Miles Davis - Kind of Blue

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Miles Davis - Kind of Blue (1957)
カインド・オブ・ブルー Kind of Blue: 50th Anniversary Legacy Edition
Kind Of Blue - Miles Davis Kind Of Blue So What - Miles Davis So What

 ジャズの帝王と言えばマイルス・デイヴィス。才能のあるジャズメンを多数輩出したことでもマイルス・デイヴィスの若手を探し当てる才能は光っていたが、その音楽性の探究心もこれまた欲深いもので、年代によってかなり方向性の異なるジャズ…というのか音楽をプレイしているので、迂闊にジャズ入門ってことでマイルス・デイヴィスのアルバムを買ってきても結構とまどうことも多いだろう。なので大体名盤から入ることになるのだが…。

 1959年に録音されたマイルス・デイヴィスの歴史的名盤のひとつに数えられる「Kind of Blue」。名盤と語られているんだけど、しっかりと実験的な取り組みをしている作品らしくて、この後に語り草ともなるモード奏法を試みた名曲「So What」がその代表。凄く単純なリフでちょっと憂いのあるフレーズで展開していくんだけど、マイルス・デイヴィスのトランペットからジョン・コルトレーンのテナー・サックスへと移り、そのコルトレーンのサックスがこれまた良いんだな。その後にはキャノンボール・アダレイへのアルトサックスへと流れるんだが、圧倒的にコルトレーンの存在感が高い。ただ、まぁアルバム全編を聴いていくと当然ながらマイルス・デイヴィスのリーダー格が他の人とは全然違う次元にいるんだなってのもわかっちゃうんだけど(笑)。ビル・エヴァンスのピアノも憂いがあって頼もしいし、このモードジャズっていうのが好みなスケールなんだな、多分。

 「Kind of Blue」はハードにグルーブするジャズではなくて、しっとりと聴かせるジャズな音でしてね、こういう音こそ疲れた時に心地良くアルコールが進む…進んでたら意味ないのだが(笑)、そんな心地良さが漂う名盤。昔から好きだったのでこれもまたアナログでのリスニング♪ ゴージャスにJBLでガツンと聴いていたい一枚だな。「Kind of Blue: 50th Anniversary Legacy Edition」もレガシー・エディションやら何やらと色々出ているのでおまけの曲も楽しめるらしいけど、まぁ、普通盤でいいかな。何か聴いてると大人になった気がするジャズの名盤、っていう感じがするわ(笑)。




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フレ
Posted byフレ

Comments 3

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風呂井戸*floyd  

 いや~~名盤中の名盤の登場ですね。いろいろの盤がありますが、私は最終的には COLUMBIA のSACD盤に落ち着いています。これはStereo Multi-ch盤です。マスター・テープがきちんとあれば良い盤が出てきますね。

2010/12/20 (Mon) 10:49 | EDIT | REPLY |   
zagan  
これぞっ!

自分にとって、jazzっていう言葉からイメージされる音の代表がこのアルバムなんですよ。

2010/12/20 (Mon) 22:03 | EDIT | REPLY |   
フレ  
帝王マイルス!

>風呂井戸*floydさん
何か色々な盤が出ているみたいですね。追いかける気はないんですけど気にはしてます(笑)。

>zaganさん
結構ディープな音ですが!?自分はジャズっつうとハードバップかスウィングですかねぇ…、一般的ですが…。

2010/12/23 (Thu) 22:45 | EDIT | REPLY |   

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