アンジェラ・アキ - Answer

0 Comments
アンジェラ・アキ - Answer (2009)
ANSWER<通常盤> 手紙~拝啓 十五の君へ

 ココのところ様々な出来事が重なっていて色々なことを思い出すのだが、それもこれも最近派手に遊び騒いでいないからなのかな~なんてヘンに思ってしまうのだが(笑)。そんな中で何故か頭の中を駆け巡っている曲があってさ、それが別に原曲ちゃんと聴いたことのない曲ってのが困った。遊びまくっててカラオケ行くと歌ってる女の子がいてさ、それを何度となく聴いてたもんだから良い曲だな…と感じてたワケさ。その内覚えてくるから面白いんだが…。そんなのが何曲もあって、そういえばオリジナルなのって聴いたことないなと。ヒット曲とかテレビの主題歌とか縁がないから意識的に聴かないと聴けない環境なんで、ちょっと手を出してみる。

 2009年にどうやらかなりヒットしたらしい不思議な名前のアンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ」が入ってる「ANSWER」。普通一般的にはやっぱりシングルでこの曲を聴くんだろうけど、何故か自分はどうしてもアルバム単位で音を聴くという習性がついていて、収録アルバムタイトルで覚えていくという古い発想なのだった。「ANSWER」のアルバム冒頭だったから聴きやすいよね、こういうのは。このアンジェラ・アキさんって混血な人で、ホントにアンジェラ・アキって名前なんだ。初めて知った。しかもかなり筋金入りの経歴の持ち主で感覚的にはほぼアメリカ人なんじゃないだろうか?それでいてしっかりと日本語も出来てるし、面白い背景だ。

 そして「ANSWER」というアルバム…、冒頭の「手紙~拝啓 十五の君へ」は多分今でも代表曲になるんだろうけど、ピアノ一台で歌いあげる綺麗な曲。音楽的背景がどこにあるのかあまりよくわからないんだけど、ちょっと異質なメロディ感が面白いのと中盤のアレンジから別の曲が入ってくるような感覚も刺激的。歌詞はさすがにややお子様的ではあるが、中学生のコンクール用ってことじゃしょうがないだろう。そんでさ、驚いたのはその後の「Knockin' On Heaven's Door」ですよ。タイトルなんて気にしないで流してたからさ、流れてきて「あれ?」って感じ(笑)。なんだこの日本語訳は(笑)。いや、別に良いんだけど、数回聴くとアレンジとかメロディとかきちんと練られていることにも気付くけどさすがにこういうのは笑ってしまう。それと、こんな古い曲持ってきたのに驚いた。よく取り上げられるけどさ、そんなに名曲かね?誰かが取り上げて耳にする回数が多いからまた誰かが取り上げるって感じに広がっているカバーのような気がするけどなぁ。もっとディランにカバーしたら面白そうな曲ってあるだろうし。まぁ、売れるためのチョイスとしては無名のディラン曲入れるよりは有名なの入れる方が良いからそうなるんだろうけど。

 以降は割と歌モノ的な作品が並んでいて…、落ち着いた大人の雰囲気が多いので何となく流れてしまう。メロディが「手紙~拝啓 十五の君へ」ほど起伏に富んだのもそんなに感じないし、「Final Destination」みたいな現代的なジャズポップだな~みたいなのもあるが…。まだまだアルバムを深く聴いてみないとわからないなぁ。やっぱシングルヒットばかり聴いている方が分かりやすいのだろうよ、この手のものは。とりあえずオリジナルを聴いたのでちとすっきり♪



関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply