The Clash - Give'em Enough Rope
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The Clash - 動乱(獣を野に放て) (1978)
![ルード・ボーイ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51G0EVCY27L._SL160_.jpg)
凄く良く聴いたアルバムってさ、大体10代から20代前半くらいってのが多くて、そりゃ持っているアルバム数もタカが知れてるし、なけなしの小遣いはたいて買ったアルバムだから好き嫌いよりも好きにならないと勿体無いっつうかね、ひたすら聴くんだよ、そればかりを。だからつまらないアルバムなんかでも凄く良く知ってたりして細かいところまで覚えているっつう…。誰でもそうだと思うんだけど、これが大人になってくるとやたらと聴くものが増えてきて一方では聞く回数が減ってきてコレクションだけ増えていくという悪循環。そうなる前に聴いたものはホントに懐かしさもあるし、自分の身になっている…ってのと、結局そこに戻って行くという自分の音楽体験。なるほど、面白い。
1978年にリリースされたThe Clashのセカンドアルバム「動乱(獣を野に放て)」。この邦題がまたよくわからなくて、何でまた「動乱(獣を野に放て)」なんてタイトルなんだ?と。オリジナルタイトルは「Give'em Enough Rope」なワケで、原題でもどんな意味なのか普通にはわからないので、きっとそういう意味合いの言い回しになるのだろう、と思っていた。それに加えてこの三色トーンのジャケット…、レゲエの色合いには緑がないし、英国って色合いじゃないし、警告?信号?そういう意味深な所もよくわからずに単にかっこ良いっていうことで超満足していた一枚。プロデューサーのサンディ・パールマンのオーバーワークで本人たちはそれほど気に入っていないという一枚だったらしいが、そんなの最近知ったに等しい話で、そんなこと全然知らずにひたすらこのアルバムを聴いて聴いて聴きまくってロックを気取ってたあの頃♪ギターを弾いてみればえらく簡単な音ばかりで自分もThe Clashになれるじゃないか、なんてさ(笑)。ま、それはLed Zeppelinでも同じことを試みたりしたのだが…。
オープニングの「Safe European Home」のスネア一発でアルバムスタート! これがまた気合の入る一発で、アルバム聴くたびに身を引き締めたものだ。曲も疾走感溢れていて滅茶苦茶かっこ良いしさ、堪らなく好きな曲だね。それに「Tommy Gun」の疾走感も勢いがあってかっこ良い。それにやや憂いの香りがする「Stay Free」とか好きだねぇ。映画「ルード・ボーイ」でのレコーディングセッションの風景で見ているとこのメロディの儚さが身に染みたものだ。どの曲も熱く激しいThe Clashってバンドをよく表現しているし音の作りもファースト「白い暴動」のチープさとは全然違ってダイナミックでいいんだけどな、実は本質と違う音に仕上がっているんだろうか?それでもいいや、聴いているファンとしては想い入れのある一枚なので、ひたすらにかっこ良いこの音を楽しむ。もっともThe Clash自体は結構自分のロックキャリアを通じて聴いているバンドなので深くなっていくばかりではあるんだが…。
ここまでのThe Clashがいわゆるパンク的な作品で、次の「ロンドン・コーリング」からは独自のThe Clash作風が始まる。世間的にはそれを問題作として受け止めているがThe Clashなりの自然な歩み方だったハズだ。レゲやダブの要素をあまり見せないこの初期2枚もまた楽しめる♪
「All The Young Punks」…と言われるにはお互い年を取り過ぎたかもしれないけどな…。

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凄く良く聴いたアルバムってさ、大体10代から20代前半くらいってのが多くて、そりゃ持っているアルバム数もタカが知れてるし、なけなしの小遣いはたいて買ったアルバムだから好き嫌いよりも好きにならないと勿体無いっつうかね、ひたすら聴くんだよ、そればかりを。だからつまらないアルバムなんかでも凄く良く知ってたりして細かいところまで覚えているっつう…。誰でもそうだと思うんだけど、これが大人になってくるとやたらと聴くものが増えてきて一方では聞く回数が減ってきてコレクションだけ増えていくという悪循環。そうなる前に聴いたものはホントに懐かしさもあるし、自分の身になっている…ってのと、結局そこに戻って行くという自分の音楽体験。なるほど、面白い。
1978年にリリースされたThe Clashのセカンドアルバム「動乱(獣を野に放て)」。この邦題がまたよくわからなくて、何でまた「動乱(獣を野に放て)」なんてタイトルなんだ?と。オリジナルタイトルは「Give'em Enough Rope」なワケで、原題でもどんな意味なのか普通にはわからないので、きっとそういう意味合いの言い回しになるのだろう、と思っていた。それに加えてこの三色トーンのジャケット…、レゲエの色合いには緑がないし、英国って色合いじゃないし、警告?信号?そういう意味深な所もよくわからずに単にかっこ良いっていうことで超満足していた一枚。プロデューサーのサンディ・パールマンのオーバーワークで本人たちはそれほど気に入っていないという一枚だったらしいが、そんなの最近知ったに等しい話で、そんなこと全然知らずにひたすらこのアルバムを聴いて聴いて聴きまくってロックを気取ってたあの頃♪ギターを弾いてみればえらく簡単な音ばかりで自分もThe Clashになれるじゃないか、なんてさ(笑)。ま、それはLed Zeppelinでも同じことを試みたりしたのだが…。
オープニングの「Safe European Home」のスネア一発でアルバムスタート! これがまた気合の入る一発で、アルバム聴くたびに身を引き締めたものだ。曲も疾走感溢れていて滅茶苦茶かっこ良いしさ、堪らなく好きな曲だね。それに「Tommy Gun」の疾走感も勢いがあってかっこ良い。それにやや憂いの香りがする「Stay Free」とか好きだねぇ。映画「ルード・ボーイ」でのレコーディングセッションの風景で見ているとこのメロディの儚さが身に染みたものだ。どの曲も熱く激しいThe Clashってバンドをよく表現しているし音の作りもファースト「白い暴動」のチープさとは全然違ってダイナミックでいいんだけどな、実は本質と違う音に仕上がっているんだろうか?それでもいいや、聴いているファンとしては想い入れのある一枚なので、ひたすらにかっこ良いこの音を楽しむ。もっともThe Clash自体は結構自分のロックキャリアを通じて聴いているバンドなので深くなっていくばかりではあるんだが…。
ここまでのThe Clashがいわゆるパンク的な作品で、次の「ロンドン・コーリング」からは独自のThe Clash作風が始まる。世間的にはそれを問題作として受け止めているがThe Clashなりの自然な歩み方だったハズだ。レゲやダブの要素をあまり見せないこの初期2枚もまた楽しめる♪
「All The Young Punks」…と言われるにはお互い年を取り過ぎたかもしれないけどな…。
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