AC/DC - Back In Black


鐘の音で始まるもの…。
The Undertakerの入場…、いや、ロックブログなのでやはりAC/DCの「Hells Bell」ですね♪
何かさ、懐かしいロック魂ってのを振り返り始めてきた自分。どこか心が弱っているのかもしれないが、まぁ、そういう状況はさっさと忘れて気分を変えていこうじゃないか。バカな奴等を相手にしてたらいくら時間があっても足りないんだからな、などと思いながらマイペースで進みたい…たい、ってのは進めていないから?う~む、認めてはいかん、意識だけでも進まなければ(笑)。いやぁ~、ちょっと前にバカに付きまとわれて面倒だったからさ、ちょっと思い出してしまった。そんなヤツらこそ「地獄に落ちろ」なんて思うが…。
1980年、AC/DCはバンド存続最大の危機を乗り越え、更に弔いの意を表明した最高傑作「Back in Black」をリリースした。もちろんボン・スコット存在の事です。アルバムそのものを真っ黒にして表明し、更に鐘の音で幕を開けながらもAC/DCらしいタイトでかっこ良いチューンでリスナーをグイグイと惹き付けていくスタイル。もっともバンドのみならず、ブライアン・ジョンソンの粘っこい歌声も新たなる歴史とAC/DCの伝統を決定づけた一枚。全くロック史に残る傑作と呼ばれるはずだ。
AC/DCってのは、何十年やっても全然変わらないバンドってのが凄いが、まだまだこの頃にはそういうバンドという見られ方はしてなかったし、毎回迫力あるかっこ良いロックを聴かせてくれるバンドっていう程度。メタルってのも無かったから単に縦ノリ度合いの強いハードロック。レインボウとは全然違うワケだし。様式美からかけ離れたR&R的ハード。その辺が唯一無二でもあるが故に理解されにくい部分はあったかもしれない。自分もそんなに最初から好きだったワケじゃないし、何と云ってもAC/DCの場合はライブのビデオやPVが何かと見れたりしたのでアンガス・ヤングのカッコ悪さが目についたってトコです。それが自分的にはマイナスだったから…ルックスは重要です。
しかしまぁ、アルバム「Back in Black」ってのは聴けば聴くほどにハマり込む作品で、どの曲もサビを期待させるって云うか、サビで激しくなれるって言うのか、燃えるんだ。アルバム聴いている間中燃えるってのは凄いよ。曲知らなくても燃えてくるんだから。その辺はブライアン・ジョンソンのあの声の力量と独特のノリ。車の中でも最高だし気分が落ちてる時でも最高。それこそがR&Rだ。激しくアホなことを忘れたい時とかバカを相手にしたくない時、またはバカをしてしまった時の後悔を込めて心の中では拳を振り上げてAC/DCです。
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