Kate Bush - Lionheart
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Kate Bush - Lionheart (1978)

Lionheart
Aerial
衝撃的なアプローチで世間を驚かせ、更にその超個性が世界のリスナーに受け入れられて伝説になっていった人、それでも本人は多分あまり感覚のないままにアーティストしているんじゃなかろうか?その実どんな人なのか、とかあまり出てこない妖精のような人。どこか浮世離れしている感が強くて、本来の話ではあるけど、自身の作品のみによって表現してくれている真のアーティストなんだろうなぁと。アルバムの枚数を重ねる度にリリース期間が長くなっていった、と言うか引退したんだろうな、くらいに思っていたのがアルバムリリース、ってことで話題になったのが2005年のこと。アルバム「エアリアル」ですね。それはあくまでもアルバムという作品の話だけでツアーがあるわけでもプロモ活動があるわけでもなかったみたいなので、ホントに作品出しただけ。それでも結構な話題になったしねぇ。
そんなケイト・ブッシュが5月末ころには新たなる作品「Director's Cut」を6年ぶりにリリースってことらしい。気になるので絶対聴くんだろうけど、彼女既に50歳くらいかな?昔の妖精のような歌声や作品なんてのを期待していてはいけないのか、はたまた「エアリアル」のように新たな世界を広げてくれるのか楽しみな所である。流行とか一切無縁で独特の世界によるアート感覚を教えてくれる数少ないミュージシャンだしね。
そんなケイト・ブッシュがパンク全盛期の1978年にリリースしたセカンドアルバム「Lionheart」。唯一のツアーに出た時のアルバムなのでライブビデオなどでも聴くことの多い作品ではあるけど、ファースト「天使と小悪魔」に比べるとキャッチーさにやや欠ける部分がちょっとあるかな。もちろんあのコケティッシュな歌と世界観は健在なので、そのクォリティそのものは大して差がない。根底に芸術=舞台劇みたいなものがあるので普通に音楽だけで聴くよりも曲と歌詞と歌い方に依る戯曲的イメージを膨らませながらアルバムに接するとより一掃楽しめるものだ。そもそもジャケットからして本人成り切ってるでしょ?そこに永遠のアンセムとも言える「Oh England My Heart」なんて言うストレートな曲が入ってるんだけどさ、これがまた美しくて高貴で素晴らしい。もっとも他もチープな曲などまるで見当たらないのだがこのころケイト・ブッシュってまだハタチそこそこなんだよな。凄い才能。
どこか浮遊した世界観を味わいながらも決して夢の世界だけでなくて音に身を任せられるアルバムのひとつ。新作「Director's Cut」も楽しみ♪




衝撃的なアプローチで世間を驚かせ、更にその超個性が世界のリスナーに受け入れられて伝説になっていった人、それでも本人は多分あまり感覚のないままにアーティストしているんじゃなかろうか?その実どんな人なのか、とかあまり出てこない妖精のような人。どこか浮世離れしている感が強くて、本来の話ではあるけど、自身の作品のみによって表現してくれている真のアーティストなんだろうなぁと。アルバムの枚数を重ねる度にリリース期間が長くなっていった、と言うか引退したんだろうな、くらいに思っていたのがアルバムリリース、ってことで話題になったのが2005年のこと。アルバム「エアリアル」ですね。それはあくまでもアルバムという作品の話だけでツアーがあるわけでもプロモ活動があるわけでもなかったみたいなので、ホントに作品出しただけ。それでも結構な話題になったしねぇ。
そんなケイト・ブッシュが5月末ころには新たなる作品「Director's Cut」を6年ぶりにリリースってことらしい。気になるので絶対聴くんだろうけど、彼女既に50歳くらいかな?昔の妖精のような歌声や作品なんてのを期待していてはいけないのか、はたまた「エアリアル」のように新たな世界を広げてくれるのか楽しみな所である。流行とか一切無縁で独特の世界によるアート感覚を教えてくれる数少ないミュージシャンだしね。
そんなケイト・ブッシュがパンク全盛期の1978年にリリースしたセカンドアルバム「Lionheart」。唯一のツアーに出た時のアルバムなのでライブビデオなどでも聴くことの多い作品ではあるけど、ファースト「天使と小悪魔」に比べるとキャッチーさにやや欠ける部分がちょっとあるかな。もちろんあのコケティッシュな歌と世界観は健在なので、そのクォリティそのものは大して差がない。根底に芸術=舞台劇みたいなものがあるので普通に音楽だけで聴くよりも曲と歌詞と歌い方に依る戯曲的イメージを膨らませながらアルバムに接するとより一掃楽しめるものだ。そもそもジャケットからして本人成り切ってるでしょ?そこに永遠のアンセムとも言える「Oh England My Heart」なんて言うストレートな曲が入ってるんだけどさ、これがまた美しくて高貴で素晴らしい。もっとも他もチープな曲などまるで見当たらないのだがこのころケイト・ブッシュってまだハタチそこそこなんだよな。凄い才能。
どこか浮遊した世界観を味わいながらも決して夢の世界だけでなくて音に身を任せられるアルバムのひとつ。新作「Director's Cut」も楽しみ♪
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