Banco - Banco
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Banco - Banco (1975)

マンティコアレーベルの貢献と言えばPFMとBancoを世界に送り出した実績と言うべきか。どちらのバンドもその貢献がなければ世界に出てこなかったバンドなのかもしれない…ってそれは多分ないだろうけど(笑)。今じゃ逆にどちらのバンドも世界進出のきっかけとなったアルバム以前の、オリジナルなイタリア語によるイタリアでのレコードが容易に入手できてしまうので、音の差を簡単に聴けるんだけど、前はそんなの入手するの大変だったから、やっぱり名前を知るには良いきっかけだったもんね。英語版ってさ。
1975年Bancoの「Banco」という世界メジャー最初のアルバム、実質は初期三枚のベスト盤に近い英語バージョンってことで、悪いアルバムになるはずがない自信の世界進出アルバムとも云える。あちこちのレビューなんぞを読んでいるとイタリア語がマッチしたバンドだったが故に英語版での迫力の無さが残念だ、と言うような旨を書かれていることが多いし、多分実際そうなんだろう。そこまで深くBancoにハマったことがないのであまり感じないことではあるが、そりゃオリジナルがイタリア語だったらそういう話になるのも当然。ところが最初がこの英語版だったので全然違和感もなく、逆にこういうもんだという認識してしまっているアルバムでした。
音の中身はプログレッシブロックと呼ばれるに相応しい作品で、アコースティックな音色に加えて不思議な音がいくつも入っている曲も多く、実にバリエーションに富んだ創作的なアルバムで、英国ではあまり聴かれないタイプの曲という印象だ。実はオリジナルのイタリア盤とはアレンジが異なっているものが多いらしいけど、バンド側も二度目の録音だったら同じようにはしないだろうとは思う。さすがにイタリアンな雄大さやカンタトゥーレの雰囲気が飛び出してくるあたりなどは英米では考えられない展開だし、だからこそ面白く聴こえる。凄いな。


マンティコアレーベルの貢献と言えばPFMとBancoを世界に送り出した実績と言うべきか。どちらのバンドもその貢献がなければ世界に出てこなかったバンドなのかもしれない…ってそれは多分ないだろうけど(笑)。今じゃ逆にどちらのバンドも世界進出のきっかけとなったアルバム以前の、オリジナルなイタリア語によるイタリアでのレコードが容易に入手できてしまうので、音の差を簡単に聴けるんだけど、前はそんなの入手するの大変だったから、やっぱり名前を知るには良いきっかけだったもんね。英語版ってさ。
1975年Bancoの「Banco」という世界メジャー最初のアルバム、実質は初期三枚のベスト盤に近い英語バージョンってことで、悪いアルバムになるはずがない自信の世界進出アルバムとも云える。あちこちのレビューなんぞを読んでいるとイタリア語がマッチしたバンドだったが故に英語版での迫力の無さが残念だ、と言うような旨を書かれていることが多いし、多分実際そうなんだろう。そこまで深くBancoにハマったことがないのであまり感じないことではあるが、そりゃオリジナルがイタリア語だったらそういう話になるのも当然。ところが最初がこの英語版だったので全然違和感もなく、逆にこういうもんだという認識してしまっているアルバムでした。
音の中身はプログレッシブロックと呼ばれるに相応しい作品で、アコースティックな音色に加えて不思議な音がいくつも入っている曲も多く、実にバリエーションに富んだ創作的なアルバムで、英国ではあまり聴かれないタイプの曲という印象だ。実はオリジナルのイタリア盤とはアレンジが異なっているものが多いらしいけど、バンド側も二度目の録音だったら同じようにはしないだろうとは思う。さすがにイタリアンな雄大さやカンタトゥーレの雰囲気が飛び出してくるあたりなどは英米では考えられない展開だし、だからこそ面白く聴こえる。凄いな。
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