Led Zeppelin - How The West Was Won

Led Zeppelin - How the West Was Won (2003)
How the West Was Won: Unseen Unheard Unearthed/Live at the La Forum & Long Beacharena 25 & 27 Jun 1972 永遠の詩(狂熱のライヴ)~最強盤
How the West Was Won (Live) [Remastered] - Led Zeppelin How the West Was Won The Song Remains the Same (Live) [Remastered] - Led Zeppelin The Song Remains the Same

 Led Zeppelinという飛行船を世界中に羽ばたかせた立役者でもあるジミー・ペイジも今日で67歳になるようだ。67歳って日本で考えたら…ってか世界で考えても普通にお爺ちゃんだよな。そんなお爺ちゃんに40年も前の若い頃のライブの発掘とかリマスターとかデジタルクォリティで云々とか言うのって相当無理なワガママだよな、ファンってのは。そんなのそもそももう難しいでしょ、普通に考えたらさ。ただ、そういうのを含めて色々やっちゃうというミュージシャンってのもいるワケで、ジミー・ペイジももしかしたらそんな一人かもしれない。ロバート・プラントは今でもアルバム出してツアーしてってやってるみたいだけど、それこそお爺ちゃん、大丈夫かよ?みたいなモンだ。まぁ、それがあるが故にLed Zeppelinの再結成なんてとんでもないワケよ。だって40年前の自分の声なんて出せるわけないもん。やる方が可哀想。楽器隊はね、まだいいんだけどさ。いや~、それでももうしんどいんじゃないか?

 などと色々と思うところはあるものの、やっぱりLed Zeppelinに尽きる。ジミー・ペイジ67歳を祝して…、祝すっても嬉しくもないだろうけど(笑)。Led Zeppelinってのはライブの凄さが人気の秘訣でもあったのは明白だし、もちろんスタジオ盤の緻密な曲構成や作り方なんてのも孤高の存在かもしれないが、圧倒的に野性味溢れるライブと変幻自在のライブが今でも多くのリスナーを捉えて話さない。その人気は世界中同じの様子で、ジミー・ペイジ他メンバーもしっかりと認識しているようだ。だから故に「How the West Was Won 」という驚くべきライブアルバムが制作され、また空前のLed Zeppelinブームをも巻き起こしてもいた。当時ね、そんな感じだったんですよ。「How the West Was Won 」というライブアルバムだけでも驚愕したのに、更に同時進行で「レッドツェッペリン DVD」という2枚組のボリュームで未発表映像がてんこ盛りになったものまで出してきたんだから、そりゃ寝た子を起こす騒ぎになりますわな。寝た子どころか渇望していた現役のファン達はもう狂喜乱舞で騒ぎまくりいち早く耳にしたかったし目にしたかったし、記憶の隅々まで染み渡らせたくてひたすら立て続けに聴いて見たものだ。ん?いや、誇張しすぎましたが…(笑)。

 2003年の夏を前にした頃、一つの騒ぎが実現した世紀のライブアルバム「How the West Was Won 」、言い換えるとLed Zeppelinとしては初のライブアルバムとなるのか。「永遠の詩(狂熱のライヴ)」は映画のサントラでしかないし、「BBC Sessions」はあくまでもラジオ放送音源のリリースになるのだから。ま、どっちでもいいんだけど、何が言いたいかっつうとジミー・ペイジが自分で思うように手を入れることの出来るライブアルバムって意味で初めてのことだったんだ、ってワケです。だからどんな音になるのか、ってのも興味深々だったしね。ま、時代性もあったから何とかっつうサウンドエンジニアに任せていたワケだが、もちろんジミー・ペイジも満足いく仕上がりだったんだろうから世に出たワケで、うん、なるほど。一聴してみると何となくレンジが狭い中に音が密集しているような濃い~サウンドで、もっと広がりがあってワイルドなサウンドと思っていた自分からするとちょっと意外。ただ、その分音のパンチとかパワーとか迫力ってのはとんでもなく分厚く迫ってくる感じでいわゆるツェッペリンの音圧ってのを生々しく聴けるのは感動的だった。

