Albert Collins - Frosbite
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Albert Collins - Frosbite (1980)

Frostbite
Ice Pickin'
ちょっと出かける…、iPodやiPhoneに入っているコレクションの中から適当な物をチョイスして聞きながら歩く、または電車に乗る、なんてことは日常生活だろうけど、その「コレクションからチョイスする」ってのが結構難しくて…ってか、どれも聴きたいけど今の気分やシーンに欲しいものかどうか、ってので考えちゃうってのかな。だからなかなか決まらなくて、結局適当な音楽を流してしまうってことも多い。もちろんそれも嫌いじゃないから入ってるワケなんだけどさ(笑)。いや~、それでも天気が良くなって気候が良くなってくると明らかに聴くもの聴きたい音ってのが変わってくるのは確かだな。
ブルース。いつでも、10代の頃からブルースってのが基本だ、っていう強迫観念みたいなものがある。しかもそれが大好きなワケで、自分の音楽すべての基本だったりするから面白い。それでいてしょっちゅう聴かないと言うのかさ(笑)。立て続けに聴くと飽きるんでね、やっぱり本物をいくつかチョイスして聴くってのが一番効果的♪
1980年にリリースされた大好きなブルースメンの一人、それも上位に位置するのは明らかなアルバート・コリンズの作品の中でも一番好きな「フロストバイト」。ブルースって?っていう子供に近い若い頃に最初に聴いたブルースアルバムのひとつだったから。1980年産のアルバムだなんて言われれば凄く新しいじゃないかとも思うけど、リアルではそんな事知らない時代だったからさ、やっぱり後追いアルバムのひとつになっちゃうんだな。
ブルースって、もっと3コードのお決まりパターンの歌とギター、みたいなイメージがあった中で「フロストバイト」は圧倒的にファンキーでソウルフルで且つ歯切れの良い鋭いギターの音が耳と心に突き刺さりまくったアルバムサウンド。こんなギター弾いてみたいな~と思った最初のブルースメンだったかもしれない。ロック側では何人もそういうギタリストいたけど、ブルースメンではもう圧倒的にアルバート・コリンズのギター。後はもちろんSRVだけどさ、あっちは無理だから(笑)、アルバート・コリンズのギタープレイが良かった。結構コピーしたんだけど無理でした(笑)。テレキャスも持ってたからさ、音も出るかななんて思ったけどとんでもない。あんな音出せません。指弾きってだけじゃなくて7カポでしょ?今ならそれわかるけど、当時全然そんなの知らないから音使いもおかしいしさ。そりゃそうだ、Fmオープンチューニングっつうからなぁ。それでこのフレーズでしょ?ホントかよ。ドライに言ってしまえばどれもこれも同じフレーズばかりで決まり切ったパターンのソロが多いんだけどさ、何か凄いんだよ。刺さるんだよ。だから「アイス・ピッキン」なんて言われる人なんだけど、どうやってるんだ一体、この音とフレーズは。やっぱり黒人のあのデカイ手と指で弾かないと絶対に出ない音。だからこそ大好きなギタリスト。
そんな人の傑作かどうかわからないけど、エッセンスがたんまりと詰め込まれたブルースアルバム、ファンキーアルバムかな。ブルースファンからするとあまり評価のよろしくないアルバート・コリンズなんだけど、自分じゃそんなに気にすることもなく大好きな人。声もギターも。曲は…まぁ、何でもいいんだけどさ。そこにACリードっつうサックスプレイヤーも配しているやや変わった形態を取っているが故に邪道なのかもしれないし、ロックに近いアプローチかもしれない。どっちでも良いけど、このジャケットも最高にかっこ良いしさ、音も凄いしさ、所々に入る掛け声もね、自然体の一発録音って感じでノレる。とにかく作られたっていう感じじゃなくて自然にロールしているんだよ。そういうのがジャズ的ってのかさ、生身のロックと同じで親しめる作品。
