Crawler - Crawler
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Crawler - 毒牙 (1970)

Best of Live and Burning
Snake Rattle & Roll
知る人ぞ知る…とまでは言わないけど、結構ニッチなギタリストがいてね、しかも玄人ミュージシャン的にメジャーなところを渡り歩いているのにそんなに知られてないし名も上がってこないというような人がGeoff Whitehornという人だ。何故にここでの登場かと言うとですね、先のIfと言うバンドの後期にギタリストで参加していて、その後今回のテーマのCrawlerにも参加するんですが、ちなみにその後にはProcol Harumに参加したりThe Whoの四重人格ツアーに参加したりしていて、その他もBad CompanyやKevin AyersやRoger Waters、Paul Rodgersなどなど、大物メジャー級ばっかでしょ?それも面白いのはバンドが終わりかけたような頃に参加していたり、地味になってからの参加だったりするから職人芸なんだろう、ってことで目立たないギタリストなんだ。
今回のCrawlerについても知られているようにBack Street Crawlerというポール・コソフのバンドでコソフ没後に残ったメンバーがかろうじて継続したバンドがCrawlerで、そのギタリストの座に収まったのがGeoff Whitehornってワケです。アルバムは1977年に「毒牙」をリリースして続いて1978年にセカンドアルバム「Snake Rattle & Roll」が出てる。正直言って何もピンと来るものがないくらいに平凡なロックアルバムで、なかなか特筆点が見い出せないのが苦しい(笑)。Geoff Whitehornのギターはさすがにマルチに対応するかのように器用な側面が聴けるけど、バンドの中核を成すサウンドでもないし、曲に合わせた巧いギタリストのプレイ。それよりも多分ボーカルのTerry Wilson-Slesserが頑張っているんかな、と。音的にはハードロック的なイメージを持たれつつも実は結構黒っぽいノリを重視した側面もあったりややレイドバックしたアメリカな雰囲気を持ち込んでるってトコか。結構好み分かれる所だな、こういう音は。
「毒牙」でもポール・コソフが弾いていたら…どの曲にももっと哀愁やソウルが詰め込まれたんじゃなかろうか?なんて勝手に想像してしまうけど、曲自体は悪くない。悪くないけどインパクトが弱いからどうしてもB級的な印象が強まってしまう。更に時代は1977年っていう旧来然としたハードロックに準ずる音なんて一切がぶち壊されてきた頃なのでどうしてもパワー不足は否めないか。でもね、一曲目とか結構かっこ良く決まってるよ♪

しかしジャケット見るとホワイトスネイクみたいな誤解を受けるんだろうなぁ…。こっちのが先なのに。ちなみに聴くだけなら2 in 1の「Crawler/Snake Rattle and Roll」がお得♪




知る人ぞ知る…とまでは言わないけど、結構ニッチなギタリストがいてね、しかも玄人ミュージシャン的にメジャーなところを渡り歩いているのにそんなに知られてないし名も上がってこないというような人がGeoff Whitehornという人だ。何故にここでの登場かと言うとですね、先のIfと言うバンドの後期にギタリストで参加していて、その後今回のテーマのCrawlerにも参加するんですが、ちなみにその後にはProcol Harumに参加したりThe Whoの四重人格ツアーに参加したりしていて、その他もBad CompanyやKevin AyersやRoger Waters、Paul Rodgersなどなど、大物メジャー級ばっかでしょ?それも面白いのはバンドが終わりかけたような頃に参加していたり、地味になってからの参加だったりするから職人芸なんだろう、ってことで目立たないギタリストなんだ。
今回のCrawlerについても知られているようにBack Street Crawlerというポール・コソフのバンドでコソフ没後に残ったメンバーがかろうじて継続したバンドがCrawlerで、そのギタリストの座に収まったのがGeoff Whitehornってワケです。アルバムは1977年に「毒牙」をリリースして続いて1978年にセカンドアルバム「Snake Rattle & Roll」が出てる。正直言って何もピンと来るものがないくらいに平凡なロックアルバムで、なかなか特筆点が見い出せないのが苦しい(笑)。Geoff Whitehornのギターはさすがにマルチに対応するかのように器用な側面が聴けるけど、バンドの中核を成すサウンドでもないし、曲に合わせた巧いギタリストのプレイ。それよりも多分ボーカルのTerry Wilson-Slesserが頑張っているんかな、と。音的にはハードロック的なイメージを持たれつつも実は結構黒っぽいノリを重視した側面もあったりややレイドバックしたアメリカな雰囲気を持ち込んでるってトコか。結構好み分かれる所だな、こういう音は。
「毒牙」でもポール・コソフが弾いていたら…どの曲にももっと哀愁やソウルが詰め込まれたんじゃなかろうか?なんて勝手に想像してしまうけど、曲自体は悪くない。悪くないけどインパクトが弱いからどうしてもB級的な印象が強まってしまう。更に時代は1977年っていう旧来然としたハードロックに準ずる音なんて一切がぶち壊されてきた頃なのでどうしてもパワー不足は否めないか。でもね、一曲目とか結構かっこ良く決まってるよ♪

しかしジャケット見るとホワイトスネイクみたいな誤解を受けるんだろうなぁ…。こっちのが先なのに。ちなみに聴くだけなら2 in 1の「Crawler/Snake Rattle and Roll」がお得♪
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