Soft Machine - Alive and Well
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Soft Machine - Alive and Well (1978)

Alive and Well
Bundles
カール・ジェンキンスのヒーリングミュージックでの成功は元々名を有名にしたSoft Machineから離れること20年くらいしてからの話で、その間には色々あったんだろうなぁと思わせるものがあるが…。一方では最近Soft MachineのHarvest時代の作品がデラックスに再発されたこともあってその時期のものが見直されている風潮もあるので良いかな、ってことで自分でもほとんど聴くことのなかったSoft MAchineのHarvest時代です。
1978年にリリースされた「Alive and Well」が、何と2枚組ボーナストラック未発表曲も含めて加えてリリースされたようだ。元々の中身も1977年のパリのライブが収められていたもので、更に1978年のライブも追加されていたりするようで、まぁ、この時期が好きなファンには嬉しいリリースだろう。自分的にはSoft Machineって凄く好きな部類に入るんだけど、「バンドルズ」以降はほとんど受け付けない音だったのであまり聴いてない。よく聴けばそりゃロックな魂入りまくってるのは分かるんだけど、やっぱフュージョンって好まなかったしね。フュージョンじゃないっていう言い方もあるんだろうけど、やっぱその部類に近いワケで…。んで、この「Alive and Well」はどうかっつうとそれよりもややロック寄りになってきてはいるけど、やっぱちょっと違うイメージを持ってた。今回聴き直して、曲によりけりだけどロックなアルバム、なのかなとも思ったが。
そう言ったジャンルの話はともかく、オリジナルメンバーが誰もいなくなったSoft Machineというバンドの成れの果て、それがジョン・エサーリッジのとんでもなくフュージョンなギターをフューチャーしたライブアルバム「Alive and Well」なのかもしれない。その前にはアラン・ホールズワースだったワケだしね。ところがこのジョン・エサーリッジのギターもとんでもなく弾きまくりなのでぶっ飛ぶ。フルピッキングに近い超速弾きで明らかにシーンのクロスオーバーを意識しているし、モノにしているってトコか。ところがカール・ジェンキンスが奏でる鍵盤などは今のヒーリングミュージックに通じる音色や展開で広げられているものもあって、基本は変わってないんだなと。バンドのアンサンブルで大きく変化する部分は大きいけど、へぇ~って思ったかな。ベースとか凄いし明らかにフュージョンになってるんだが(笑)。
しかしですね、この「Alive and Well」ってライブ盤、完璧に上手くて激しくてスリリングでライブアルバムとしても凄く優れた作品なのだった。好みは別としてやっぱよく出来ているバンドだと感じるし、曲の展開などもライブの緊張感持ってるし、好みの人には堪らないでしょ。ジャケットも良いし。最近リリースされたものは聴いてないけど、これの一年後のライブが入ってるってことで…、もう解散期かと思っていたこの頃に一年後のライブがあったのも驚きだけど、どうなんだろ?それほど興味は沸かないけど気にはなる、ってトコか(笑)。




カール・ジェンキンスのヒーリングミュージックでの成功は元々名を有名にしたSoft Machineから離れること20年くらいしてからの話で、その間には色々あったんだろうなぁと思わせるものがあるが…。一方では最近Soft MachineのHarvest時代の作品がデラックスに再発されたこともあってその時期のものが見直されている風潮もあるので良いかな、ってことで自分でもほとんど聴くことのなかったSoft MAchineのHarvest時代です。
1978年にリリースされた「Alive and Well」が、何と2枚組ボーナストラック未発表曲も含めて加えてリリースされたようだ。元々の中身も1977年のパリのライブが収められていたもので、更に1978年のライブも追加されていたりするようで、まぁ、この時期が好きなファンには嬉しいリリースだろう。自分的にはSoft Machineって凄く好きな部類に入るんだけど、「バンドルズ」以降はほとんど受け付けない音だったのであまり聴いてない。よく聴けばそりゃロックな魂入りまくってるのは分かるんだけど、やっぱフュージョンって好まなかったしね。フュージョンじゃないっていう言い方もあるんだろうけど、やっぱその部類に近いワケで…。んで、この「Alive and Well」はどうかっつうとそれよりもややロック寄りになってきてはいるけど、やっぱちょっと違うイメージを持ってた。今回聴き直して、曲によりけりだけどロックなアルバム、なのかなとも思ったが。
そう言ったジャンルの話はともかく、オリジナルメンバーが誰もいなくなったSoft Machineというバンドの成れの果て、それがジョン・エサーリッジのとんでもなくフュージョンなギターをフューチャーしたライブアルバム「Alive and Well」なのかもしれない。その前にはアラン・ホールズワースだったワケだしね。ところがこのジョン・エサーリッジのギターもとんでもなく弾きまくりなのでぶっ飛ぶ。フルピッキングに近い超速弾きで明らかにシーンのクロスオーバーを意識しているし、モノにしているってトコか。ところがカール・ジェンキンスが奏でる鍵盤などは今のヒーリングミュージックに通じる音色や展開で広げられているものもあって、基本は変わってないんだなと。バンドのアンサンブルで大きく変化する部分は大きいけど、へぇ~って思ったかな。ベースとか凄いし明らかにフュージョンになってるんだが(笑)。
しかしですね、この「Alive and Well」ってライブ盤、完璧に上手くて激しくてスリリングでライブアルバムとしても凄く優れた作品なのだった。好みは別としてやっぱよく出来ているバンドだと感じるし、曲の展開などもライブの緊張感持ってるし、好みの人には堪らないでしょ。ジャケットも良いし。最近リリースされたものは聴いてないけど、これの一年後のライブが入ってるってことで…、もう解散期かと思っていたこの頃に一年後のライブがあったのも驚きだけど、どうなんだろ?それほど興味は沸かないけど気にはなる、ってトコか(笑)。
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