「フロストバイト」。この時期が最高にかっこ良かったんじゃないかなぁ、アルバート・コリンズって。




ちょっと出かける…、iPodやiPhoneに入っているコレクションの中から適当な物をチョイスして聞きながら歩く、または電車に乗る、なんてことは日常生活だろうけど、その「コレクションからチョイスする」ってのが結構難しくて…ってか、どれも聴きたいけど今の気分やシーンに欲しいものかどうか、ってので考えちゃうってのかな。だからなかなか決まらなくて、結局適当な音楽を流してしまうってことも多い。もちろんそれも嫌いじゃないから入ってるワケなんだけどさ(笑)。いや~、それでも天気が良くなって気候が良くなってくると明らかに聴くもの聴きたい音ってのが変わってくるのは確かだな。
ブルース。いつでも、10代の頃からブルースってのが基本だ、っていう強迫観念みたいなものがある。しかもそれが大好きなワケで、自分の音楽すべての基本だったりするから面白い。それでいてしょっちゅう聴かないと言うのかさ(笑)。立て続けに聴くと飽きるんでね、やっぱり本物をいくつかチョイスして聴くってのが一番効果的♪
1980年にリリースされた大好きなブルースメンの一人、それも上位に位置するのは明らかなアルバート・コリンズの作品の中でも一番好きな「フロストバイト」。ブルースって?っていう子供に近い若い頃に最初に聴いたブルースアルバムのひとつだったから。1980年産のアルバムだなんて言われれば凄く新しいじゃないかとも思うけど、リアルではそんな事知らない時代だったからさ、やっぱり後追いアルバムのひとつになっちゃうんだな。
ブルースって、もっと3コードのお決まりパターンの歌とギター、みたいなイメージがあった中で「フロストバイト」は圧倒的にファンキーでソウルフルで且つ歯切れの良い鋭いギターの音が耳と心に突き刺さりまくったアルバムサウンド。こんなギター弾いてみたいな~と思った最初のブルースメンだったかもしれない。ロック側では何人もそういうギタリストいたけど、ブルースメンではもう圧倒的にアルバート・コリンズのギター。後はもちろんSRVだけどさ、あっちは無理だから(笑)、アルバート・コリンズのギタープレイが良かった。結構コピーしたんだけど無理でした(笑)。テレキャスも持ってたからさ、音も出るかななんて思ったけどとんでもない。あんな音出せません。指弾きってだけじゃなくて7カポでしょ?今ならそれわかるけど、当時全然そんなの知らないから音使いもおかしいしさ。そりゃそうだ、Fmオープンチューニングっつうからなぁ。それでこのフレーズでしょ?ホントかよ。ドライに言ってしまえばどれもこれも同じフレーズばかりで決まり切ったパターンのソロが多いんだけどさ、何か凄いんだよ。刺さるんだよ。だから「アイス・ピッキン」なんて言われる人なんだけど、どうやってるんだ一体、この音とフレーズは。やっぱり黒人のあのデカイ手と指で弾かないと絶対に出ない音。だからこそ大好きなギタリスト。
そんな人の傑作かどうかわからないけど、エッセンスがたんまりと詰め込まれたブルースアルバム、ファンキーアルバムかな。ブルースファンからするとあまり評価のよろしくないアルバート・コリンズなんだけど、自分じゃそんなに気にすることもなく大好きな人。声もギターも。曲は…まぁ、何でもいいんだけどさ。そこにACリードっつうサックスプレイヤーも配しているやや変わった形態を取っているが故に邪道なのかもしれないし、ロックに近いアプローチかもしれない。どっちでも良いけど、このジャケットも最高にかっこ良いしさ、音も凄いしさ、所々に入る掛け声もね、自然体の一発録音って感じでノレる。とにかく作られたっていう感じじゃなくて自然にロールしているんだよ。そういうのがジャズ的ってのかさ、生身のロックと同じで親しめる作品。
「フロストバイト」。この時期が最高にかっこ良かったんじゃないかなぁ、アルバート・コリンズって。
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