 さて、「How the West Was Won 」の中味の方はもう知られている通りでレッド・ツェッペリン最全盛期とも云える1972年6月25日のLAフォーラムと27日ロングビーチアリーナのショウから抜粋されていて、ブートレッグ市場でも人気の高い両公園、特に25日のLAフォーラムは古くから人気が高く、またその凄まじい演奏力は他に類を見ないほどのライブパフォーマンスとして語り継がれてきたものだ。一方の27日ロングビーチ公演も引けをとることのない演奏力だったものの、それまではなかなか良いソースが聴けることも少なかったため話題からはやや遠かったが一部見事な音像でライブバージョンが聞けたことからそのソースの存在は噂されていたのは事実。それがねぇ…、いきなりこんな形で思い切り世に出てくるんですよ、オフィシャルアルバムってのは。こんなに残ってるんなら毎年一枚づつでも出してってくれよ、別に50枚組でも買うからさ(笑)、と言いたくなる。

 冒頭の「L.A.Drone」からして実は大半がロングビーチ公演からのものでして…、ホントは「L.B.Drone」なんじゃないか、とか(笑)。ま、そんなのはともかく、もうね、一発目の「移民の歌」でのぶっとい音圧と全盛期のロバート・プラントの雄叫び、恐ろしくも迫力有り過ぎのボンゾのドラミング、さりげなくとんでもないベースラインをサラリと弾いてしまっているジョンジー、モチロンのことながら圧倒的な華と存在感を示しながら更にライブでしか聞けないギターソロまでも組み込んだ「移民の歌」、そしてもちろんこの後は間髪入れずに「Heartbreaker」ってのも1971年のBBCライブを聴きまくった耳には全然普通に入ってくるメドレー。一体どんだけギター弾いたらこんなに熱く弾けるんだ?熱いってのはちょっと違うけど、ひたむきなギタープレイを聴けるし、かと言ってギタリスト的な感覚だけではあり得ない曲の構成力、更にここでもギターソロは有名なフレーズではあるけれど、クラシカルな曲までもがジミー・ペイジのギターから奏でられる…これもライブならではの技。リュート組曲の場合もあるし結構色々と弾かれているのも実情だがどれもこれも普通に聴いてるだけじゃ弾けないからやっぱ気になってギターで弾いてみるんだろうなぁ。

 な~んて、いつものようにLed Zeppelinに限って言えば多分相当量の文章を書いてしまうのはご愛嬌。なのでやや軽めに…(笑)。んでもさ、正に凄いとしか言いようのないセットリストで構成されていて初期から中期にかけてのLed Zeppelinはこれで完璧と言わんばかり。更にアンコール後には「The Ocean」までもが聴けて、更に、更にだな、実はもの凄く演奏回数の少ない「Bring It On Home」が最後に登場するなんつうのもアメリカの夢。

 そしてアルバムタイトルが「How the West Was Won」=どうやって西側が勝ったんだ?西側ってのは表現悪いか…、ウェストコースト側って言い方がいいのかな。1973年の「永遠の詩(狂熱のライヴ)」ではニューヨークのMSGでのショウを記録していたワケだからこれはイーストコーストだよな、それに対してのウェストコーストってことかね?そういえばタイトルの意味まで深追いしてなかった…。このライブアルバムに入っているのがL.Aとロングビーチなんだから西側…、テープを聴いてジミー・ペイジがそう思ったんだろうかね?まぁ、Led Zeppelinのライブのほぼ全部を聴いた中でもNYよりもLAの方が圧倒的に良いライブが多いのは事実だけどさ。それって、ヤクの質?いやいや…、まぁ、そういうこともあるかもしれんね(笑)。





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Comment

[6340] いつも・・・

熱いっすねぇー

これに比べると、今晩のおかずの"Little Village"のなんと生あったかいことか。。。 (笑

そういやこのアルバム、どこかのHDDに落としてたんだっけ。。。
探してみよ。

一夜明け。ありました。
いきなり始まってしまった。んで、高校一年に退行 (笑

[6342] >zaganさん

いやいや、温かいものも生ぬるいものも熱いものも冷たいものもロックですからww
でも、Zepのライブは格別ですねぇ・・・。

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