熱さが出ているんだと思うし、張り詰める緊張感もライブならではの世界。スタジオ盤ではこういうテンションなかなか出てこないもんね。しかし凄いテクニックの応酬で…よく見たらドラマー日本人なんですか?凄い人がいるもんだ。



関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 2

There are no comments yet.
Medeski  
こんばんわ

さっそく手にされているあたり、仕事が早い。御見逸れしました。そして、
>ヘンなフュージョンさっつうかハードなジャズセッション的な面
「確かに!」と笑ってしまいました。今回のレヴューを読んで改めて、このジャム感覚が好きなんだなー、と気づきました。最近は人のレヴューを読んで買うことが多くなったので、今回のように自分の好きなアルバムを人様のレヴューで読んで、自分の嗜好を知るっていうのは新鮮な感覚になります。これからも更新楽しみにしてます。ついでに、私、ここでJoe Bonamassaを知ったことをここ数日の記事で思い出しました。今ではお気に入りのアーティストです。その節は、有難うございました。

2011/06/19 (Sun) 20:35 | EDIT | REPLY |   
フレ  
>Medeskiさん

あ、いや、ご教示頂いて感謝です。
こんなハードなファンクってか、面白いの聴いたことなかったんで熱かったです。
確かに自分の嗜好を人のレビューで改めて認識って、ありますよね。
自分も割とそういうの感じることあって、あぁ、自分は偏ってるわ~と(笑)。
ボナマッサ…、Black Country Communionでの活躍もなかなか良いっすよ♪

2011/06/19 (Sun) 21:14 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply