Hank Mobley - Dippin'

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Hank Mobley - ディッピン (1965)
ディッピン Soul Station (Bonus CD) [12 inch Analog]
Dippin' (2005 Remaster) - Hank Mobley Dippin' Soul Station (The Rudy Van Gelder Edition Remastered) - Hank Mobley Soul Station

 ハードバップなジャズはやっぱりジャズらしくてしかも思い切りノリが良く気持ち良いのでやっぱり好みだ。ロック好きな輩には入りやすいトコロじゃないかなと思う。そんな自分が若い頃にジャズってかっこいいな、って普通に思えてしまったのがハードバップなだけでなく凄く清々しいというか汗かいてるけどスカッとしてるっつうかね、そんな爽快な印象だったので何度も聴いていた作品が本日のハンク・モブレーの「ディッピン」という作品です。1965年にブルーノートから出てきた作品なのでやや遅めの印象はあるんだけど、後追いで聴く人間からしたらもうどれも同じ土俵だし、目立つものは目立つ。

 ハンク・モブレーって人はテナーサックスなので「ディッピン」でも花形なんだけど、それよりも後に評価が高まったのはトランペットのリー・モーガンだったりして、ジャズ界のセッションはその場で食うか食われるかみたいな世界なことがアリアリと出てしまっている。別にハンク・モブレーだって悪いワケじゃないし、もちろん熱演のおかげで売れたってのもあるだろうしさ。でもまだ当時は売れるとか売れないっていうのを気にするよりもひたすら熱演をどれだけレコードに収めるかっていうのが先だった気がするけど。じゃなきゃブルーノートにあんだけ良い作品集まらないでしょ。集まらないっつうかそうやって作ってるんだけど。このね、ブルーノートの歴史とか熱意とかってもの凄かったみたいでさ。その辺の歴史もこれまた面白かったりします♪

 さて、「ディッピン」に戻すと、冒頭はホントに気持ちの良いノリでスカッと爽快に聴けるし、その後にはボサノバをモチーフにした展開が聴かれてくるので面白い。ロックでもボサノバ風ってあるけど、ジャズでもそういう風にプレイしているって感じ。その後もハードバップが繰り広げられていくので、多分50年代のジャズが大好きなハンク・モブレーがそのままプレイしたってところなんだろうな。ロックの世界と同じですね、そういうピュアな気持ちでのプレイってのは。しかし心地良い。この年末の押し迫った中でも熱さがヒシヒシと伝わってくる、ある意味頑張れソングに近い感覚で聴けるから気分転換にも良かったかな。



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フレ
Posted byフレ

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