Rain Tree Crow - Rain Tree Crow

0 Comments
Rain Tree Crow - Rain Tree Crow (1991)
Rain Tree Crow Tin Drum

 1990年代初頭、ジャパン再結成で復活か?と騒がれた時期がありましてね。まだまだその頃もジャパンってバンドへの想い入れってのはそんなになくって、ただ8ビートギャグの…という形容詞だけが頭の中でグルグル…(笑)、いや、そんなことだけでもなくて、しっかりとジャパンってバンドの影響度とかはちゃんと把握してたと思います。それで、何がそんな話題だったかと言うと、オリジナルメンバー4人(ギタリストを除く)でレコーディング中らしい、と。へぇ~、ってな話題が少々ありましてね。

 1991年にリリースされたジャパンのオリジナルメンバー4人が集結して新たに名付けられたバンド名及びアルバムタイトルが「Rain Tree Crow」。今となってはあちこちのセッション活動にも顔を出すデヴィッド・シルビアンのソロ作の延長線上とも思える位置付けなんだろうけど、ジャパンというカテゴリの中に入れられるのかな?抹殺されるのかな?まぁ、正直に自分的には当時もやや話題になったのでリリースされてすぐに聴いたのは聴いたんですけどね…。まるで理解できなかった音です。アンビエント系ってのか、別にロックなビート(当時思っていた)でもなけりゃブルースでもないし、ニューウェイブってほどのドライブ感もないし、単なる音のコラージュと呟きみたいで、まぁ、革新的だったり評価されるカルト的な人気だったりはあると思うんだけど分からんかった。昔ジャパンでキャーキャーと言っていた少女達が「Rain Tree Crow」を聴いた時にどう思ったんだろう?やっぱりクールで素敵♪って思うのか、素直に「つまんね」ってなるのか…。「何でも良いけどデビちゃんならいい♪」ってのもいるんだろうな(笑)。

 「Rain Tree Crow」はね、かなりハイセンスでオシャレな空間系サウンド。覚えて乗るとかってのじゃないのは確かで、ぼわぁ~って聴いてて、デビシルの呟きが低音で響く心地良さを楽しむ、みたいなもん。ミック・カーンのベースとか以前ほどグリグリしてないのは曲調からして当然だけど、要所要所の音はさすがに気持ち良く感じるのも多い。ジャパン後期の「Tin Drum」を更に推し進めるとこうなるのか、っていうの線の繋がりは感じるからジャパンのメンバーってのに不思議はない。逆にデヴィッド・シルビアンのソロ作品って聴いてないからどういうのかわかんないのが中途半端なリスナーである自分にはまだまだなトコです。

 あれだけルックスで売ってたバンドが「Rain Tree Crow」になるとそんなことはもちろん無視してバンドとアルバムのイメージだけで世に出してきたと言うのも自信の表れかね。日本盤はこのジャケットの上に更に箱で包んで国内仕様にしてたな。




関連記事
フレ
Posted byフレ

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply