RCサクセション - カバーズ
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RCサクセション - カバーズ (1988)

Covers
言葉を大事にしながら遊び心の満載なシンガーって結構少ない、っつうかあまり目立たないってトコロかな。個人的には忌野清志郎、柴山俊之、マルコシアス・バンプの秋間さんって感じかな。真面目になりすぎずに皮肉に語れるっつうか、ブルースなマインドなんかね。それと、東日本大震災の影響による原発問題でよく出てくるのが忌野清志郎の歌った「サマータイムブルース」の替え歌による原発反対ソングの歌詞。何かとtwitterとかで出てくるんだよね。確かに当時も聴いてて凄くインパクトあった歌詞だったし、それをしかも当時おニャン子クラブ全盛期の高井麻巳子がコーラスで参加しているってのが自分的にポイント高かったり…(笑)。
1988年にリリースされた…リリースされたっつうか東芝からは拒絶されたが故にインディーズでリリースか?と思ったらキティがリリースしたという曰くつきの作品として名高い「カバーズ」。60年代のカバーばかりを替え歌や語呂合わせで日本語にして歌っているユニークな作品。遊び心満載だったが故に多数のゲストを迎えての作品で、まぁ、これだけよく集めたものだと感心するくらい多彩なゲスト陣。金子マリからちわきまゆみ、高井麻巳子、坂本冬美から山口冨士夫、三浦友和や泉谷しげるにジョニー・サンダースなどなど。まぁ、RC周辺って言えばそうなんだろうが、これだけ風刺の強いアルバムで且つここまでメジャーな作品ってのはなかなか見当たらない。アングラなら簡単にあるんだろうが、何せRCだ。「素晴らしすぎて発売することが出来ません。」ってキャッチコピーは面白かった。ここまで世間をナメたことをするのもRCらしい。
そうだなぁ…、単純にカバー集としての聴いてるんだけどね、曲は割と原曲に忠実に演奏しているのでやっぱり歌詞に注目しちゃうんだけど、直訳してるのもあれば言葉遊びしてるのもあるし、はっきりと意図を持って替え歌にしているものもある。楽しんでるな、っていう印象。あぁ、懐かしいな、このアルバムリリース云々の話題の時ってどうなるんだろ?って期待しながら成り行きを見てたし、リリースされた時にやっぱり聴きたいと思って速攻で聴いたし、その期待を裏切ることなく凄く刺激的なアルバムになっていたし、やっぱりロックってこういう好き勝手さが必要だよ。商品だからと言って曲げる必要のないところはあるんだ、っていうのかね。この時期ってもうインディーズが盛り上がっていた頃だからメジャーに拘らなけりゃ何でも出来たんだろうけど、そこが世間的影響度を見なけりゃ意味ないっていうスタンスでね、インディーズよりももっとハードルの高い戦いだったんだろうな、なんて今なら思ってしまう。売れりゃいいじゃんっていうんでもなかっただけまだピュアだったのかな、東芝も。結局「カバーズ」ってオリコン一位取ったみたいだし。



言葉を大事にしながら遊び心の満載なシンガーって結構少ない、っつうかあまり目立たないってトコロかな。個人的には忌野清志郎、柴山俊之、マルコシアス・バンプの秋間さんって感じかな。真面目になりすぎずに皮肉に語れるっつうか、ブルースなマインドなんかね。それと、東日本大震災の影響による原発問題でよく出てくるのが忌野清志郎の歌った「サマータイムブルース」の替え歌による原発反対ソングの歌詞。何かとtwitterとかで出てくるんだよね。確かに当時も聴いてて凄くインパクトあった歌詞だったし、それをしかも当時おニャン子クラブ全盛期の高井麻巳子がコーラスで参加しているってのが自分的にポイント高かったり…(笑)。
1988年にリリースされた…リリースされたっつうか東芝からは拒絶されたが故にインディーズでリリースか?と思ったらキティがリリースしたという曰くつきの作品として名高い「カバーズ」。60年代のカバーばかりを替え歌や語呂合わせで日本語にして歌っているユニークな作品。遊び心満載だったが故に多数のゲストを迎えての作品で、まぁ、これだけよく集めたものだと感心するくらい多彩なゲスト陣。金子マリからちわきまゆみ、高井麻巳子、坂本冬美から山口冨士夫、三浦友和や泉谷しげるにジョニー・サンダースなどなど。まぁ、RC周辺って言えばそうなんだろうが、これだけ風刺の強いアルバムで且つここまでメジャーな作品ってのはなかなか見当たらない。アングラなら簡単にあるんだろうが、何せRCだ。「素晴らしすぎて発売することが出来ません。」ってキャッチコピーは面白かった。ここまで世間をナメたことをするのもRCらしい。
そうだなぁ…、単純にカバー集としての聴いてるんだけどね、曲は割と原曲に忠実に演奏しているのでやっぱり歌詞に注目しちゃうんだけど、直訳してるのもあれば言葉遊びしてるのもあるし、はっきりと意図を持って替え歌にしているものもある。楽しんでるな、っていう印象。あぁ、懐かしいな、このアルバムリリース云々の話題の時ってどうなるんだろ?って期待しながら成り行きを見てたし、リリースされた時にやっぱり聴きたいと思って速攻で聴いたし、その期待を裏切ることなく凄く刺激的なアルバムになっていたし、やっぱりロックってこういう好き勝手さが必要だよ。商品だからと言って曲げる必要のないところはあるんだ、っていうのかね。この時期ってもうインディーズが盛り上がっていた頃だからメジャーに拘らなけりゃ何でも出来たんだろうけど、そこが世間的影響度を見なけりゃ意味ないっていうスタンスでね、インディーズよりももっとハードルの高い戦いだったんだろうな、なんて今なら思ってしまう。売れりゃいいじゃんっていうんでもなかっただけまだピュアだったのかな、東芝も。結局「カバーズ」ってオリコン一位取ったみたいだし。
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