Keith Christmas - Brighter Day

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Keith Christmas - Brighter Day (1974)
Brighter Day (Reis) Timeless & Strange: Selected Tracks 1969-1971
Brighter Day - Keith Christmas Brighter Day Timeless & Strange - Selected Tracks (1969-1971) - Keith Christmas Timeless & Strange

 マンティコアレーベルに移籍してきてピート・シンフィールドとグレッグ・レイクによるプロデュース作品という売り文句により名を馳せた?かもしれない人もいる。ちょっと前にこのブログで取り上げていたエスペラントっつうバンドがあったんだけどさ、その「死の舞踏」でのボーカルを務めていたのがキース・クリスマス。元々は英国フォークのシンガーとして知られていたようだが、なかなか売れなかったんだろう。って言っても来歴を見るとDavid Bowieの「Space Oddity」にギタリストとして参加しているので相当なプロフェッショナルな人だったんだろうという影の率役者。

 1974年にリリースされた4枚目のソロ作品「Brighter Day (Reis)」がマンティコアレーベル在籍のものだが、プロデュースは先のピート・シンフィールドとグレッグ・レイク、参加メンバーとしてイアン・ウォルラスやメル・コリンズというクリムゾン組がいるのも面白い。このあたりの交流関係はそれぞれのアルバムにいくつかクレジットで見受けられていくので英国ロックのお仕事は深いものなのだ。

 そのキース・クリスマスの「Brighter Day (Reis)」だが、最初に聴いて驚くのがどういうワケだか、えらくファンキーな黒いノリを実現した曲からスタートしている。何だこりゃ?と思うような曲にややびっくり。ただし時代的には1974年、David Bowieがファンキーなモノを目指したのが1975年なのでやや早めに時代を先取った感性だったのかもしれない。最もEsperanto時代にその傾向は出ていた気もするが…。ただ、そんなにファンキーなノリっつうのは曲数的には多くはないので、元々のフォーキーな曲が散りばめられているのは嬉しい。やっぱね、フォーキーで歌い上げていると思い切り英国産な音世界なので安心するんだよね。



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フレ
Posted byフレ

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