Stevie Salas - Bootleg Like A Mug!

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Stevie Salas - Bootleg Like A Mug! Live In Japan (1991)
ブートレッグ・ライク・ア・マグ スティーヴィー・サラス・カラーコード

 ちょいとファンキーなギターロックが聴きたくなった。ジミヘン?う~ん、もっとファンキーなのが良いなぁ…と考えてみるとなかなかそんなギタリストも多くはない…、はて、誰の音を思い出してそう思ったんだろうか?あぁ、そうか、Stevie Salasだ、きっと。Funkadelicではない、と思うが似たような部分あるからエディ・ヘイゼルかもしれない。その辺はまた追いかけるとして…。Stevie Salasって鳴り物入りだったのにデビューしてしばらくしてレコード会社とトラブって潰された感があって、実際はどんな経緯があったのか知らないけど、いきなり失速させられたみたいな所あった。そうなる直前に実現していた日本公演があって、しかも日本で人気があったのか売るためか、恒例の日本限定でのライブ盤もリリースされてた。これが結構好きでさ。

 1991年にリリースされた「ブートレッグ・ライク・ア・マグ」で、もちろん日本公演のライブをわずか8曲しか収録していないけど当時は十分に迫力を味わうことの出来たライブ盤。ワイルドだよなぁ…、アルバム「スティーヴィー・サラス・カラーコード」で聴けたファンキーさよりももっとロック色が強くて多分Stevie Salasのスタイルとバンドとの間にやや差があったんじゃないかっつう感じもするが、その辺は後のTMスティーブンスあたりとのジョイントで解消されたことでもよくわかるか。

 はて、この「ブートレッグ・ライク・ア・マグ」だが、冒頭のBGMから前説…お得意のファンキー系は大体こんな前説が付くんだが、これがまた結構盛り上がる前説。そして強烈な「Stand Up!」でワイルド&ラフなスタイルが炸裂。どんどんとグルーブが加速していく様がありありとわかるのも凄いが、更にこのライブアルバム「ブートレッグ・ライク・ア・マグ」の嬉しいトコロはまだ最初期のライブなのでカバーが多くを占めているってことだ。知った曲のStevie Salasバージョンがいくつも炸裂してくれるので、聴き甲斐があるってもんで、例えば「Hey Joe」なんてね、ここまでジミヘンのバージョンからファンキーに変化しつつ、更にジミヘン的ギターをきっちりと弾いているっつう不思議なアレンジ。初めて聞く人には結構衝撃与えられるんじゃないか?ジミヘンがこんなアレンジしててもおかしくないもんな。かと思えばオリジナルな「The Harder They Come」でジミヘンの迫る宇宙を実践、そしてまたジミヘンの「Little Wing」を忠実にカバー。ここはもう成り切ってるので何ら違和感なく舞い上がれます。そんな感じで白熱させて、最後にはJBの「Sex Machine」…、うわっ、強烈。ここまでファンキーにプレイできる人もいないんじゃない?ギターがここまで跳ねてるってのはないよ。さすがにP-Funkの中で育っただけあるStevie Salas。この辺の味は真似できない。

 こんな路線でもっともっと盛り上がってほしかったよなぁ。Stevie Salasの失速はもったいない。それでもきちんとシーンに今でも残ってるんだから真の実力があることは間違いないんだけどね。最近のアルバムもまた聴いてみようかな。



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フレ
Posted byフレ

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