Depeche Mode - 101

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Depeche Mode - 101 (1989)
101 Depeche Mode: Everything Counts - Live
Violator - Depeche Mode Violator The Singles 81>85 - Depeche Mode The Singles 81>85

 インダストリアルサウンドと言うのが正しいのかどうか、1980年代当時はそんな音楽ジャンルの表現はなかったのでもちろん英国系の暗めのオシャレなサウンドみたいなのはまとめてニューウェイブって言われていたものだ。実際にはその中にも多様なジャンル分けってのが存在していたのかもしれないけど、あまり耳にすることはなかったな。なので後世になってからその発祥のバンドと言うようなルーツ漁りの中でインダストリアルサウンドの原型のひとつにデペッシュ・モードが入るんじゃないかってことなんだと勝手に推測している(笑)。

 1989年にリリースされた多分デペッシュ・モードの絶頂期を捉えたライブアルバム「101」。ライブアルバム?ってまず最初にそれで驚いた記憶がある。いや、なんかこの辺のサウンドってライブでやるものなの?意味あるの?なんて思ってたから。それは生身のロックバンドの白熱度合いに求める要素とデペッシュ・モードが奏でるサウンドが要求するものとは異なる気がしたから。ひたすらクールに冷徹に無機質にデカダンにそしてヨーロッパ的に出てくる音に生身のライブってそんなに意味あるか?ってね。ま、それでも音的に興味あったのでもちろん聴くんですよ。聴いたのはそんなに昔じゃなくてここ何年かの間です。だから凄く馴染みのあるライブアルバムってワケじゃないんですが…。

 音的にはライブだからどうってのはあまり思わなくてやっぱり完成された音を出してるんだな、っていう感じでその辺は最初に思ったライブの意味ってのがそんなに感じられなかったんだけど、不思議なことにもの凄く人間的な大らかな愛というか抱擁と言うか、安心みたいなのを感じるという(笑)。無機質とは正反対のベクトルの情熱を同居させてしまっているように感じたんだよねぇ。何だそりゃ?って話ですが。やっぱりそもそも無機質な音だろうとなんだろうと結局は人間が奏でるライブものってのは人間らしさが出るものなんだ、という当たり前の結論に落ち着くワケです。そんな堂々巡りをしながら聴いていたんだけど、とにかく徐々に徐々に染み渡ってくる楽曲の数々。凄く盛り上がるワケでもなくノリが良いワケでもなくただただひたすら陶酔する世界。こういうのに囚われる時って実際あるなぁ…、と今なんて正にそんな時だからヤバいわ(笑)。

 アートに溢れるバンドなのでどのアルバムもそうなんだけど、ジャケットが良いのも特徴的。「101」もあれ?って思う写真が貼り巡らされているんで、デペッシュ・モードの源流ってそんなトコにあるの?とか単なる趣味?とか思ってしまう♪






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フレ
Posted byフレ

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