The Kinks - Preservation Act 1
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The Kinks - Preservation Act 1 (1974)

1995年5月11日…今日から丁度16年前にもなってしまうのだが、自分は渋谷公会堂にいたんだな。The Kinksの来日公演の何日目かで、バンドの仲間と見に行ったのだ。The Kinksの最後の来日公演になってしまったんだけど、そんな風には全然思えるはずもないくらいにアグレッシブでかっこ良く、エネルギッシュでR&Rな、そしてアットホームでもあった素晴らしいライブだった。ロックバンドってのはこうあるべきだよな、しかも名曲揃いでさ、なんて自分がThe Kinksを知ってて良かったって思った一幕でもあったし、誇らしく思えたもん。曲はホントにアチコチの時代からやってくれて、楽しかった~。
そんなThe Kinksの全然名盤として取り上げられることはないけど実はかなり良い曲ばかりが収められている素晴らしいアルバム「Preservation Act 1」。一般のロック本とか見るとRCA時代のこの「Preservation Act 1」「Preservation Act 2」はマニアの領域の世界で云々とあるのだが、ちょっと違うんじゃないの?って。「Preservation Act 2」は確かにマニアックなリスナーしか選ばない劇場チックではあるけど、「Preservation Act 1」は普通にアルバムとして聴いてみても全然素晴らしい曲ばかり入っている作品だよ。全然マニアックじゃないし、もちろん歌詞と世界観を追いかけてマニアックに聴いても対応できるアルバムだけどさ、自分なんぞはそれほど歌詞とかに重きを置かないので、普通にアルバムとして、音として聴いてるだけで感動できるアルバムだもん。
最近のCD盤では冒頭にシングル曲の「Preservation」が入っているのでそこから始まってもまるで問題ないし、とにかく名曲のオンパレードで「Sweet Lady Genevieve」でアルバムA面の最高潮に達する。いきなり、です(笑)。だって、これホントに名曲だしさ、こんなにほのぼのしてほんわかできて感動できる曲ってそうそうないよ。同じような意味合いでは「Sitting In The Midday Sun」もなんだけどさ、これはB面のピーク。The Kinksの名曲が…しかも前時代を通しての名曲と呼ばれる曲が2曲も入っていて名盤でないハズがない。ホントに涙するもんねぇ、このヘンの曲は。難しいこと考えないで聴いてみればわかるこの心地良さ。
そんな曲の存在を浮き立たせるかのようなR&Rソングやキャバレーソング、劇場チックなナンバーもあれば超高音の歌声が特徴なデイブ・デイヴィスの歌うシーンがこれまたThe Kinksらしい兄弟コーラス。この世界の楽しさがわかってくるとThe KinksのRCA時代が凄い代物だったということに気づくのだ。今の季節にはぴったりの小春日和の雰囲気を楽しめる一枚なので、何も考えずにポカポカとした陽の下で眼を閉じてThe Kinksの「Preservation Act 1」の世界に浸ってみるのも良いんじゃない♪


1995年5月11日…今日から丁度16年前にもなってしまうのだが、自分は渋谷公会堂にいたんだな。The Kinksの来日公演の何日目かで、バンドの仲間と見に行ったのだ。The Kinksの最後の来日公演になってしまったんだけど、そんな風には全然思えるはずもないくらいにアグレッシブでかっこ良く、エネルギッシュでR&Rな、そしてアットホームでもあった素晴らしいライブだった。ロックバンドってのはこうあるべきだよな、しかも名曲揃いでさ、なんて自分がThe Kinksを知ってて良かったって思った一幕でもあったし、誇らしく思えたもん。曲はホントにアチコチの時代からやってくれて、楽しかった~。
そんなThe Kinksの全然名盤として取り上げられることはないけど実はかなり良い曲ばかりが収められている素晴らしいアルバム「Preservation Act 1」。一般のロック本とか見るとRCA時代のこの「Preservation Act 1」「Preservation Act 2」はマニアの領域の世界で云々とあるのだが、ちょっと違うんじゃないの?って。「Preservation Act 2」は確かにマニアックなリスナーしか選ばない劇場チックではあるけど、「Preservation Act 1」は普通にアルバムとして聴いてみても全然素晴らしい曲ばかり入っている作品だよ。全然マニアックじゃないし、もちろん歌詞と世界観を追いかけてマニアックに聴いても対応できるアルバムだけどさ、自分なんぞはそれほど歌詞とかに重きを置かないので、普通にアルバムとして、音として聴いてるだけで感動できるアルバムだもん。
最近のCD盤では冒頭にシングル曲の「Preservation」が入っているのでそこから始まってもまるで問題ないし、とにかく名曲のオンパレードで「Sweet Lady Genevieve」でアルバムA面の最高潮に達する。いきなり、です(笑)。だって、これホントに名曲だしさ、こんなにほのぼのしてほんわかできて感動できる曲ってそうそうないよ。同じような意味合いでは「Sitting In The Midday Sun」もなんだけどさ、これはB面のピーク。The Kinksの名曲が…しかも前時代を通しての名曲と呼ばれる曲が2曲も入っていて名盤でないハズがない。ホントに涙するもんねぇ、このヘンの曲は。難しいこと考えないで聴いてみればわかるこの心地良さ。
そんな曲の存在を浮き立たせるかのようなR&Rソングやキャバレーソング、劇場チックなナンバーもあれば超高音の歌声が特徴なデイブ・デイヴィスの歌うシーンがこれまたThe Kinksらしい兄弟コーラス。この世界の楽しさがわかってくるとThe KinksのRCA時代が凄い代物だったということに気づくのだ。今の季節にはぴったりの小春日和の雰囲気を楽しめる一枚なので、何も考えずにポカポカとした陽の下で眼を閉じてThe Kinksの「Preservation Act 1」の世界に浸ってみるのも良いんじゃない♪
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