Otis Redding - Pain In My Heart
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Otis Redding - Pain In My Heart (1964)

Pain In My Heart
ライヴ・イン・ロンドン&パリ 1967
60年代ってのはロックがシーンに出てきてビートルズが出てきて、どうしてもそういう見方が中心になってしまう自分の偏った世界観なんだけど、オーティス・レディングの来歴とか見てて、そうだよなぁ、この時代ってほとんど同じ頃にオーティス・レディングやJBなんかも出てきてたんだよな、と。もちろん英米の違いはあれど、そしてどっちが民衆にアピールしていたのかってのは結果論として、また時代的にも反映されていた事実だったとは思うけど、同時代の同じシーンにいたミュージシャン達だったんだ。つくづく才能溢れる豊かな感性のミュージシャンが多かったのだなと実感する。
1964年にアルバムデビューを果たしたOtis Redding、もちろんその前にシングルなどでシーンには登場していたのだが、アルバム的には「Pain in My Heart」が最初のようだ。亡くなったのが1967年12月なんだから如何に短命に終わった偉大なるシンガーだったことかがわかる。自分的にはオリジナルアルバムをきちんと聴く機会の少ないアーティストの一人で、名前だけは昔から知ってたし「Dock of the Bay」とかのアルバムは聴いてたから凄さは実感してたんだけど、なかなかこの手の音楽をどっぷり聴くことがなかったのだった。そんなこともあってちょっと聴いてみたいな、って思ったのがちょっと前。それでも全然ハマって聴きまくるってほどでもなくって、ちと気楽に…って感じ。せっかくだから…と思ったらさ、アマゾンでは5CDセットで2000円台ですよ。う~ん、この安さって凄い。せっかくだからたくさん一気に聴こうってのもわかるけど、結局こんだけ情報が一気に入ってくるとおろそかになるんだよねぇ。まぁ、欲深い自分ってのは治らないものだろうけど(笑)。
さて、「Pain in My Heart」というオーティス・レディングのファーストアルバムだが、この後のライブで聴けるほどの熱いぶち切れるような歌い方ほどではないけど、やっぱりオーティスだよ。声の音圧が違うのが一発でわかる。バックはソウルってほどでもなくってロックに近い迫力あるけど、やっぱ全然違うんだな、ロックとは。当たり前だけど、暑苦しい(笑)。機材がしょぼいからこんな迫力なのか、やっぱり今でも稀代の歌手なのか…、今じゃ伝説だから真実はわからないけど、感情表現や迫力も含めて残された音を聴く限りでは稀代の歌手だろうと感じる。感情がねぇ、歌詞なんて全然わかんないのに相通じるムードがあるもん。激しいのなら激しいパワーを感じるし、ロックにないストレートさと言うのか暑苦しさの出し方ってのがあるよなぁ、この手のモノって。




60年代ってのはロックがシーンに出てきてビートルズが出てきて、どうしてもそういう見方が中心になってしまう自分の偏った世界観なんだけど、オーティス・レディングの来歴とか見てて、そうだよなぁ、この時代ってほとんど同じ頃にオーティス・レディングやJBなんかも出てきてたんだよな、と。もちろん英米の違いはあれど、そしてどっちが民衆にアピールしていたのかってのは結果論として、また時代的にも反映されていた事実だったとは思うけど、同時代の同じシーンにいたミュージシャン達だったんだ。つくづく才能溢れる豊かな感性のミュージシャンが多かったのだなと実感する。
1964年にアルバムデビューを果たしたOtis Redding、もちろんその前にシングルなどでシーンには登場していたのだが、アルバム的には「Pain in My Heart」が最初のようだ。亡くなったのが1967年12月なんだから如何に短命に終わった偉大なるシンガーだったことかがわかる。自分的にはオリジナルアルバムをきちんと聴く機会の少ないアーティストの一人で、名前だけは昔から知ってたし「Dock of the Bay」とかのアルバムは聴いてたから凄さは実感してたんだけど、なかなかこの手の音楽をどっぷり聴くことがなかったのだった。そんなこともあってちょっと聴いてみたいな、って思ったのがちょっと前。それでも全然ハマって聴きまくるってほどでもなくって、ちと気楽に…って感じ。せっかくだから…と思ったらさ、アマゾンでは5CDセットで2000円台ですよ。う~ん、この安さって凄い。せっかくだからたくさん一気に聴こうってのもわかるけど、結局こんだけ情報が一気に入ってくるとおろそかになるんだよねぇ。まぁ、欲深い自分ってのは治らないものだろうけど(笑)。
さて、「Pain in My Heart」というオーティス・レディングのファーストアルバムだが、この後のライブで聴けるほどの熱いぶち切れるような歌い方ほどではないけど、やっぱりオーティスだよ。声の音圧が違うのが一発でわかる。バックはソウルってほどでもなくってロックに近い迫力あるけど、やっぱ全然違うんだな、ロックとは。当たり前だけど、暑苦しい(笑)。機材がしょぼいからこんな迫力なのか、やっぱり今でも稀代の歌手なのか…、今じゃ伝説だから真実はわからないけど、感情表現や迫力も含めて残された音を聴く限りでは稀代の歌手だろうと感じる。感情がねぇ、歌詞なんて全然わかんないのに相通じるムードがあるもん。激しいのなら激しいパワーを感じるし、ロックにないストレートさと言うのか暑苦しさの出し方ってのがあるよなぁ、この手のモノって。
ファイヴ・オリジナル・アルバムズ
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オーティス・レディング
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